東南アジアの名峰・キナバル山を中心とする広大なエリアは、キナバル国立公園またはキナバル自然公園と呼ばれています。2002年、マレーシアで初めて世界自然遺産に登録されたこちらの公園は、山の高度が生み出す環境の差によって、まさに多様な植物の宝庫。低地熱帯雨林から亜高山帯にかけて生息する珍しい樹木や花を見ようと、世界中から植物や登山の愛好家たちが集まってトレッキングを楽しみます。公園内には、足湯に入れるポーリン温泉や、地上40m・長さ157mのキャノピーウオークがあり、ツアーによっては体験が可能です。
コタキナバル市内からは、車で片道2時間ほど。乗り合いバスは現地語での交渉が必要なうえに満席になることもあり、タクシーは個人旅行、特にひとり旅にはかえって割高になるため、日本語ガイドがご案内するツアーへの参加がおすすめ。世界遺産・キナバル国立公園ツアー、ご予約はVELTRAで。