アルザス地方　ワイナリー3軒＆ワイン街道 終日ツアー ＜4～10月／試飲付き／英語ドライバーガイド／少人数制／コルマール発着＞

アルザスのワインの歴史は、ローマ時代にブドウ栽培が伝わったことで始まりました。中世にはライン川の地の利を活かしヨーロッパの広域に輸出をするなど、ワインの一大産地として大いに栄えます。その後、17世紀に起きた30年戦争の影響やフランス革命により一時衰退しますが、18世紀中頃には復興を果たし、20世紀に入り再び活気を取り戻しました。

フランスの北東部に位置し、ドイツ国境に近接するアルザス地方。ヴォージュ山脈の斜面に南北110km以上にわたってブドウ畑が広がり、「アルザスワイン街道」を形成しています。
降水量が非常に少なく日照時間が多い特有の気象条件、昼夜の大きな寒暖差を生む標高の高さなどの地理条件により、この地方のブドウは華やかな香りが特徴です。独特の地質や地形にも育まれ、豊かな個性を持つワインが生み出されています。また、アルザスで生産されるワインは9割以上が白ワインであること、天然酵母を使った自然派ワインの生産者が多いことも特徴に挙げられ、フランスの中でも独自のワイン文化を持っています。

ガイドが厳選した3軒のワイナリーで、見学と試飲をお楽しみいただけます。ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、リースリング、シルヴァネールなど、グラン・クリュを含む様々なアルザスを代表する品種のワインをぜひお試しください。生産者によるワイン造りのノウハウの解説もお聞きいただけます。

アルザスワイン街道には、かつてドイツ領だった影響からフランスとドイツ両方の文化が息づく美しい村々が点在しており、世界中から観光客を惹きつけています。長い歴史を持つ童話の世界のように美しい村々の中からおすすめの村へとお連れします。訪問を予定しているリクヴィールはフランスで最も美しい村の一つとされ「アルザスの真珠」と称されるほど！
※状況により、別の村へのご案内となる場合もございます。