サンフランシスコ近代美術館は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州、サンフランシスコにある非営利組織の美術館です。国際的に認識された近代美術のコレクションを所蔵しており、20世紀の美術のみに焦点を当てた西海岸で最初の美術館です。現在、美術館には29000点の絵画、彫刻、写真、建築、デザイン、メディアアートの作品があります。
歴史
サンフランシスコ近代美術館は、ディレクターのグレース・モーリーのもと、1935年に設立されました。最初の60年間は、シビックセンターにある戦争記念パフォーミングアートセンターの4階で、コレクションの展示を行っていました。アルバート・ベンダーからのギフトである36点の絵画が、常設展示となっていました。ベンダーは、その生涯に落ちて1100点のコレクションを、博物館に寄贈しています。
見どころ
サンフランシスコ近代美術館の見どころは、収集されている20世紀の近代美術のコレクションです。ハイライトとなっている展示作品は、リチャード・ディーベンコーンの絵画のオーシャンパーク、ルイーズ・ブルジョアのネスト、ディエゴ・リベラのフラワー・キャリアー、フリーダ・カロのフリーダとディエゴ・リベラなどがあります。その他にも、アンディー・ウォーホールの6つの自画像、ウィリアム・ウィグルストンのメンフィス、クリスチャン・マークレーのビデオカルテットなども展示されています。日本の芸術家では、吉岡徳仁のハニー・ポップ・チェアーがあります。