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DIYのすすめ!初心者でもできる間仕切りの作り方

まだまだテレワークが続いている方も多いかと思いますが、仕事用のスペースはどうされていますか?リビングなどの共用スペースで仕事をされている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ホームセンターで揃えられる材料を使って簡単に間仕切りを設置する方法をご紹介しています。

 

緊急事態宣言が解除されたものの、まだまだテレワークをされている方も多いと思います。

私も引き続きテレワーク中心の生活を送っているのですが、自宅で仕事をしているとオンとオフの切り替えがむずかしいもの。部屋が複数あれば仕事用の部屋とプライベートの居住空間を分けることで気分の切り替えがしやすいと思うのですが、残念ながら私の住居の部屋は1つだけ。

というわけで、 仕事とプライベートの空間を分けて生活にメリハリをつけるべく、DIYで間仕切りを作ってみることにしました。

全くのDIY初心者+手先が不器用な私ですが、週末の2日でなかなかいい感じに作れたので、材料から作り方までご紹介して行きたいと思います。

完成したのがこちら

こちらが完成した間仕切りです。自分としてはイメージした通りのものができたと思っています。以下で、 必要な材料、作業手順 をご紹介して行きます。

必要な材料

必要な材料は主に以下の4つです。そのほかベニヤを止めるためのビスややすりも必要になります。

  • 2×4材(ツーバイフォーと読みます)
  • ベニヤ
  • アジャスター
  • 塗料

2×4材(ツーバイフォー)

2×4材(ツーバイフォー)は柱として使用する木材です。2×4は柱の厚さを表す規格で、38×89(ミリ)の木材のことを指します。このほかにも1×4や2×6など様々な厚さがあります。私は強度と見た目のバランスから2×4材を選びました。YoutubeなどのDIY系の動画でも2×4材を使われている方が多いので間仕切りの壁を作るのには一般的な厚さなのだと言えると思います。

アジャスター

アジャスターは、2×4材と天井との間にかませて柱を固定するために使用します。突っ張り棒と同じ原理で柱を固定する、というイメージです。各社から様々なアジャスターが販売されていますが、特に有名なのが ラブリコ ディアウォール という商品です。

平安伸銅工業 LABRICO(ラブリコ) DIY収納パーツ 2×4アジャスター アイアン 屋外使用可 ブラック IXK-1
Photo by Amazon
平安伸銅工業 LABRICO(ラブリコ) DIY収納パーツ 2×4アジャスター アイアン 屋外使用可 ブラック IXK-1

DESIGNED IN JAPAN MADE IN CHINA
シンプルかつ剛性感のあるデザインのアイアン製
サビに強い表面塗装済。直接雨のあたらない屋外などでも使用可
セット内容:アジャスター、取扱説明書、ねじ(4本)、パッド

私は柱を アイアン調 に仕上げたかったので、 ラインナップに黒のアイアンがあるラブリコ を選びました。イメージしている完成図と照らし合わせて、近いものを選んでみてください。

若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト
Photo by Amazon
若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト

市販のツーバイフォー材にセットするだけ!
・ツーバイフォー材(断面寸38mmX89mm)
・専用壁面突っ張りシステム

塗料

私は柱を アイアン調に塗る用 と、 壁に使うベニヤをアンティーク調に塗る用 に2種類の塗料を使いました。

両方とも ターナー色彩 という商品を使いましたが、材料への色のりもよく、仕上がりも雰囲気のあるものになったのでおすすめです。

アジャスターと同様、各社から様々な色や特徴を持った塗料が販売されているので、よりイメージ通りの仕上がりになるよう、ホームセンターで色見本を見て決めることをおすすめします。

ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント アイアンブラック
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ターナー色彩 水性ペイント アイアンペイント アイアンブラック

ブランド ターナー色彩(Turner Color)
色 アイアンブラック
サイズ 200ml

ターナー色彩 アンティークワックス Antique Wax ターナー ウォルナット
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ターナー色彩 アンティークワックス Antique Wax ターナー ウォルナット

固練りなのでウエスやスポンジで簡単に塗ることが出来ます。ワックスの伸びも良く、初心者でもキレイに簡単に仕上げが出来ます。
焦げ茶系のダークトーンな色目。男前インテリアにも溶け込むクールな印象。

作業工程

ここからは実際の作業工程の順に見て行きます。

完成図のイメージと測量

まずはどんな仕切りにするかをイメージします。せっかく作るので自分の好きなデザインだったり、部屋の雰囲気に合った仕上げにしたいですよね。 「間仕切り」「仕切り 壁」などのキーワードで画像検索すると、色々な仕切りや壁の画像を見ることができる ので、まだ明確なイメージがない方にはおすすめの方法です。

そのほかにも、インテリアやDIY系の雑誌にもヒントが多いのでこちらを見てみることもおすすめです。

例えば、 Come home ! vol.63 にはシンプルなデザインのものを中心に様々なDIYの実例が紹介されているのでおすすめです。

Come home! vol.63 [雑誌] Come home!
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Come home! vol.63 [雑誌] Come home!

