1550年、ヘンリ2世はそれまでのポン・ノートルダムが容量オーバーのため、橋の架け直しを検討しましたが、橋の架け直しにかかる費用があまりにも莫大であったため、断念しました。その後、アンリ3世の命によって1578年に起工され、1607年に竣工されました。当時の橋がそうであったように、アーチがいくつも連続する構造をとっています。ポンヌフは何度も修理をされてきましたが、基本的な構造はその当時のままです。
セーヌ川に架かるアーチが素晴らしい石橋、ポンヌフには多くの観光客が訪れることで有名です。 お隣の橋のポン・デザールからはこの橋とシテ島が見渡せるので良い写真を撮ることができます。また、実際に渡って映画「ポンヌフの恋人」のアレックスとミシェルの世界に浸ってみるのも良い旅の思い出になることでしょう。この橋を渡って行くことができるシテ島には、ノートルダム大聖堂などの観光名所やセンスの良いギャラリーなどがあります。