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【2024年】北海道でおすすめのお花見スポットはどこ?最新の開花予想もご紹介

桜前線の終着地点である北海道。全都道府県の中で日本一の面積を誇り、道内各地では様々な種類の桜を見ることのできるお花見スポットが点在してます。

本記事では2024年に訪れたい、北海道のおすすめお花見スポットや開花情報、お花見と一緒に楽しみたい人気の観光地などについてご紹介をいたします。

2024年の北海道の桜の開花予想は!?本州との違いには要注意!

北海道はご存知の通り日本の最北に位置する都道府県です。そのため、関東などと比べると桜前線の到達が遅く、例年4月下旬からゴールデンウィークにかけて桜が満開を迎えます。
また一口に北海道といっても、その広さゆえ道南の函館市と道北の旭川市などのエリアでも大きく開花の時期が異なります。

日本気象協会から発表されているデータを参考にすると、以下のような予想になっています。

開花予想

  • 道南の函館市:4月26日
  • 道央の札幌市:4月29日
  • 道東の釧路市:5月14日

※2024年3月19日時点

桜の開花情報は、天候や気温に大きく左右されるため最新情報は公式ホームページも合わせてご確認をお願いいたします。

エリア別!北海道のおすすめお花見スポット

北海道は大きく分けて、4つのエリアに分類されます。ここからは、それぞれのエリアのおすすめお花見スポットをご紹介します。
それぞれの地域でサクラの開花日が異なるため、訪問前には最新の情報をチェックしてください!

道央エリア(札幌市や小樽市など)

初めに、県庁所在地である札幌市や小樽市などが含まれる道央エリアをご紹介します。

モエレ沼公園

札幌市東区にあるモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチが設計をしたアートパークで、約188ヘクタールの広大な敷地の中には、モエレ山を中心にガラスのピラミッドや海の噴水といった芸術性の高い建造物が並んでいます。

モエレ沼公園の桜は広大な敷地の中の「サクラの森」エリアで鑑賞することができ、エゾヤマザクラを中心に、約2,600本の木々で構成されています。その他にも、ソメイヨシノやチシマザクラなど複数の品種の桜が植えられているため、5月の初旬から中旬ごろまでの比較的長い期間でお花見をお楽しみいただけます。

大型の駐車場も完備しており、桜の季節の週末は混雑が予想されます。渋滞を避けるのであれば、最寄り駅の地下鉄環状通東駅からバスでのアクセスがおすすめです。

北海道神宮

北海道神宮は札幌市の中央区にある神社で、蝦夷国新一の宮に認定される北海道を代表する神宮となっています。
境内の中にある本殿までの道のりにはソメイヨシノやヤエザクラが植わり、とても綺麗な桜並木を見ることができます。

また、同じく境内には梅林も植えられ、桜と同時にお楽しみいただけます。また開花の時期には出店も立ち並び、春の訪れを告げる人気のスポットとなっています。

隣接する円山公園では期間限定で、お花見をしながらのバーベキューも可能です。北海道のバーベキューの定番メニューである名物のジンギスカンをぜひご堪能ください。

道南エリア(函館市など)

次に、函館市や松前町が位置している道南エリアをご紹介します。

五稜郭公園

道南エリア屈指の桜名所といえば、五稜郭公園です。五稜郭公園は、国指定の特別史跡「五稜郭跡」に作られた公園で、辰戦争最後の戦いである「箱館戦争の舞台」ともなった場所です。
JR函館駅からは車で約10分ほどでアクセス可能な、市内中心部に位置しています。

五稜郭公園の桜の楽しみ方は公園内を徒歩で散策するのはもちろん、併設されている五稜郭タワーからの眺めが人気を集めています。

ガラス張りの展望スペースからは、五稜郭の全景を眺めることができます。ガイドブックなどにも掲載される星の形をした公園を望むことのできる場所はここだけ!桜の季節になると、堀に沿って植えられたピンク色の形をした星の姿が浮かび上がります。

現在の五稜郭タワーは、2006年4月1日に新しくオープンした高さ107mの展望台です。館内には、展望スペースの他、五稜郭の歴史を学べる「五稜郭歴史回廊」や、カフェや土産物店も並んでいます。

