池間島の北東沖にある珊瑚礁の森、大きく8つの干瀬があることから八重干瀬と呼ばれています。100以上のサンゴ礁からなっています。春から夏にかけては低潮時に磯が顔を出すため「幻の大陸」とも呼ばれています。2013年は天然記念物に認定されました。総面積は宮古島に匹敵するほどの大きさです。春夏には1日何百人の観光客が来る為、2004年には平良市と宮古観光協会から「観光振興と環境保全のガイドライン」が出来ました。近年では、八重干瀬まつりというイベントが開催され、数多くの観光客でにぎわっています。また八重干瀬はサンゴの群生地としても知られており、好漁場であることも知られています。八重干瀬の由来はいくつもの説があり、8つの干瀬からなるからですとか、干瀬が何重にも重なっているからなど様々な物があります。八重干瀬にある礁は、人体の各部分や動物な現地にゆかりのある名前がついています。
見どころ
日本とは思えないほどサンゴ礁の美しい海です。スノーケルやスキューバーダイビングを楽しむのに最適な場所です。ウミガメやエイ、色とりどりの魚たちと一緒に泳ぐ事が出来、まるで竜宮城にいるかのような楽園です。ここへ来ると決めたなら必ず水中カメラを持参しましょう。写真集やTVでしか見たことのない世界が目の前に現れます。サンゴ礁には漁師さん達によって地形や海産物にちなんで様々な名前が付けられ130種類以上あるそうです。名前を一つ覚えて帰るのも良いですね。