★大特集★ DIYでナチュラルな家づくり。
case1|祖母の家をセルフリノベしてリモートワークも楽しめる家に
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材料の調達

作りたいもののデザインが決まったら次は材料調達です。

材料は全てホームセンターで揃える事ができます。 材木はホームセンターでカットしてもらう事ができる(有料)ので、事前に天井の高さや幅などを測ってからホームセンターに行くようにしましょう。

多くのホームセンターでは木材売り場の近くにカットを受け付けてくれるカウンターがあるので、必要な木材を持ってカウンターまで持っていきます。窓口に木材カットの指示書がおいてあるので、書き方の例を参考にしながら記入していきます。

今後もDIYをしたい!と思っている方は電動のこぎりを買ってご自宅で作業しても良いかもしれないですが、安いものではないので、 初心者の方はまずはホームセンターでカットをお願いすることをおすすめします

木材のやすりがけ

材料が揃ったら、まず 木材のやすりがけ を行います。木材の表面はささくれ立っているので、やすりをかけてならすことで塗料がのりやすい状態に仕上げます。使用するヤスリは紙やすりでOKです。

紙やすりには目の大きさを表す番手があるのですが、大体100番手くらいのものでOKです。(数字が大きいほど目は細かくなります)。

紙やすりを使うと棘が紙やすりを破って出てくる事があるので、紙やすりが取り付けられるハンドサンダーという工具を合わせて使うことをおすすめ します。こちらもホームセンターで購入できます。

また、大きめな100円ショップでも取り扱われていることもあるのでチェックしてみてください。

NESHEXST ハンドサンダー サンドペーパー 雑誌 ドゥーパ!掲載モデル
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NESHEXST ハンドサンダー サンドペーパー 雑誌 ドゥーパ!掲載モデル

(1)裏面のフェルトスポンジパットで衝撃吸収します。
(2)グリップはスポンジタイプで手が疲れない、痛くならないです。
(3)クリップ式で楽々装着 NESHEXSTのハンドサンダーなら面倒な研磨も楽々解消します。

塗装

やすりがけが終わったら、次は表面を好みの色に塗装していきます。私はアイアン×アンティークで仕上げたかったので、支柱と渡し板となる2×4材をアイアン、壁となるベニヤをアンティークブラウンを塗布しました。

塗布の方法ですが、アイアンは液体のため刷毛かスポンジを使って塗っていきます。 スピードを重視する場合は刷毛がおすすめ です。木材の模様を残したくない場合は少なくとも2回塗ることをおすすめします。よりアイアン調に仕上げたい場合には スポンジでポンポンとたたいて塗布していくと、不規則に凹凸ができ、雰囲気のある仕上げにする事ができます

アンティークの場合は固形なので、布を使って塗っていくのがおすすめです。まずは薄く伸ばしながら塗り、ところどころ塗り重ねていくことで自然な風合いを出す事ができます。

なお、トップ画像の仕切りで使った塗料の量は、アイアンペイントは2つ、アンティークは1つでした。

設置

塗料が乾いたら設置して行きます。順番としては以下のステップで作業を進めていきます。

  1. 支柱になる2×4材にアジャスターを取り付ける
  2. 2×4材を立ててアジャスターを使って天井と突っ張る形で固定する
  3. 渡しになる1×4材をビスで止めていく
  4. 1~3を必要な数だけ繰り返したら、ベニヤを1×4に打ち込んでいく

取り付ける作業自体はそこまで難しくないので一人でも作業は可能ですが、重さがあるので二人以上での作業をおすすめします。

以上で、完成です!

初心者でも週末で作業可能!

いかがでしたでしょうか。文章だと伝わりにくい部分もあったかと思いますが、間仕切りをDIYしたい!という方の参考になれば嬉しいです。DIYの良さは、自分の好きなようにカスタマイズできることだと思います。私の場合、上の画像のように柱の間に渡しを一段足して、小物置きを作って何かしらかざったりして楽しんでいます。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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