西表島で浦内川についで2番目に大きい川で、遊覧ボートやカヤックでのぼることができます。川の両岸に広がるマングローブ林は日本最大で、国の天然記念物にも指定されています。遊覧船によるジャングルクルーズは、大原港から出発しマングローブ林や天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群を見ながら上流船着場で折り返して帰ってきます。クルーズ時間は70分で、年配の方や小さなお子様も、気軽にジャングルクルーズを楽しむことができます。
歴史
仲間川の名前は、1711年に移住によって成立した『仲間村』からきています。仲間村はマラリア流行のため、明治時代には廃村となってしまいました。河口側半分ほどは勾配が緩やかで蛇行しながら流れており、その雄大な流れを展望台(仲間川展望台)から眺める事もできます。クルーズでは、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなどからなるマングローブ林などの天然記念物を堪能することができます。
見どころ
日本に植生するマングローブ林の25%、約160ヘクタールが仲間川に生育しています。その広さ、日本最大級です!マングローブ林を間近に観察できる「マングローブクルーズ」のほか「干潟観察」「仲間川カヌーツアー」などが人気です。 満潮時は日本最大のサキシマスオウノキを見学できます。この木は樹齢400年だそうで・・・霊気を感じてしまうかもしれませんね。 干潮時にはその他のサキシマスオウノキなどをのんびりゆったりと船から見学するコースで、歩かないので高齢の方にも安心です。