カメラ好きママが教える！カメラの設定を覚えよう～シャッタースピードとホワイトバランスとは？～
カメラの設定の中でもシャッタースピードやホワイトバランスはあまり調節しない方が多いかもしれません。一体どんな時に設定が必要なのでしょうか。写真がどのように変わるの？そんな疑問にお応えしましょう。
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道具(難度) ■■■
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■■少しずつ設定をマニュアルでやってみよう
動きのあるものを写す時、動いている被写体がまるで止まっているように撮影されている写真を見たことがあるでしょう。また、明るい場所なのにちょっとブラウンがかったようなニュアンスのある写真も。これも全て一眼レフカメラの設定による撮影によるものです。
カメラに任せたオートモードはかんたん・キレイに写せますが、自分の見たままの写真や、個性を活かした写真にするには、カメラ任せにしないマニュアルの設定をすると叶いますよ。 でき上がった写真もぐんと上達するでしょう。
シャッタースピードとホワイトバランスとはどんな機能なのか、ご紹介しましょう。
シャッタースピードとは？
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間 のことを言います。スピードの表現としては 1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒 のように表します。
シャッタースピードが早ければ動いているものが止まっているかのようにピントが合い、撮影ができます。逆にシャッタースピードが遅ければ、手振れしぶれた写真になります。
シャッタースピードが早ければ、動いているものを一瞬でとらえて納めるので、止まっているかのような撮影が可能 です。 シャッタースピードが遅ければ、動いている人はブレてカメラにおさまります 。シャッターが開いている時間が長かったので、その間に動いているものの動きがカメラに治まってしまうからです。
どちらにもメリットがあり、シャッタースピードが早ければ止まっているように、遅ければ動きのある写真にできあがります。
シャッタースピードの設定をしたい被写体
シャッタースピードを設定して撮影すると、上手く写せる被写体としては、以下のようなものがあるでしょう。
- 風に揺れている花や木の葉っぱ
- 運動会で走るわが子
- 動きの速い犬や鳥などの動物
- 電車や車など
撮影のポイント
すごく早いスピードで動くもの： 1/8000～1/640 (8000分の1秒、640分の1秒の意味)
遅いスピードのものや早いスピードのものを流し撮り： 1/30 (30分の1秒)
早いものを幻想的に撮る(水の流れ・車のライトの動きなど)： 1/8～1秒
このような設定で写してみはいかがでしょうか。
ホワイトバランスとは？
ホワイトバランスとは、撮影するときに目で見た色合いをそのままに補正し、見たままに撮影する機能 のことです。
見たままに写したつもりでも、様々な光によって物の色合いは変化しカメラに残ります。見たままと違う、色の雰囲気が違う・・・そんな「色かぶり」を起こすときもホワイトバランスの設定を変えれば、自分のイメージ通りの撮影ができるようになります。
ホワイトバランスの設定をしたい被写体
ホワイトバランスの調整や設定をしたいときとはどんな時でしょうか。
- 暗い室内で、照明の色が干渉してしまう場合
- 夜景を撮影したとき、ほかの色合いが干渉してしまう場合
- くっきりとしたクールな色味を強調したいとき
このように、ホワイトバランスとは色合いの干渉による補正をしたいときだけではなく、表現したい写真のテーマの色合いの調節にも使うことができる機能なのです。
撮影のポイント
カメラのブランドにもよりますが、ホワイトバランスの設定は下記のようなものがあります。
- オート
- 電球
- 蛍光灯
- 晴天
- フラッシュ
- 晴天
- 晴天日陰
電球は赤みが強く暖色系、晴天は青みが強く寒色系になります。
撮影をするときは、全てのホワイトバランス設定も試してみると、違いがはっきりわかりますよ。
自分の見たままの被写体の色合いや、青みを強く・または、暖色系で仕上げたいなど、好みの写真を撮影することができるのでとても便利な設定です。
設定も少しずつ使いこなしていこう
今回は一眼レフカメラやミラーレス一眼、コンパクトデジカメにもあるシャッタースピードやホワイトバランスの設定で、何がどのように変わるのか、どのような被写体に設定すると良いのかをご紹介しました。
カメラの機能を使いこなすことで、より自分好みの写真撮影ができ、カメラを扱うことが楽しくなること間違いなし！ ぜひ、やってみましょう。
やってみよっか？
