トンレバティは、カンボジアのプノンペンから南におよそ35キロメートル進んだ先にある湖です。トンレバティはゆったりと落ち着いた雰囲気のある場所なので、外国人観光客だけではなく、カンボジアのその他の都市に住んでいる人々も癒しを求めて訪れます。また、アンコールワット時代の歴史的な寺院もあることから、カンボジアの歴史を知りたい人に適したところです。この寺院は12世紀後半のアンコールワット時代に建てられたとされ、カンボジアの歴史を垣間見ることができます。歴史的な建造物のみならず、現代寺院も建っており、地元の人たちが参拝をしている様子がうかがえます。
見どころ
トンレバティは、湖や周辺を取り囲む植物を眺めながら、都会の忙しさとは無縁の田舎の穏やかな空気で心がリラックスする、ローカルスポットとして愛されています。湖では漁をしている人もいて、人々の生活に深く根ざした場所です。ここには、ハンモックに揺られながら食事をとれるレストランがあります。このレストランは湖に浮いており、食事をする小屋の中は個室として使うことができます。料理を食べ終わった後、ハンモックに揺られながらまどろんだり、湖の周りに広がる豊かな自然を眺めたりとゆったりとした時間を過ごせるのが支持されています。日曜日には、湖の周辺に屋台が出されるので、日頃の静かさとは異なり、賑わいを見せます。また、湖のほとりには、寺院ワット・タプロームが建っています。