宮古神社は由来記によると1590年(天正18年)、沖縄本島の波上宮より熊野三神を勧請して創建された神社です。1611年(慶長16年)には薩摩藩の先島地検により、以後は公費で管理されました。1925年(大正14年)には豊見親二柱を祭る町社の宮古神社が創建され、1944年(昭和19年)には二つの神社をあわせて、宮古神社へと遷移され、町社から県社へと昇格されました。2010年(平成22年)に西里5番地に新社殿が完成し、遷座祭が行われました。
宮古神社は宮古島唯一で、日本最南端にある神社です。熊野三神と地元宮古の豊見親三神をお祀りしています。毎月1日と15日には「月次祭」が行われ、宮古島夏祭りや七五三などの年間行事も多数催されています。2010年に完成したばかりの新社殿は、南国沖縄らしい赤瓦の社殿で、本土の神社とはまた違うエキゾチックな雰囲気があります。周辺は道路が狭いので、お車の場合は市役所の駐車場などを利用して、神社へは徒歩で行かれるほうがおすすめです。
ガイドさんは朗らかな方で、島の歴史などをじっくりお話してくださいました。訪れた日が旧暦1/16でしたので、普段と異なる風景を目にする機会となりました。あっという間に時間が過ぎて、終了時刻をオーバーしましたが、参加して良かったです。