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銭湯女子が教える!東京で行きたい銭湯を選ぶ6つのポイント

銭湯と言っても色々な銭湯があります。

東京の銭湯は一律で入浴料が470円と決められていますが、設備や雰囲気は全て違います。
今回は銭湯を探す時に選ぶポイントを紹介します。

銭湯~カテゴリーごとに選べる6つのポイント~

銭湯に興味は出てきたけど、どのような基準で選んだらいいか迷ってしまうこともあると思います。

この記事では、多くの銭湯を渡り歩いた私目線で、6つの選択基準を紹介させていただきます。ご自身の趣向に合わせて参考にしてみてください。

レトロ銭湯とモダン銭湯

銭湯には昭和レトロな銭湯と新しく改装されて綺麗になっているモダン銭湯があります。

レトロ銭湯の中でも古いままだと、未だに男湯と女湯の間に番台があってそこで料金を支払いますし、外観も宮造だったり、中には国登録有形文化財に登録されている銭湯もあります。

どちらにも違う良さがありますが、まずは適度にレトロな銭湯から行ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに国登録有形文化財に登録されている銭湯は北区の滝野川稲荷湯、台東区の燕湯、杉並区の小杉湯などがあります。

混んでいるか空いているか

メディアに露出していたり、スーパー銭湯みたいに設備が立派な銭湯や都心にあるリニューアルされているモダン銭湯はとても混んでいる傾向にあります。

私は適度に空いている銭湯で静かにリラックスしたいので、あまり混んでいない銭湯を探して行っています。

また、開店時間と同時に地元の常連の方々は銭湯に来るので、開店してから1時間半後と夜ご飯時の17-18時くらいは女湯はどこも割と空いている傾向にあります。
人気の銭湯でも曜日や時間を選べば空いていることもあるので、空いている時間帯を狙いましょう。

水風呂があるか

最近は交互浴(温冷交代浴とも言う)が流行っていますが、温かいお風呂に入ると血管が拡張し、冷たい水に入ると筋肉と血管が収縮します。

これを繰り返すとむくみが取れたり、老廃物や疲労物質が除去されたり、深いリラクゼーション効果を得られます。
また、年配の方は熱いお湯が好きな人が多いので、レトロな銭湯は熱い湯船が1〜2個だけの場合も多く、若い人は熱過ぎて入れないこともあるので水風呂がある銭湯がオススメです。

水風呂があると熱いお湯に入ってもカラダをクールダウンできるので長風呂できます。

サウナがあるか

サウナに入りたい人はサウナがある銭湯を探してから行きましょう。

男湯にはあるけど女湯にはなかったり、その逆もあったり、温度の高いドライサウナや湿度が高めのコンフォートサウナや温度の低めのスチームサウナなどたくさん種類があるので、好みがある人は調べてから行きましょう。

露天風呂があるか

銭湯の料金470円で露天風呂があったらかなりお得な気がしませんか?
しかも露天風呂があると外気浴ができるので、露天スペースでととのっている人をよく見かけます。

露天風呂は男湯と女湯の交互でどちらかにしかない銭湯も多いので、露天風呂に入りたい時は今日は露天風呂があるかチェックが必要です。

ただ、露天風呂があると書いてあっても近隣の高層の建物から見えないように簾がかけられていて半露天風呂になっていたり、空が見えず開放的ではない露天風呂も多いので、過度な期待は厳禁です。

天然温泉を使っているか

東京の銭湯の中にも少ないですが天然温泉を使っている銭湯もあります。
天然温泉でも料金は一緒なので、遠出しなくても470円で温泉に入ることができます。

東京の天然温泉は美肌効果のある黒湯が多いので、ぜひ行ってみてください。

気分で行きたい銭湯を選ぼう!

東京にはたくさん銭湯があるので、自分がその日の気分で行きたいポイントに当てはまる銭湯を探して行くことができます。

ただ、銭湯は昔ながらの老夫婦で経営している場合も多く、ホームページやSNSがないことがほとんどです。

だから行きたい銭湯を探す時は、東京浴場組合がネット上に公開している「東京銭湯マップ」に東京全ての銭湯が掲載されていて、天然温泉を使っているかやサウナや水風呂があるかどうかも検索することができます。

あとはgoogleやSNSにクチコミもあるので、自分が行きたい銭湯かどうか悩んだ場合は参考に読んでみてください。

以上が銭湯に行く時にどこに行くか選ぶポイント6つでした。

【銭湯紹介】

レトロだけど広い、露天風呂付き銭湯・高砂湯

中野駅と新中野駅から徒歩10分弱の立地にある、壁に富士山のペンキ絵のある昔ながらの開放感のあるレトロな銭湯です。

お湯は地下100メートル以上の深さから汲み上げた地下水を使っています。

お風呂は超音波マッサージ風呂と気泡(バイブラ)風呂と電気風呂と水風呂と露天風呂があり、露天風呂は開放的で銭湯の煙突と空が見えます。

サウナは遠赤外線ドライサウナが有り、+400円(計870円)でバスタオルが付くので手ぶらで行かれます。脱衣所にレトロなお釜型のドライヤーも1回20円で設置されています。

昔ながらの銭湯の雰囲気も味わいつつ、サウナと露天風呂に入りたい人はぜひ行ってみてください。

出典元

  • 銭湯検定公式テキスト②(一般社団法人 日本銭湯文化協会 編)

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