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【ガーデニング】花と庭をより美しくする♪ 春にするべき庭仕事をご紹介

春のガーデニングは、管理のポイントをしっかり押さえてあげることで、花も庭もより美しく変身します!

ゆっくりと花を愛でる時間を持ちつつも、ほんの少しだけ、美しさを保つ庭仕事をしてみませんか?

この記事では、お庭や花の管理のコツをご紹介していきます。

コツを覚えると、花を楽しみながら管理し続けることができるようになりますよ。

来年の春をイメージするのに最適な季節

もう来年の話?と思った方もいらっしゃいますよね。でも、これが意外と大事だったりするんです!花が咲き誇っている時期にこそ、 来年の構想をざっくりと練っておくことで、庭が垢抜けるキッカケになりますよ!

草丈・株幅の確認

今、庭を眺めると花を咲かせた状態の植物がいると思います。そこで質問です。

  • 草丈は、イメージ通りでしたか?
  • 株と株の間は、風の通りが良くなっていますか?

苗についているタグや、書籍に記載がある草丈や株幅は、おおよその目安。その答え合わせができるのが、ズバリ春です。

苗を購入して植え付ける時、「花が咲いたらこんな風に見えるかな」と想像しながら植え付けを行いますよね。
特に前年の秋や早春のタイミングで植え付けた株は、開花前の状態だったりします。

自分の庭ではどんな風に成長したのか、その答えを実際に目で見て確かめられるのは、開花している時だけなのです。

また、株と株の間は混み合っていないかを確認するのはとっても大事。特に枝葉が混み合うような株は蒸れてしまうこともあります。

「もう少し株幅を取ってあげる方がよかったかな 」など、実際に感じたことを来年に活かしましょう。

花の色味なども、写真と実物は印象に違いがあったりするもの。春の庭づくりの答え合わせは春にしかできませんので、貴重な機会です。

開花のタイミングを確認

開花時期というのは、住んでいる地域や、庭の環境によってずれるものです。自分の庭ではどのタイミングで咲くのか確認しておくと、 同時期に咲く花と合わせて植栽をする という工夫を凝らすことができます。

うまく咲かなかった花、枯れた花を確認

中には環境に合わず、調子を崩す花も出てくるでしょう。花がうまく咲かないと切ない気持ちにもなるものですが、実はチャンスだったりします。

自分の管理方法が悪かったのか、天候の影響なのか、それとも植栽場所が悪かったのか、原因を推測することができますよね。

違う花を今度は植えてみようと考えるもよし、もう一回トライしてみようと考えるもよし。そのためにも、うまくいかなかった草花に対して思いを馳せ、 植物にとって、より良い環境を探す手がかりとしましょう。

来年のイメージをメモしよう

今、庭にはどんな種類の植物が植えられていますか?1年間の間で、芽吹きから種をつけ、やがて枯れる一年草が植わっているのか、それとも、毎年開花を楽しめる宿根草が植わっているのか…。一度全体的に確認をしてみましょう。

一年草だけの植栽ならば、 枯れたタイミングで入れ替えを行うことが可能 です。宿根草が混ざっている植栽ならば、 移植を検討することも時に必要 です。

来年の春にどんな庭を見たいのか、想像しながらメモを取っておくだけで、秋から始まる春庭準備の大きな指標になりますよ。

春庭を綺麗に保つための3つの管理

花柄をこまめに摘もう

開花株の中で、萎れた花のことを花柄と呼びます。

写真はビオラですが、1つだけ色がくすみ、萎れている花びらがありますよね。このような花は、 種をつけるために準備をしている花 です。

種をすぐに採りたいのであれば残しておいて良いのですが、長く開花を楽しみたい場合は、摘んであげる方が株の体力温存に繋がります。

また、 萎れた花をそのままにしておくと害虫の餌となりやすく、病気も発生しやすい原因を作る こととなります。できる限り、取り除くようにすると良いでしょう。

水やりのタイミングは土や鉢の重さを観察してから

春は寒暖差が激しい時期です。鉢ごとの乾き具合も異なってきます。

水やりをする時には、 必ずひと鉢ずつ土の様子を確認してから与える ようにしましょう。

また、雨が降った後もよく確認したほうが良い鉢植えがあります。 葉が鉢の縁より飛び出している鉢です。 葉に雨が弾かれ、土にまで水が浸透していない場合があります。

上の写真はウインティーというサクラソウの一種なのですが、葉が生い茂り、鉢の縁が見えませんよね。

雨が降って花壇の水やりはしなくて良い状態でも、このような鉢植えは水切れが起きている可能性があります。

鉢を持ち上げて重量が軽くなっていないか、または、 葉の下を覗き込み土の乾き具合を直にチェック するようにしましょう。

雑草対策をしておく

少し、煩わしく感じる場合もありますが、 雑草を抜いておくのも大事な庭仕事の1つ

特に夏に差し掛かってしまうと、暑さで庭に出る回数や時間が制限され、気がつくと雑草に蔓延られてしまうことも。

雑草が小さなうちは、根の張りも浅いので抜きやすいものです。気がついたら早めに対処をしていきましょう。

また、芝生やアジュガなどグランドカバープランツを植栽してみるのも、植え付け適期の春がチャンスです。

夏の一年草の種を蒔く

気温が20度前後になると、春の種蒔きを行える季節に突入します。春に蒔くのは、夏の一年草の種。発芽しやすく、初心者さんでも育てやすい花を3種類ご紹介します。

マリーゴールド

  • 開花時期:初夏〜秋
  • 発芽日数:約1週間
  • 植え付け場所:日向

マリーゴールドの種は、 大きいので扱いやすく発芽率も良い のが特徴です。日向の花壇であれば、直接蒔いても良いでしょう。

ビニールポットで育てる場合は、ポットに根っこがしっかり張った頃に定植してあげます。

ジニア

  • 開花時期:初夏〜秋
  • 発芽日数:約1週間
  • 植え付け場所:日向

ジニアもマリーゴールドの種と同じく、大きく扱いやすいです。 ジニアを育てる場合に気を付ける点は、根っこを触らないようにすること。 根っこを傷つけてしまうと、株を弱らせてしまう原因となります。

うどん粉病という、白い粉が葉に出る病気にかかり易いので、定植する時には、株と株の間を30cm以上は開けておくように意識しましょう。

ダリア

  • 開花時期:初夏〜秋
  • 発芽日数:約1週間
  • 植え付け場所:日向

球根植物のダリアですが、実は種からも育てることができます。意外に発芽率もよく、 種は球根よりお安く手に入るので、コスパも良し。

定植するときに根っこを触らないように意識しましょう。

ダリアは華やかさ抜群。さらに、秋になると花色が一層濃く、美しく映えます。庭に一株あるだけで、フォーカルポイントになりますよ。

基本管理が一番大切

春の庭仕事は、特別な管理よりも、基本管理が多いのが特徴。

花は、ほんの少しの手間で、想像以上のパフォーマンスを見せてくれます。 朝の10分だけでも簡単に管理をしてあげると、庭の景観がより一層、美しくなりますよ。

やってみよっか?

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