【2026年度】アート好き必見!注目の展覧会カレンダー|ダ・ヴィンチ、モネ、ゴッホ…話題の展示を総まとめ image

【2026年度】アート好き必見!注目の展覧会カレンダー|ダ・ヴィンチ、モネ、ゴッホ…話題の展示を総まとめ

2026年は「モネ没後100年」という大きな節目であり、オルセー美術館が約2年間の改修工事に入ったことにより、普段は海外に出ない作品も日本に来るという「西洋絵画の当たり年」と言われています。さらにルーヴル美術館やテート美術館からも世界トップクラスのコレクションが来日。また東京都美術館が開館100周年で、これまでにない大型企画展の開催もあり、美術ファンにとっては、一年を通してワクワクが止まらない年になりそうです。

展覧会カレンダーとして、月別・テーマ別にまとめましたので、美術鑑賞のスケジュールをたてるのにお役立てください。

INDEX

1. はじめに

2.美術展カレンダー

3. 【西洋美術】至高のコレクションが来日

大ゴッホ展 

クロード・モネ -風景への問いかけ

オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び

ルーヴル美術館展 ルネサンス

シンシナティ美術館展~アメリカに渡ったヨーロッパの至宝~

テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話 

4. 【日本美術・歴史】江戸の美と祈り

大英博物館 日本美術コレクション 「百花繚乱 ~海を越えた江戸絵画」

ボストン美術館共同企画 特別展「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」

空海と真言の名宝展

葛飾応為「吉原格子先之図」夜景の系譜

5. 【現代アート・デザイン・サブカル】五感で楽しむ没入体験

『銀河鉄道999』50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路

テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート

NAKED meets ガウディ展

ロン・ミュエク展

生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ

拡大するシュルレアリスム  視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ

マリメッコ展 模様のちから

ルーシー・リー展 ―東西をつなぐ優美のうつわ―

マリー・アントワネット・スタイル展 

森万里子展 

少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展

6. おわりに

1. はじめに

今年は初来日作品が目白押し!4月にはオルセー美術館所蔵の名作が、東京都美術館とアーティゾン美術館の二か所に大量にやってきます。一方で、西洋絵画だけでなく、バラエティに富んだ展覧会が行われるのも2026年~2027年シーズンの魅力。森英恵のファッション、松本零士の漫画やアニメーション、マリメッコのテキスタイル。なかには、マリー・アントワネットの生き方・考え方に焦点をあてた展示まで。普段は美術に興味がない方も今年は「行ってみたい」と思う美術展に出会えるかもしれません。

2.美術展カレンダー

今年は、長期開催の大型展示がとても多いのが特徴です。

🌷 4月🌿 5月☀️ 6月

  • 大ゴッホ展 @福島県立美術館 開催中~5月10日 @上野の森美術館 5月29日~8月12日
  • テート美術館展 YBA & BEYOND @国立新美術館 開催中~5月11日
  • クロード・モネ -風景への問いかけ @アーティゾン美術館 開催中~5月24日
  • 『銀河鉄道999』50周年 松本零士展 創作の旅路 @名古屋市美術館 開催中~6月7日
  • NAKED meets ガウディ展 @VS.(グラングリーン大阪内) 開催中~6月15日
  • 拡大するシュルレアリスム @東京オペラシティ アートギャラリー 開催中~6月24日
  • 生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ展 @国立新美術館 開催中~7月6日
  • オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び @東京都美術館 開催中~2027年3月28日
  • ロン・ミュエク展 @森美術館 4月29日~9月23日

🌻 7月🎆 8月🍁 9月

  • マリメッコ展 模様のちから @京都文化博物館 7月4日~9月6日
  • ルーシー・リー展 ―東西をつなぐ優美のうつわ― @東京都庭園美術館 7月4日~9月13日
  • 空海と真言の名宝展 @東京国立博物館 7月14日~9月6日
  • 南都仏画―よみがえる奈良天平の美― @奈良国立博物館 7月18日~9月13日
  • 大英博物館 日本美術コレクション 百花繚乱 @東京都美術館 7月25日~10月18日
  • マリー・アントワネット・スタイル展 @横浜美術館 8月1日~11月23日
  • ルーヴル美術館展 ルネサンス @国立新美術館 9月9日~12月13日

