生き方を見つめなおす旅へ 京都 木津川が本当に神聖な理由 image

生き方を見つめなおす旅へ 京都 木津川が本当に神聖な理由

むかし、木津川は近江から京都、奈良をむすぶ大動脈でした。文化圏としては奈良に近い木津川市で、人の生命が生まれてから終わるまでをひとつの物語イメージとして感じてみます。

いのちの寺~浄瑠璃寺~

国宝の三重塔

五重塔や三重塔はいくら高くても内部が狭いというのは入ったことがある人は知っているでしょう。ここも狭いのですが、薬師如来像がきっちり入っています。

薬師如来は東方の浄瑠璃浄土 にいて、正式には「 薬師瑠璃光如来 」といいます。浄瑠璃浄土は西方極楽浄土に対応した、 人に命を与え送り出す世界 とされています。
まずここを参拝して、振り返って池越しに本堂を拝するのが本来の手順です。

※薬師如来は限定公開の秘仏です。毎月8日と彼岸、正月に公開を目安としていますがホームページ等で事前確認をお願いします。

9体阿弥陀の本堂

池を挟んで本堂へ。ここには ずらっと9体の阿弥陀如来 が並び、圧倒されます。すごい威圧感です。地元の人たちは浄瑠璃寺のことを「九体寺さん」と呼ぶほどです。ここが極楽浄土を表し、つまり三重塔の浄瑠璃浄土に対応します。

ひとりの人間が命を与えられこの世に現れてから、池を挟んで死を迎え極楽に向かうまで をここで感じることができます。
迷ったとき、希望がなくなったとき、落ち込んだとき。これまでの 生き方を見つめなおすきっかけ になるでしょう。本堂も9体の阿弥陀と共に国宝に指定されています。

※阿弥陀像は2018年7月から5ヵ年計画で2体ずつ修理中です。

美しすぎる吉祥天

本堂の厨子に安置されています。赤系の彩色が残っていて、姿もルックスも美しく、 女天像としては国内最高レベルの美しさ といっていいです。ただ、秘仏のため春、秋、正月の一定期間のみ開帳(目安は1月1日~1月15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日)、詳しくは 公式ホームページ 等で確認してください。

また、「 こんがら童子 」というかわいらしい像もいて、ずっと見ていられるほどの愛しさです。

浄瑠璃寺

  • 住所:京都府木津川市加茂町西小札場40
  • 電話:0774-76-2390
  • 拝観時間:9:00~17:00 ※本堂拝観受付は16:30まで
  • 12月~2月は10:00~16:00 ※本堂拝観受付は15:30まで
  • 拝観料:400円

紫陽花の寺~岩船寺~

3メートル阿弥陀坐像 本堂

浄瑠璃寺からもほど近くにある岩船寺。本堂には大きな阿弥陀坐像に四天王像、普賢菩薩や薬師12神将、11面観音菩薩も。
どれも国や京都府の重要文化財ですが、個人的に一番好きなのは 無指定の11面観音様 だったりします。

阿字池の紫陽花

境内の中心ある池は、春はミツマタなど、そして 6月から7月にかけての紫陽花 が有名で美しいです。

室町時代の三重塔

けっして大きくはないのですが、朱色が鮮やかなバランスの良い塔です。浄瑠璃寺と同じく、 池と三重塔というロケーションの比較ができます。

岩船寺

  • 住所:京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
  • 電話:0774-76-3390
  • 拝観時間 3月~11月 8:30~17:00(受付は16:45まで)12月~2月 9:00~16:00(受付は15:45まで)
  • 年中無休
  • 入山拝観料:大人500円/中高生400円/小学生200円

※如意輪観音菩薩や弁財天などの秘仏の公開は、原則毎年1月1日~1月15日、4月1日~5月31日、10月1日~11月30日、です。 公式ホームページ 等で最新の情報を確認してください。

諸行無常を感じる

仏教の世界観は「すべてのものはいつかなくなっていく」というもの。1,000年続くお寺でも、地球の年齢からいえば一瞬のようなもの。ましてや人の一生など瞬き程度です。

だったら考えすぎるより好きに生きればいいか、と思わせてくれます。

出典・参考

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります