ムラーノ島の歴史は古く、452年にベネチア本土にあるアルティーノという町が、アッティラ王率いる蛮族の侵攻によって町は破壊されました。アルティーノの住人はこのためヴェネタ潟の小さな島に避難したのが島の起こりとなっています。ベネチアに編入される12世紀までは自治権を持ち、独自通貨などで生活していました。13世紀になると、ベネチア本島からガラス製造工場が移され、ベネチアンガラスの産地として発展しました。
ムラーノ島の見どころは、ベネチアンガラスです。今でもムラーノ島では多くの工房が軒を連ねていて、豊かな伝統を受け継いでいます。ムラーノ・ガラス美術館ではベネチアンガラスを作る工程を見ることができ、また購入することもできます。ガラス製造の建物は、古代ローマ貴族がゴシック様式建築で建てた邸宅であり、トルチェッロの司教の邸宅でもありました。また、ムラーノ島内にあるサン・ピエトロマルティーレ教会には、パオロ・ヴェロネーゼとジョヴァンニ・ベッリーニの画があるのでおすすめです。
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ムラーノ島 (観光情報) | ヴェネツィア観光| VELTRA(ベルトラ)
ムラーノ島はイタリア・ベネチアの本島から北東にあり、マラニ運河に沿って位置します。ベネチア本島からは、水上バスに乗って15分ほどで到着することができます。島は、7つの小さな島で構成されていて、人口は約6000人ほどの小さな島です。この島に観光客が訪れる理由は、世界的に有名なベネチアン・グラスの産地だからです。島内には、ムラーノ・ガラス美術館やガラスのオブジェが飾ってありおみやげ屋さんも多数あります。