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わざわざ行きたいパワースポット!”元伊勢”特集~京都に佇む伊勢神宮のふるさと~

パワースポットといえば神社が思い浮かぶのではないでしょうか。今回は、その中でも京都府北部に佇む、わざわざ行きたい神社「元伊勢」(もといせ)をご紹介します。

アクセス良好とは言い難い場所ばかりですが、知る人ぞ知るパワースポットなので、ディープな神社好きの方には特におすすめです。

元伊勢とは?

元伊勢とは 「伊勢神宮のふるさと」 のことを表します。

つまりは、伊勢神宮に祀られている「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)と「豊受大御神」(とようけおおみかみ)が、今の場所に鎮座される前に、一時的にいらっしゃった場所のことを「元伊勢(もといせ)」と呼びます。

ちなみに、天照大御神は日本の最高神とされ、太陽のような存在で、豊受大御神は、食物や衣食住の神で、五穀豊穣や商売繁盛などのご利益があると言われています。

なかでも、宮津市の 「丹後一宮 元伊勢 籠神社」 、福知山市の元伊勢三社 「豊受大神社」「元伊勢皇神社」「天岩戸神社」 は、元伊勢の中でも名高い神社です。

京都・宮津市の元伊勢

「丹後一宮 元伊勢 籠神社」

「丹後一宮 元伊勢 籠神社」(たんごいちのみや もといせ このじんじゃ)は、 日本三景のひとつ「天橋立」(あまのはしだて)のすぐそば にあります。

すぐそばですが天橋立駅からは距離があるので、車でない方は、天橋立駅からの観光船に乗るのがおすすめです。体力に自信のある方は、天橋立を歩いて渡るのもよいかもしれませんが、歩くと1時間ぐらいかかります。でも松林と海に囲まれて歩くだけで、ヒーリング効果がありそうです。

本殿の 主祭神は、彦火明命(ひこほあかりのみこと) 、別名、天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)で、 天照大御神の孫 にあたります。

私が驚いたのは、こちらの宮司さんが、 彦火明命の子孫とされる海部(あまべ)氏が代々つとめていること です。日本神話に出てくる神が先祖、ということでしょうか。しかも、その家系図が日本最古の家系図として残っているそうで、とても由緒正しき神社です。

「奥宮 眞名井神社」

元伊巡りをするなら、こちらの神社では 「奥宮 眞名井神社」(おくのみや まないじんじゃ)が特に重要 です。本殿のある籠神社から歩いて約5分のところに「奥宮 眞名井神社」があります。奥に進めば進むほど、空気感が変わっていくのを感じます。本殿付近とは空気が全然違います。まさに神聖な場所という言葉が当てはまります。

天照大御神と豊受大御神が共に暮らした唯一の神社

元伊勢と呼ばれる場所は、他にもありますが、 天照大御神と豊受大御神が一緒に祀られていたのは、この神社だけ です。

当初は、主祭神の彦火明命が、豊受大御神をお祀りしていただけでした。そこに、天皇の命を受けた天照大御神がやってこられ、一時的に一緒に暮されたとか。

4年間、共に暮された後、天照大御神は永遠の地を求めて旅立ち、伊勢神宮(内宮)に。それから約450年後、天皇からお告げを受けた天照大御神に呼ばれ、豊受大御神は伊勢神宮(外宮)に鎮座されることになったと言われています。

月1回だけ手に入る神聖な「お守り」

籠神社には、 新月と満月にしか入手できない 神聖なお守り 「産霊守(むすひまもり)」 があります。新月の日は黒色、満月の日は白色のお守りです。

「産霊」とは、天地や万物を生成、成長させる霊的な働きの意味を持ちます。何か始めたいときや、取り組んでいることを成長させたいときに、このお守りを入手してみてはいかがでしょう。

京都・福知山市の元伊勢三社

元伊勢と呼ばれるパワースポット神社が、京都・福知山市にもあります。

それは 「元伊勢外宮 豊受大神社」(とゆけじんじゃ)「元伊勢内宮 皇神社」(こうじんじゃ)「天岩戸神社」(あまのいわとじんじゃ)の三社 です。車があると便利ですが、電車の最寄り駅からでも徒歩で行ける距離なので、運転できなくてもお参りできます。