松前公園

北海道松前町にある松前公園は、函館空港から車で南に2時間の津軽海峡に面する場所に位置しています。

2004年に北海道遺産に選定された松前城を中心に広がる公園で、例年4月の下旬から5月の初旬にかけて桜の見頃を迎えます。
園内には約250種類、1万本の桜が自生しています。樹齢300年を超える「血脈桜」・「蝦夷霞桜」・「夫婦桜」は松前三代桜とも呼ばれています。
夜間はライトアップが行われ松前城と桜が作り出す日本独特の和の雰囲気を味わうことも可能です。

また、桜が満開を迎える4月下旬ごろからは「松前さくらまつり」も開催されます。期間中は、近海の海で採れた新鮮な海産物が食べられる屋台が出店するなど、地域を上げたイベントとして多くの観光客で賑わいます。

道北エリア(旭川市や稚内市など)

次に、旭川市や稚内市が位置している道南エリアをご紹介します。

旭山公園

旭山公園は人気の旭山動物園に隣接する丘陵地帯の公園で、約3,500本の桜が自生しています。
緯度の高い場所に位置しているため、開花の時期が5月の上旬から中旬と北海道でも遅いのも特徴の一つとなっています。

満開を迎える時期には毎年「旭山夜桜まつり」が開催され、旭川グルメなどを食べることのできる露店も登場。ライトアップされた桜は昼間とは違った美しさを見せるため、デートスポットとしてもおすすめです。

稚内公園

「氷雪の門」や郷土資料館などが置かれた、広さ45.2ヘクタールの広大な敷地をもつ公園が稚内公園です。
日本最北の街にあるこちらの公園では、エゾヤマザクラを中心とした約60本の桜をお楽しみいただけます。

山の斜面に沿うような形で桜の木が自生しているため、上から眺めると桜の絨毯が広げられたような景色をお楽しみいただけます。

また公園内の展望台からは晴れていれば、ロシアにあるユジノ・サハリンスクを見ることのできる絶景が広がっています。訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。

道東エリア(帯広市や網走市など)

最後に、帯広市や網走市が位置している道東エリアをご紹介します。

天都山桜公園

網走市にある天都山桜公園は日本の桜前線の最終地点とも言われ、日本で最も遅く桜が咲くスポットとして知られています。

その名の通り、標高207メートルの天都山の一部が公園となっており、約1000本のエゾヤマザクラをお楽しみいただけます。
標高が高い場所に位置しているため、桜と合わせて遠くに広がるオホーツク海の景色も一望可能です。
桜のピンクと青い海のコントラストはここでしか見ることのできない、感動的な景色となっています。

5月には「名勝・天都山さくらまつり」が開催されますので、イベントの開催と合わせてぜひ足を運んでみてください。

清隆寺

JR根室駅から徒歩10分ほどでアクセスできる清隆寺は、明治時代に国後島から移植をしてきたチシマザクラが有名なお花見スポットです。

樹齢130年以上の歴史ある桜が多く、その中でも150年を超えるものは「北海道100年記念名木」にも指定がされています。

神社の中にあるため、落ち着いた雰囲気の中でお花見を楽しみたい方にはおすすめのスポットです。

お花見スポットにアクセス抜群!人気のお宿

次は、お花見旅行の際に一緒に宿泊をしたい、人気のおすすめのホテルをご紹介いたします。
今回は、桜の名所や市内中心部にある移動に便利なお宿を厳選しました。

【札幌市】札幌パークホテル

桜の名所で有名な中島公園に隣接するホテルで、地下鉄中島公園駅からも徒歩3分でアクセスのできるのが、札幌パークホテルです。
札幌パークホテルは2014年に開業50周年を迎えた、札幌でも老舗のホテルで3つのレストラン、大型の宴会場、ウェディングチャペルも併設した宿泊施設。3つのクラスのフロアが用意されており、日常使いから記念日などの特別な日の宿泊にも対応可能です。
パークビューのお部屋を選択すれば、客室の窓から中島公園に咲き渡る満開の桜をお楽しみいただけます。

所在地:北海道札幌市中央区南10条西3丁目1-1

【函館市】ラビスタ函館ベイ

五稜郭での桜を楽しんだ後は、函館の人気観光名所である金森赤レンガ倉庫から徒歩圏内の、ラビスタ函館ベイでの宿泊がおすすめです。

こちらのホテルの自慢はなんと言っても、「朝食の美味しいホテル」ランキングで北海道No.1に輝いた朝食バイキングです。新鮮な魚介類をふんだんに使ったメニューが特徴で、いくらやエビを思う存分満喫いただけます。
またホテルの13階の屋上には露天風呂も設置されており、お湯に浸かりながら函館市内の絶景も楽しむことが可能です。女性専用のパウダールームには各種アメニティー、湯上り後にはアイスキャンディーの無料提供など嬉しいサービスも充実しています。

所在地:北海道函館市豊川町12-6

お花見と合わせて楽しみたい、北海道の人気観光地や人気アクティビティ

次は、お花見の際に一緒に楽しみたい道内各地の人気スポットや体験型のアクティビティをご紹介します。
気になった場所があれば、ベルトラからもすぐに予約が可能です!

【函館市】ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの3つ星に選定!函館山の夜景

標高334メートル、函館市の西端に位置する人気の観光名所でJR函館駅からは路面電車を利用して30分ほどで手軽にアクセスすることができます。
山頂までは125人乗りの大型ゴンドラで3分間の空中散歩。山頂からは、函館の独特の景色が作り出す夜景を堪能できます。

函館山から眺める夜景はミシュラングリーンジャポンの3つ星、日本三大夜景の一つなど全国的に見ても高く評価をされている場所となっています。

山頂では展望台からの景色の他、レストラン ジェノバでは北海道の新鮮な食材を使用したおいしい食事と一緒に夜景を楽しむことも可能です。

所在地:北海道函館市函館山

【釧路市】北海道の大自然を満喫!釧路湿原

日本最大の湿地帯で、国立公園にも指定されているのが釧路湿原です。敷地面積、約2万6000ヘクタールのうち、7,863ヘクタールはラムサール条約にも登録がされています。

釧路湿原が作り出す大自然の魅力を気軽に楽しむことができるとして人気なのが、毎年4月から10月の間に運行される、「くしろ湿原ノロッコ号」です。
釧路駅と塘路駅を結ぶ27.2kmの区間を、ディーゼル機関車に牽引された専用の客車に乗って移動をします。

その名の通り、湿原の中をゆっくりとした速度で運行するため景色を楽しみながらのんびりとした時間をお楽しみいただけます。
全国各地から観光客が訪れるため、乗車を希望される方は早めの予約がおすすめです。

所在地:北海道川上郡釧路市北斗2-2101

【旭川市】家族連れにもおすすめ!可愛い動物に出会える、旭山動物園

北海道の旭川市に位置するこちらの動物園は、動物たちが野生で暮らすそのままの姿を観察できる行動展示の火付け役として、話題となった人気の動物園です。

ライオンやキリンなどの動物はもちろん、エゾシカやエゾタヌキなど北海道固有の生物と出会うことも可能です。
またそれぞれの動物達の生態や特徴を記載した、動物園オリジナルの案内板も見どころの一つです。
ただ遊ぶだけではなく、子どもたちの学びの場としても活用いただけます。

また雪の降る北海道ですが、冬の間もこちらの動物園は営業をしています。冬の寒い温度を好む動物たちの、夏とは違った様子も見どころのポイントです。

所在地:北海道旭川市東旭川町倉沼

【小樽市】北海道土産にもおすすめ!ガラス細工体験

札幌からJRを利用して最短32分でアクセス可能な、日帰り観光を楽しむことのできる港町が小樽です。

小樽は昔から漁業の街として栄え、漁具として利用する「ガラス製の浮き玉」がたくさん製造されていたため、ガラス産業が発達をしていました。
現在でもその名残として、市内各地ではガラス製品を扱うお店が多数営業をしており販売だけでなく、旅行者が自分の手で作品を作る事のできる体験施設が人気を集めています。

小樽硝子本舗ではサンドブラストでつくるタンブラーや、硝子ビーズを並べて作るアクセサリー作り体験が可能です。所要時間は40分から最大で2時間と気軽な体験となっています。旅のお土産として素敵な作品を作ってみてください。

所在地:北海道小樽市色内1丁目6-26

今年の春は北海道で桜を満喫しよう!

いかがでしたでしょうか。北海道のおすすめ桜スポットや人気の観光地についてご紹介をいたしました。

北海道はゴールデンウィークを過ぎても桜を楽しむことができるエリアです。

東京や他の地域にお住まいの方で、桜を見逃した!という方はぜひ、北海道へ足を運んで桜をお楽しみください。

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