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拾ってきたものでも育つ?松ぼっくりから生えてくる松を育ててみた

近所の神社で拾ってきた松ぼっくりから松の種をとり、松を育ててみました。そのまま土に植えて育てるのではなく、松ぼっくりを半分土に埋めて、松ぼっくりの傘の隙間に土を埋めこみ、松ぼっくりから松が生えている「松ぼっくりから松」を作りたくてトライしました。

きっかけはふと手に取った1冊の本

時間があったのでふと立ち寄った書店で1冊の本を手に取りました。

山と渓谷社「かんたん!きれい!失敗いらず育てて楽しむ手のひら園芸」榛原昭矢著

キャベツの芯からキャベツを再生したり、野菜や果物の種やイモを育てたり、いろんなものが育てられている様子がたっぷりの画像とともに紹介されています。

その中の松ぼっくりの写真を見て、育ててみたい!と思ったのがやってみたきっかけでした。

松ぼっくりから松を育ててみた

種が手に入らないから取りに行く

植え付け用に松ぼっくりはほしかったものの、種はどこで手に入るのか、園芸店の種コーナーでも松の種は見た記憶がありません。

松ぼっくりは松の実なので、これから種がきっととれる、まだ開ききっていない松ぼっくりが拾えたら、底から育てたらいいんじゃないかと考えました。

近所の神社の横を通るとき、いい松ぼっくりが落ちていないか、日々通いました。道路に落ちている開いていない松ぼっくりや、神社の隅に積まれていた剪定枝についていた松ぼっくりから、種が収穫できました。

松ぼっくりから松の種を取る

拾ってきた松ぼっくりは1時間ほど水につけて虫出し、しっかり乾かしてから使います。

笠が開ききったら種が飛び出してくるので振って取り出し、取り切れないものはピンセットやペンチでそっと羽をつまんで取り出します。

羽を取った種を水に1~2時間漬け込み、沈んだものを植え付けます。

松ぼっくりから松の植え付け手順

  1. 鉢底にしっかり土を入れ、松ぼっくりをぎゅうぎゅう埋め込む。
  2. 土から出ている松ぼっくりの笠の中にぎゅうぎゅう土を詰め込む。
  3. 上からしっかり水をかけてしみ込ませる。
  4. 土が流れたところに土を埋めなおす。
  5. 種を笠の中の土に埋め込む。
  6. 底面給水のまましばらく育てる。

松ぼっくりの笠に埋め込む土は、2018年は小粒赤玉土、2019年は田んぼの土、2021年は十万年腐葉土を使いました。小粒の赤玉土は粒が大きくて扱いにくかったので、粘土のような田んぼの土を2019年は使いました。これは良かったので、同じにしてみてもよかったのですが、2021年は十万年腐葉土にしてみました。

実際に松ぼっくりから松を育ててわかったこと

土に埋める松ぼっくりが浅いと水切れしやすい

2018年に始めた松ぼっくりから松は、すぐに水切れして、1日に何度も水やりしないとすぐに枯れたため、1日中出かける必要があった日に枯れました。

土に埋める松ぼっくりが浅すぎることと、土の粒度が荒すぎることもあって、水がれしすぎたのではないかと考えていました。

水切れしやすい盆栽の夏の水やりは頻繁に

2019年に始めた松ぼっくりから松は、2018年の反省を踏まえて栽培したので、ビジュアル的にはイマイチでしたが、管理が楽でかわいく育ちました。でも、猛暑の日に、あっさり枯れ果ててしまいました。

前述のバイブル本に、大きな鉢に埋めておけば水管理がしやすいと書いてありました。気づくのが遅すぎました。せめて夏場は日陰に移しておくべきだったと反省しました。

もう一度松ぼっくりから松を始めてみる

急に枯れたこともあって、2020年に松ぼっくりから松に再挑戦する気になれなかったのですが、種も松ぼっくりも用意してあったので、2021年、再び松ぼっくりから松をはじめてみました。

2019年、およそ1年間ずっと底面給水しっぱなしだったので、今度は鉢底に穴のない鉢(長男がくれたプリンの容器)に植えてみることにしました。小さな容器だったので、縦型まつぼっくりに挑戦です。

身近な松ぼっくりから松を育ててみよう

松ぼっくりと言えばリース材料にするか、子供の工作材料と思いがちですが、あまり開いていないものであれば、しっかり種が入っているときもあります。

松は身近な植物ですが、種から育ててみた人は少ないのではないでしょうか。種が入っていたらぜひ育ててみましょう。松ぼっくりに植え付けると、見た目もかわいい盆栽が手軽に作れます。

出典・参考:

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