🎑 10月🍂 11月❄️ 12月🎍 1月⛄ 2月🌸 3月

  • 葛飾応為「吉原格子先之図」 夜景の系譜 10月6日〜12月6日
  • シンシナティ美術館展 @上野の森美術館 10月10日~2027年1月10日
  • テート美術館 ターナー展 @国立西洋美術館 10月24日~2027年2月21日
  • 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展 @国立新美術館 10月28日~2027年2月8日
  • 森万里子展 @森美術館 10月31日~2027年3月28日

3. 【西洋美術】至高のコレクションが来日

世界の名だたる美術館から、教科書級の名画が集結します。

大ゴッホ展

会場:福島県立美術館(福島)、上野の森美術館(東京)

時期:開催中~2026年5月(福島)、2026年5月~8月(東京)

みどころ:クレラー=ミュラー美術館から、《夜のカフェテラス》など約60点のゴッホ作品と、同時代のモネやルノワール作品を展示。オランダ時代からパリ時代を経てアルルに至る画業前半を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを辿る構成で、2027年の第2期ではその後を扱う予定となっています。

クロード・モネ -風景への問いかけ

会場:アーティゾン美術館(東京)

時期:開催中~2026年5月(東京)

みどころ:没後100年を記念し、国内外のモネ作品が約140点も集結し、彼の光の探求を辿る。絵画作品だけでなく、《ジヴェルニーの自邸の前のクロード・モネ》などの写真も初来日します。

オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び

会場:東京都美術館(東京)

時期:開催中~2027年3月

みどころ:「印象派の殿堂」と言われるオルセーからミレーの《落穂拾い》やゴッホの《ロレーヌ川の星月夜》など名画が一挙来日します。

ルーヴル美術館展 ルネサンス

会場:国立新美術館(東京)

時期:2026年9月〜12月

みどころ:52年ぶりにレオナルド・ダ・ヴィンチの真作が日本にやってきます。通称《美しきフェロニエール》と呼ばれる女性像で、1490年頃の作とされています。混雑必至の展覧会なので、鑑賞には余裕をもったスケジュールでいくのがおすすめ。

シンシナティ美術館展~アメリカに渡ったヨーロッパの至宝~

会場:上野の森美術館(東京)、富山・名古屋・大阪へ巡回予定

時期:2026年10月〜2027年1月

みどころ:今回やってくる84点のうち、なんと81点が初来日作品。「巨匠たちの饗宴」のキャッチコピー通り、ゴッホ・セザンヌ・モネ・ルノワール・ゴーギャン・コロー・マネ・シスレー・クールベ・ブクローと錚々たる顔ぶれの傑作が並びます。

テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話

会場:国立西洋美術館(東京)、大阪中之島美術館(大阪)

時期:2026年10月〜2027年2月、2027年3月~6月(大阪)

みどころ:世界最大級のターナー・コレクションがあるロンドンのテート美術館から、油彩・水彩・グアッシュなどを紹介する大規模展です。来日予定作品《捕鯨船エレバス号に万歳!もう一頭獲ったぞ!》(1846年)

4. 【日本美術・歴史】江戸の美と祈り

日本美術への関心は近年さらに高まっており、特に「若冲」「広重」などは常に高い人気を誇ります。

大英博物館 日本美術コレクション 「百花繚乱 ~海を越えた江戸絵画」

会場:東京都美術館(東京)、大阪中之島美術館

時期:2026年7月〜10月(東京)、2026年10月~2027年1月(大阪)

みどころ:大英博物館が誇る浮世絵や肉筆画が里帰りします。葛飾北斎や歌川広重など8人の浮世絵師の名品を一挙公開。

ボストン美術館共同企画
特別展「南都仏画―よみがえる奈良天平の美―」

会場:奈良国立博物館 東西新館(奈良)

時期:2026年7月〜9月

みどころ:「南都仏画」とは、「南都」と呼ばれた奈良に受け継がれてきた仏教絵画のこと。約20年の構想を経てやっと実現したボストン美術館との共同企画で、国宝級の作品がアメリカから里帰りします。

空海と真言の名宝展

会場:東京国立博物館 平成館(東京)

時期:2026年7月〜9月

みどころ:空海が開いた真言宗は、総本山・大本山と言われる寺院が現在18あり、その18の本山と関係寺院にある貴重な名宝が一堂に会する展覧会。空海ゆかりの品や真言宗各派の彫刻と秘仏など88もの名宝が集まります。

葛飾応為「吉原格子先之図」夜景の系譜

会場:太田記念美術館(東京)

