【2022年夏】地方密着が魅力!夏休みは一味違った「観光以上の旅」をしよう image

【2022年夏】地方密着が魅力!夏休みは一味違った「観光以上の旅」をしよう

あと1ヶ月ちょっとすると夏休みですね。

やっと再開できそうな「旅」ですが、今回私がご紹介するのは「観光スポットに行ってホテルに宿泊する」といった旅行スタイルではなく、「地域の人と関われて、その土地の魅力を目一杯堪能できる旅」というニッチなスタイルです。

「旅行はしたいけどお金がないから…」と思っている人にもぜひ見てほしい!お金をかけずに楽しむことができるのです!

いつもとはちょっと変わった夏休みの思い出を作ってみませんか。私が実際に体験した普通の旅行では味わうことができないディープな旅プランをご紹介します。

日本のベネチア!?京都・伊根町で「おてつたび」

京都と言えば、お寺や神社のイメージではありませんか。実は、京都の魅力はそれだけではないのです。京都市内から高速を使って車で約2時間の場所に位置する「伊根町」をご存じですか。京都には日本海に面した場所もあり、とてもきれいな日本海を眺めながらゆったりと過ごせる場所があるのです。

伊根町とはどんなところ?

伊根町は 「伊根の舟屋」 で有名です。伊根湾沿いには、いくつもの舟屋が立ち並んでいます。これらの舟屋は伝統的建造物になっており、舟屋が立ち並ぶ地区は「 重要伝統的建造物群保存地区 」にも選定されています。そのため観光名所となっているのですが、あまり知られていないこともあるため、穴場の観光スポットです。

伊根町までの交通手段

移動手段としては 車がおすすめ です。バス、電車などの公共交通機関を使って行くのであれば、天橋立駅で一度乗り換えが必要になります。

電車の場合は、京都駅から天橋立駅まで約2時間、大阪駅から天橋立駅までは約2時間半かかります。京都からだと、京都丹後鉄道で天橋立駅まで1本で行くことのできる電車が通っています。

バスの場合は、京都駅から天橋立駅または大阪駅から天橋立駅まで高速バスが出ています。

そして天橋立駅に着いたら、路線バスに乗り換えて伊根町を目指します。移動時間は約1時間ほどです。

おてつたびとは?

そんな歴史深い伊根町に私が行くきっかけとなったのが「おてつたび」というサイトでの募集を見たことです。

「おてつたび」とは、 地域の魅力を発信したかったり、人手不足で悩んでいたりする各地域の方 と、 旅感覚で知らない土地を訪れ、お手伝いを通して地域に溶け込みたいと思う人 を繋いでくれるものです。農家や旅館、カフェなど、いろんな業界のから募集がされています。いろいろな募集がされているため、自分の興味にある場所や仕事を探してみるといいでしょう。

伊根町でのおてつたび

いくつもある地域の中から私が興味を持った理由は、募集ページの写真を見て、「 京都にこんな素敵な場所があるの!? 」と強く感じたことです。滞在期間は移動日を含めて10日ほど、伊根町にある舟屋日和「I NE CAFE」というカフェで働くことになりました。

オーナーさんに天橋立駅まで迎えにきてもらい、翌日から働く場所や宿泊場所の案内などをしてもらいました。休みの日は2日あり、それ以外は10:00〜17:00でカフェで働きました。仕事の日も朝が遅かったため、出勤前に散歩をしてゆったり過ごすことができました。働いている方々はいい方ばかりでした。現地の方と話す時間もあり、楽しく過ごせると思います。

おてつたびの期間で過ごした「伊根町」のおすすめスポットを以下で紹介します。

おすすめスポット

おてつたびとして行ったので、車はありませんでした。ただ、電動自転車を貸してくださったので、徒歩・自転車・バスで行くことのできた伊根町周辺のスポットを紹介します。

舟屋日和「INE CAFE」

私が働いたカフェです。2階の席では海を一望できます。海を見ながらカフェができるとあって、大型連休の際には多くの人が順番待ちをするほどでした。1階にはウッドデッキもあるため、天気の良い日はウッドデッキで座りながらコーヒーやアイスクリームをいただくのもおすすめです。

