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【家庭菜園】秋植えがベスト!一年中楽しめるヒューケラの魅力と育て方

みなさん、ヒューケラって知っていますか?

カラーリーフの代表的な存在で、1年中楽しめるのがヒューケラです。

今回は、そんな「ヒューケラの魅力と育て方」を紹介します。この記事を読めば、ヒューケラでお庭やベランダがセンスアップします。

ぜひ、最後までご覧ください。

ヒューケラ3つの魅力

ヒューケラの魅力は、次の3つです。

  • 1年中鑑賞できる
  • 丈夫な多年草
  • 葉の色がきれい

ヒューケラは、1年を通して鑑賞できる丈夫な常緑多年草です。 冬は-15度まで耐えられ、夏は直射日光を避ければ元気に育ちます。

種類も豊富でたくさん出回っていて、何といっても葉の色が魅力です。ヒューケラは、寄せ植えや花壇のアクセントに使え、花がなくても楽しめる、とても鑑賞価値が高いですよ。

個人的には、明るいライム色のレタスっぽいヒューケラが好みです。

ヒューケラを育てる4つのコツ

品種選び

ヒューケラの葉には2種類あります。葉脈(葉に見られる構造で、水分や栄養分を運ぶ役割をする)が見えるタイプと見えないタイプです。

葉の色は、イエロー・ライム・グリーン・オレンジ・レッド・パープル・ブラック・シルバーと豊富にそろっています。

苗を買う時は、品種に注目です。 イエローやライムなど、薄い色のヒューケラは暑さに強くありません。 なぜかというと、葉緑体(緑色植物の細胞内に存在する色素で、主に光合成を行う)がないからです。グリーンがもっとも暑さに強く、続いてレッド・パープルで、ライムやイエローの順になります。

ですので、ライムなど明るい色のヒューケラは小ぶりなものもあり、暑さに強くないので、夏は置き場所に気をつけます。 初めてヒューケラを育てる方は、グリーンやブラックの葉がより丈夫でおすすめです。

植えつけ時

植えつけ時に守ることは、1つだけあります。それは、深植えしないことです。苗の葉をかき分けて、株元を見るとヒューケラの小さい芽が中心に集まっています。 植えつけ時は、株元が土の上にでるようにします。 土の中に植え込んでしまうと、新芽がうもれ、蒸れてしまいます。

土は、水はけのよいものを使いましょう。

育てる場所

植える場所や鉢を置く場所は、11月~3月まではどこでも問題ありません。しかし、夏の暑い時期に南側・西側の直射日光のあたるところでは、弱ってしまいます。特に、ライムやイエロー系のヒューケラは、みるみる弱って枯れてしまいます。

地植えをしてしまうと簡単に移動できないので、時間帯ごとの日当たりを考えて植えつけます。樹木などで陰になるようであれば南側・西側でも大丈夫ですが、 日陰でも育つのでシェードガーデンが最適です。

水やり・肥料

水やりは地植えの場合、植えつけ後は水が乾かないように管理します。苗が根づいた後は、それほど水をあげなくても大丈夫です。特に大きいヒューケラは、ほとんど水をあげなくても育ちますが、何日も雨が降らない乾燥した日が続く時は、水をあげましょう。

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。 過湿は苦手ですが、水は好きです。 夏は、朝か夕方の比較的涼しい時間帯にあげましょう。

肥料は、植えつけ時に元肥として緩効性肥料を入れます。その後は、成長期の3月~4月と10月~11月に、1週間に1回程度の液体肥料をあたえます。

ヒューケラは暑さに弱いので、夏の肥料は控えましょう。

以上が、ヒューケラを育てる4つのコツです。コツを意識することで元気なヒューケラを育てられます。

最後に、花後のお手入れについてです。ヒューケラは、5月~7月ごろに花を咲かせます。花後のお手入れは、花茎(かけい)の根元から切り取り、枯れた葉なども取り除きます。こまめに花をつみ取ると、長く楽しめます。切り花として飾ってもきれいですよ。

秋がベスト!ヒューケラの植えつけ方

ヒューケラはハンギングしたり、他の植物と一緒に寄せ植えをして楽しめます。

「ハンギングや寄せ植えは、ちょっと難しそう・・・」

そう感じる人も多いかもしれません。そんな時は、ヒューケラ1株を鉢に植えるだけで十分おしゃれになります。今回は、ヒューケラ2株を鉢に植えてみました。植えつけ手順は、次の通りです。

【植えつけ手順】

  1. 鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れます。
  2. 市販の培養土を用意します。自分で土をつくる場合は「赤玉土6:腐葉土4」や「赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3」でOKです。鉢に用意した土を入れます。
  3. 元肥を入れ、土の殺菌消毒として「オルトラン」も入れます。
  4. 苗を土の上に置きバランスを見ます。
  5. ポットから苗を取り出し、鉢に植えつけます。株元が土の上から少し出るくらいに植えたら、鉢と苗のすき間に土を入れます。
  6. 水をたっぷりあげたら、完成です。

暑い日は日陰で管理して、涼しくなったら好きな場所において楽しもうと思います。

まとめ

以上「秋植えがベスト!一年中楽しめるヒューケラの魅力と育て方」でした。

まとめると次の通りです。

  • ヒューケラの魅力は「1年中鑑賞できる」「丈夫な多年草」「葉の色がきれい」の3つ。
  • ヒューケラを育てるコツは4つ。

①品種選びは、ライムなど明るい色のヒューケラは、暑さに強くないので、夏は置き場所に気をつける。初めてヒューケラを育てる方は、グリーンやブラックの葉が丈夫でおすすめ。

②植えつけ時は、新芽がうもれ、蒸れてしまわないように、株元が土の上に少しでるくらい浅く植える。

③育てる場所は、11月~3月くらいまではどこでも問題ない。夏の暑い時期に南側・西側の直射日光のあたるところでは、弱ってしまうので気をつける。

④水やりは、地植えの場合、苗が根づいた後はそれほど水をあげなくても大丈夫。何日も雨が降らず、乾燥した日が続く時は水をあげる。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげる。

肥料は、植えつけ時に元肥として緩効性肥料を入れ、成長期の3月~4月と10月~11月に、1週間に1回程度の液体肥料をあたえる。

私は、初めてヒューケラを見た時、葉のおしゃれさにとびつきました。そして、育て方も調べずに、庭で一番日当たりのよい場所に植えて失敗しました。

ヒューケラは、ホームセンターでも置いてあることが多く、手に入りやすいです。少しお値段はしますが、この機会にぜひ、ヒューケラの魅力にふれてみてください。

それでは、また会いましょう。

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