ロレイ寺院は893年にヤショーヴァルマン1世によって建てられました。プノンバケンにヤショーダラプラの都を移す前に、王の父母とシヴァ神を祀るために建てた寺院だと言われています。4つの祠堂が建っていて、その中央にリンガを配し、四方に聖水が流れるイメージで構成されています。リンガとは男性の性器を象徴したもので、生命の源と崇拝されるとともに、乾季の雨乞いの儀式を行う道具ともされていました。クメールの農業を支える治水技術を感じることが出来ます。
ロレイ寺院は作られたのが古いので、木々で補強をしたりしてはいますが、劣化が激しくレンガが剥がれたり崩れ落ちたりしているところがあります。レリーフによっては綺麗に残っているものもあり、女性像や門衛神ドヴァラパーラを見ることが出来ます。また、ロレイ寺院には金剛力士像のレリーフがあります。アンコール遺跡群では女性像のレリーフはよく見られますが、男性像のレリーフは珍しいものになっていて、見どころとなっています。
ベンメリアはホテルから1時間位かかりますが、とても神秘的で、アンコールワット等とはまた違った素晴らしい所でした。個人的にはベンメリアが良かったかなぁ!観光する時間は短いですが素敵な観光地だと思いました所
ベンメリアはおすすめ。「ジャングルの中の遺跡」を一番体感できた。ガイドの説明も詳しく、ためになった。