雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったが、短い時間ながらもひとけのない田舎らしさの漂うスフレンハイムでは陶器の買い物と教会内の陶器製のクリッペを楽しむことが出来たし、ストラスブールではそれなりに時間を取ってクリスマスマーケットを巡ること... 続きを読むが出来た。ドイツ在住なのでドイツのクリスマスマーケットは良く見知っているが、やはりアルザス地方のマーケットは特に屋台の食べ物等でドイツとは似て非なる部分があって興味深かった。特にクレープ屋ではクレープに加えてガレットもメニューに載っていて早速注文して舌鼓を打った。当日は交通渋滞もなく、バスの走行も順調で予定通りにフランクフルトに戻ってこれたが、ストラスブール市内では黄色いベストのデモ隊に遭遇して少々催涙ガスの洗礼を受けたりして、ちょっとヒヤッとする場面もあった。ガイドさんの機転で大事にはならずに済んだが、本ツアーから戻った3日後にまさに我々が歩き回った市内の中心部でテロが起こり、ニアミスだったなと後から肝を冷やす羽目になった。でもそれだから逆により印象に残る一日ツアーともなったと思う。強いて言えば、ストラスブール離団が可能だったならば、夜により美しくなるクリスマスの装飾照明をもっと楽しめたのにと感じた。
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