コーケーの有力者だったジャヤーヴァルマン4世は王位につくと、アンコールからコーケーに都を遷しました。その息子のハルシャヴァルマン2世もコーケーの都を継ぎました。次のラージェンドラヴァルマン王がアンコール地域に都を戻したため、コーケーに都があったのは928年から944年頃までの間です。コーケー遺跡群の中心にあるのは、プラサットトム寺院遺跡で、階段状のピラミッド型をしています。その他、男性器の象徴をしたリンガをモチーフにした祠堂など約30の寺院遺跡が残っています。
コーケーは、アンコール遺跡の郊外遺跡の中でも奥地にあります。長い間、手つかずのままひっそりと眠っていたため、崩壊は進んでいますが、見ごたえのある遺跡です。特に階段状のピラミッド型をしているプラサットトム寺院遺跡は、現在、手すりが整備されて頂上へ登ることができるようになりました。この頂上から、ここでしか見られない絶景があります。それは地平線まで見渡す限りの密林が、360度に渡って広がっているもので、とても迫力のある景色です。
ガイドさんは楽しく明るく、日本語も堪能で、各地の説明も詳しく色々教えてくれました。
運転手さんも安全運転で特に違和感はなく、安心してツアーを楽しむことができました。
ベンメリアもコーケーもどちらも素晴らしく、映画の中にいるような感覚になりました。
ガイドさんの日本語もわかりやすく、記念写真も上手に撮ってくださいました。
運転手の方もずっと笑顔で対応してくださり好印象でした。