リュクサンブール公園は、パリ6区にあるパリで最も大きい公園のひとつです。
ジョギングや散歩をしたり、ベンチでのんびりと本を読んだりと、市民の憩いの場として親しまれています。
ショッピングエリアのサン・ジェルマン・デ・プレにも近いため、観光客も訪れ、パリ市民の気分を味わったりしています。
公園の北の端には、リュクサンブール宮殿があります。
ここは現在、フランス元老院の議事堂として用いられているため、見学は不可となっています。
歴史
約22万ヘクタールの広大な敷地のうち、21ヘクタールが公開されているリュクサンブール公園の北端には、リュクサンブール宮殿があります。
リュクサンブール公園は、リュクサンブール宮殿の庭園だったものです。
リュクサンブール宮殿は、ルイ13世の母であるマリー・ド・メディシスが建てたもので、幼少期を過ごしたフィレンツェのピッティ宮殿をそのモデルとしています。
見どころ
【リュクサンブール美術館】常設コレクションを持たず、企画展を行っています。
【リュクサンブール庭園】マロニエ並木が、新緑、紅葉と季節によりその美しさを変えて目の前に広がります。
【彫像】ショパン、ドラクロワ、ジョルジュ・サンド、ベートーベンなど100以上の著名人の彫像があります。それらを探しながら散策するという楽しみ方もあります。
【自由の女神像】フランスがアメリカに贈った自由の女神の原像があります。アメリカの自由の女神よりは小さいですが、パリで自由の女神を眺めることができます。