参拝する順番は伊勢神宮のように外宮から内宮がよいでしょう。

ですので、 外宮「豊受大神社」→内宮「皇神社」に行き、その後「天岩戸神社」にお参り するのが回りやすいです。伊勢神宮ほど内宮と外宮が離れていないので、車がなくても1日あれば十分回れます。

元伊勢外宮「豊受大神社」

外宮にあたる「豊受大神社」(とゆけだいじんじゃ)は、名前から想像できるように、 主祭神は「豊受大御神」(とようけおおみかみ) です。たくさんの神が祀られる摂末社も驚くほど多くあり、ありとあらゆる神が集結しています。ご利益を求めてお参りするというより、ディープな神社好きが参拝する神社でしょうか。 元伊勢巡りをするなら、おさえておきたいパワースポット です。

京都丹後鉄道 「大江高校前駅」駅から徒歩約15分 で行けます。本殿に行くには、百段以上の階段がありますので、足腰が鍛えられそうです。

元伊勢内宮「皇神社」

内宮にあたる「皇神社」(こうじんじゃ)は、 京都丹後鉄道「大江山口内宮駅」から徒歩15分 ぐらいの場所にあります。「大江高校前駅」からは二駅なので、外宮参拝後は電車に乗って行くのがよいでしょう。

主祭神は皇大神(こうだいじん)で、天照大御神の別の呼び名 です。内宮というだけあり、 元伊勢巡りの大本命の場所 だと思います。そして、人の手がほとんど入ってない “神聖の地” です。

境内に入って行けば行くほど、 原始的な空気感 が漂います。まるで違う世界にワープしたかのような感覚に陥ります。神社でも観光客が滅多に入れない神聖な敷地があるかと思いますが、こちらは、そんな場所に入れていただける貴重な神社です。

建物や鳥居は、とても簡素で素朴で昔に出来たまま残された貴重な佇まい、という感じです。 本殿の建築様式が、伊勢神宮と同じ最も古いことや、屋根が茅葺であること、そして、鳥居が皮つきの杉で作った黒木であることは、あまり例がない そうで、神社建築の視点からも価値がある場所です。

もし元伊勢三社に全てお参りできない場合は、この皇神社だけでも価値はあります!

秘境の元伊勢「天岩戸神社」

皇神社から川に向かって歩くこと約20分、 岩壁にはりつくような神社 があります。あまりにも信じ難い場所にあるので、 “秘境の神社” と言っても過言ではないです。ちなみに、流れる宮川は、伊勢神宮と同じ 「五十鈴川」(いすずがわ) とも言われ、川のせせらぎを聞くだけでもヒーリング効果がありそうです。

「天岩戸」(あまのいわと)とは、日本神話に登場する天照大御神がお隠れになった有名な洞窟 です。本殿から川を少し下ると、神が湯浴みをしたという 「産がま・産だらい」 という大きな甌穴(おうけつ)、水の流れで小石が転がってできた岩のくぼみがあります。このくぼみには、日照り年でも水が湧き出てくるとの伝承が残されています。

「天岩戸神社」(あまのいわとじんじゃ)は、本殿前でお参りするには、 鎖につかまって岩を登ります

岩壁に立っての参拝は、生まれて初めて “自然のエネルギー”を感じました 。そして川のせせらぎと共に、体の上からも下からも自然エネルギーが伝わってきました。これまでにない経験です。

ですので、もし自然エネルギーを間近で体感したいと思われる方は、ぜひ登っていただきたいです。靴底は、ツルツルじゃないほうがいいです!もちろん、登らない方でも手前にお賽銭箱があるのでお参りできます。

こちらの神社は、 家内安全や安産祈願のご利益があるとも言われる、パワースポット です。

パワースポットで自然と触れる体験を!

京都の元伊勢は山々に囲まれた場所にあり、自然と触れることができる神社です。そして日本神話に登場する有名な神が登場するので、日本の神々に興味がある方は神話をイメージしながら巡ることができ、楽しめるでしょう。

京都の北部で、古くから信仰されていた知る人ぞ知る元伊勢に、足を運んでみてはいかがでしょう。

出典・参考

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