新井の田んぼ

舟屋が多く立ち並ぶ場所から徒歩で50分、車で10分足らずのところにあります。棚田とその奥に日本海が広がっており、素敵な景色を見ることができます。

経ヶ岬灯台

舟屋が立ち並ぶ場所から車で30分程度の場所にあります。また、バスも出ています。ただし本数は1日に4本程度と少ないため、往復のバスの時間を事前に調べてからおでかけください。灯台までは軽いハイキングのようで、少し体を動かしたい人におすすめです。灯台までに行く道や景色が個人的には好きでした。

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広島・尾道のゲストハウスでヘルパー滞在

今回ご紹介する尾道は、 瀬戸内海 に面しており、JR山陽本線で広島駅から1時間30分、岡山駅から1時間15分ほどのところに位置します。 古くから残る商店街通りや千光寺などの歴史 がありながら、「 しまなみ海道 」と呼ばれる愛媛県今治市までを島々にかかった7つの橋がつなぐ海の道があり、 人気を集めているスポット です。

ペルパー滞在って?

ヘルパーとは、 宿泊を無料 でさせてもらう代わりに、 ゲストハウス内の掃除などを週に4日3~4時間ほど行う というものです。日本全国にゲストハウスが多くありますので、気になるゲストハウスがヘルパー募集をしているかどうかはホームページで調べる必要があります。時期によってはヘルパーが既にいるなどありますので、連絡を取ってみるのが良いと思います。

尾道には、 古民家を改装した風情あるゲストハウス が存在します。私がヘルパーとしてお世話になったのは、商店街通りにある「 あなごのねどこ 」と呼ばれるゲストハウスです。姉妹店の「 みはらし亭 」もヘルパーを募集していますよ!

ヘルパー滞在での主なお仕事

仕事の内容は主に、 併設されるカフェの掃除、朝ごはんの準備の手伝い、ゲストの部屋や共有スペースの掃除 です。時間は8:00〜13:00までとなっていますが、ゲストの人数などで、遅めに始まったり、早めに終わったりします。

仕事後は、 自分の好きなことができます 。商店街を巡ったり、お寺めぐりをしたりと 尾道散策 を楽しむことができます。また、ゲストのチェックイン16時以降になるので、 来られたゲストの人とお話し するのもヘルパー滞在ならではの楽しみですね。

仕事がない日の過ごし方

週に4日ほどが仕事の日で、それ以外は1日自由な日が3日ほどあります。 半日では行くことのできない場所に行くのがおすすめです。 また、週によっては、2日連続でお休みの時もありますので、1泊2日でプチ旅行をするのも良いでしょう。尾道から行くことのでいる日帰りスポットを紹介いたします。

尾道から行けるおすすめ日帰りスポット

  • 大久野島
  • 原爆ドーム(広島市内)
  • 未来心の丘(生口島)

大久野島

大久野島は、 うさぎの島 とも呼ばれています。島の至る所に野生のウサギがたくさんいます。 動物好きにはたまらない 場所です!大久野島までは、尾道駅から忠海駅まで電車で向かい、忠海港からフェリーで行くことが出来ます。島を一周するには 徒歩40〜50分 ほどです。レンタサイクルもあるので自転車を借りても良いでしょう。日帰りで十分楽しむことができます。また、宿泊施設である 休暇村やキャンプ施設 もあるため、島に泊まることもできます。

原爆ドーム

日本人なら 一生に一度は行くべき 場所だと思います。数年前にリニューアルされているので、リニューアル後にまだ行ったことのない方は行ってみてもいいでしょう。また、せっかく広島市内に来たのであれば、 広島風お好み焼きを食べたり、平和記念公園をお散歩したりと、広島市内を観光 してみて下さい。

未来心の丘

しまなみ海道の通り道の島の一つである 生口島 にあります。有名な彫刻家が年月をかけてつくった 白大理石の丘 です。その丘を登ると瀬戸内海を一望することもできます。入場料が大人1,400円ですが、行く価値はありそうですね。

▶︎ 尾道・しまなみ海道のイチオシ現地ツアーをみる

いつもと違う旅で一生の思い出を

普段とは違った旅をすることで、 きっと忘れられない思い出になるはず! 夏休みにまとまったお休みのある方は、ぜひ今回ご紹介した旅をしてみてはいかがですか。「いろんな場所に旅行に行きたいけど、お金が・・・」と感じている学生さんなどにもぜひおすすめしたいです。

普通の旅行では味わうことのできない旅をすることができると思います。この記事を読んで「面白そう!」と感じた人は、サイトも載せていますので、ぜひ詳しく調べてみてください。

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