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【京都】閉会間近!アンディ・ウォーホル・キョウト展の見どころをご紹介

2023年2月12日(日)に閉会が迫る「アンディ・ウォーホル・キョウト」展。

生涯で二度京都を訪れたアンディ・ウォーホル。日本旅行時のスケッチや貴重な映像作品なども満載なウォーホル回顧展です。是非、この機会に訪れてみてください。

「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」展とは?

京都市京セラ美術館とアメリカのアンディ・ウォーホル美術館がタッグを組んで企画された、ウォーホルと日本、とりわけ京都とのつながりをたどる展覧会です。

約200点+映像15作の展示作品のうち、100点以上が日本初公開。

門外不出といわれる「三つのマリリン」も来日!

アンディ・ウォーホル(1928-1987)とは?

本名 アンドリュー・ウォーホラ 。アメリカ・ピッツバーグ出身で、商業デザイナーとしてNYでキャリアをスタート。30代で本格的にアーティスト活動を始めます。

1960年代以降は、アメリカの大量消費社会を背景に、シルクスクリーンを用いた"大量生産”な作品を数多く制作。「 ジャッキー・ケネディ 」「 エリザベス・テイラー 」といった有名人をモデルにした肖像画や「 コカ・コーラ 」や「 キャンベル・スープ 」などの製品を作品化したことで知られています。

ちょこっとコラム①

本展に登場する日本人セレブも見どころのひとつ。

  • 映像作品「スクリーン・テスト」に登場する岸田今日子と仲谷昇
  • 「徹子の部屋」に出演した際のオフショット写真
  • 連作で描かれた坂本龍一の絵画

私は、若かりし頃の岸田今日子さんに釘付けになりました。

1.ウォーホルと日本

アンディ・ウォーホルが初めて日本を訪れたのは1956年。 6月16日から8月12日まで世界中を旅し、うち13日間、日本に滞在しました。ポップアート界で頭角を現す前の若きウォーホルは、日本のいろんなものを吸収しようと、スケッチブックを片手に各地を回ります。(東京、日光、箱根、鎌倉、京都、奈良)

京都では、 寺社仏閣をはじめ、道行く舞妓さんや僧侶の姿、友禅染や祇園祭 など、多岐にわたって興味をもったようで、これらのドローイングが展示されています。

そのほか、日本旅行の記録的な観光パンフレット、母に宛てた絵ハガキ(都ホテルのもの)、皇居前での記念写真もあり、1956年の旅の様子がつぶさに分かります。普通は捨てちゃいそうな「税関通知書」まで残っているのは、収集癖のあるウォーホルならでは!ではないでしょうか?

ちょこっとコラム②

アンディ・ウォーホル・キョウト展に連動し、京都の街中でも「ウォーホル・ウォーキング」というイベントが開催されています。期間は同じく2月12日まで。

場所は京都市内の5か所です。

京都駅前・三十三間堂・清水寺・祇園界隈・京都市京セラ美術館

中でも、三十三間堂では、来堂時の写真と千手観音菩薩立像のドローウィングが展示されています。

特に観音様が連なる姿は、のちの モチーフを連続させる手法のインスピレーションの源になった と言われています。

2.ウォーホルの花

今回購入した公式図録によると、ウォーホルは日本土産として 「一枚の着物と6点の屏風、食器や銀器、骨董品の陶製の犬、生け花に関する本、川端康成の小説など」 を買ったそうです。

これらの品々も展示されていて、なかでも気になったのが、 「花」に関する本が多いこと!!

もともと興味があったのが、日本へ行ったことで好き度が増したようで、たくさんの蔵書が残されています。

『生け花の楽しみ』『アメリカのフラワー芸術』『生け花の新世界』『想像の生け花』『フラワーアレンジメントの歴史』『草月136』

草月流の月刊誌まで入手していることに驚きました。

そして、この「花」への愛情は、さまざまな作品となって世に出ていきます。

1964年の個展で発表したハイビスカスの「花シリーズ」、1974年の日本での個展にあわせて発表された「生け花シリーズ」。

それぞれ展示されているのですが、かたやカラフルなポップアートの表現。もうひとつは水彩画の手法で丁寧に描かれた繊細な作風です。

公式グッズでは、たくさんの花たちが商品化されていますので、京都に行くのが難しい方は公式ウェブサイト内のグッズ紹介も併せてご覧ください。

※購入は会場内のショップのみとなります。

3.ポップアートの代表作

この展覧会は京都にちなんだものが多いのですが、もちろんポップアートの代表作も展示されています。有名な作品もいろいろ来ていますが、個人的におすすめしたいのが 「ブリロの箱」と「キャンベル・スープ」

「ブリロの箱」は実物を見るまで 木製の彫刻 だと知らず、床置きされている状態でもズシッと重さを感じる作品でした。1964年の発表当時は、この箱が大量にうず高く積まれていたらしいので、さぞかし圧巻だったことでしょう。

おなじみ「キャンベル・スープ」の方は、複数点が来日。写真の 「クリームマッシュルーム」 と画像内に映りこんでいる 「トマト」 を見て分かる通り、まったく同じデザインで味のところだけ違う両作品。

ウォーホル同士比べても面白みにかけるので、 マスコウィッツの「チキンスープ」 との比較はいかがでしょう?フジテレビの「なるほど!ザ・ワールド」のキャラクターが懐かしいマスコウィッツです。

商品を忠実に再現するウォーホルとウィットをきかせたマスコウィッツの競演でした。

4.貴重なインスタレーション作品

最後に、ウォーホルが試みた画期的な 「浮かぶ彫刻」 をご紹介。

1966年の個展でお披露目された 「銀の雲」 。金属化プラスチックにヘリウムガスを充填した作品です。「アンディ・ウォーホル・キョウト」展では、ひと部屋まるごとをこのインスタレーションにあてていて、中に入って自由に楽しむことができます。カラフルな壁面と四角い風船のフォルムが楽しい空間です。

約60年前のインスタレーションが再現されるのはとても貴重なので、訪れた際は勇気をもって足を踏み入れてください。

5.基本情報

2月12日までと閉会が近い ので、混雑が予想されます。チケットは窓口での購入も可能ですが、 事前にオンラインチケットの入手がおすすめ です。

お出かけの際は、最新情報のご確認をお忘れなく!

※Twitterで予約状況の配信があります。

  • 会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
  • 会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
  • 開館時間:10時〜18時(入館は閉館の30分前まで)※土日祝日のみ9時〜の早朝開館実施
  • 休館日:月曜日

チケット料金〈当日券〉

一般:¥2,200(土日祝)¥2,000(平日) 大学・高校生:¥1,400 中学・小学生:¥800

出展・参考

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