時期:2026年10月〜12月

みどころ:北斎の娘、応為(おうい)の傑作を中心に、浮世絵が描いた「夜の光」に焦点を当てます。

5. 【現代アート・デザイン・サブカル】五感で楽しむ没入体験

西洋美術や日本画が苦手な方、美術館で行っているのはファインアートの展示だけではありません。アニメや漫画、ファッション系の展覧会など多岐にわたります。大好きな世界に浸れる空間で過ごしてみませんか。

『銀河鉄道999』50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路

会場:名古屋市美術館(愛知)

時期:開催中〜2026年6月

みどころ:初期の少女漫画からアニメーション製作の夢が実現した『宇宙戦艦ヤマト』の漫画版原画、そして『銀河鉄道999』と『宇宙海賊キャプテンハーロック』の原画や絵コンテなど、創作の歩みを網羅しています。

テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート

会場:国立新美術館(東京)、京都市京セラ美術館(京都)

時期:開催中〜2026年5月(東京)、2026年6月~9月(京都)

みどころ:ダミアン・ハーストなど、現代アートに革命を起こした90年代イギリス美術の熱量を体感。約60名の作家による100点ほどの作品を紹介します。

NAKED meets ガウディ展

会場:VS.<グラングリーン大阪内>(大阪)

時期:開催中~2026年6月15日

みどころ:ガウディ没後100年、そしてサグラダ・ファミリアのメインタワー「イエスの塔」完成を記念して開催されます。来場者がサグラダ・ファミリアの一部を完成させていく参加型の体験が楽しめるのはNAKEDならではです。

ロン・ミュエク展

会場:森美術館(東京)

時期:2026年4月〜9月

みどころ:実際よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られる彫刻。特に見るものを驚かせるのは、リアルすぎる巨大な人間像。そのスケール感とディテールはSNSでも大きな話題になること間違いなしです。

生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ

会場:国立新美術館(東京)

時期:開催中〜2026年7月

みどころ:1950年代にキャリアを開始した日本が誇るファッションデザイナーの大回顧展。華やかなドレスが並ぶ空間は、デザイン・ファッション好き必見です。

拡大するシュルレアリスム  視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ

会場:東京オペラシティ アートギャラリー(東京)

時期:開催中〜2026年6月

みどころ:芸術分野だけでなく、シュルレアリスムは広告やファッション、インテリアなど日常にも拡大していったのはあまり知られていないこと。全6章の構成で、視覚芸術以外の分野もあわせて紹介します。

マリメッコ展 模様のちから

会場:京都文化博物館(京都)、東京都庭園美術館(東京)

時期:2026年7月~9月(京都)2026年10月〜12月(東京)

みどころ:北欧デザインの代名詞。美しい建築とマリメッコのテキスタイルが融合する癒やしの展示。約70点のドレスやファブリックでプリントの変遷がわかります。

ルーシー・リー展 ―東西をつなぐ優美のうつわ―

会場:東京都庭園美術館(東京)、あべのハルカス美術館(大阪)

時期:2026年7月~9月(東京)、2026年12月26日~3月7日(大阪)

みどころ:20世紀を代表する英国の陶芸家ルーシー・リーの10年ぶりとなる大回顧展。昨年の国立工芸館(石川)を皮切りに各地を巡回中です。

マリー・アントワネット・スタイル展

会場:横浜美術館(神奈川)

時期:2026年8月~11月

みどころ:ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館から始まった世界巡回展、日本唯一の開催です。マリー・アントワネットの人物像を紐解き、身に着けたファッションやアクセサリーを通して彼女の世界に迫ります。

森万里子展

会場:森美術館(東京)

時期:2026年10月〜2027年3月

みどころ:美術、哲学、科学を統合させ、未来を展望する作品を発表してきました森万里子の作品が約80点集まる大規模展覧会。国内の美術館で個展が開催されるのは24年ぶりです。

少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展

会場:国立新美術館(東京)

時期:2026年10月〜2027年2月

みどころ:萩尾望都・山岸凉子・大和和紀の画業をたどる三人展。1970年代に「少女漫画黄金期」の立役者として活躍し、今に至るまで精力的に作品を発表し続けてきたスーパーウーマンたちの画業に注目。

6. おわりに

2026年~2027年のシーズンは、一生に一度の来日作品も多く、美術館へ足を運ぶ機会が多くなるかもしれません。混雑回避のために、日時指定の事前予約や、平日夜間開館などを賢く利用して、豊かな芸術体験を楽しんでください。

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