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【家庭菜園】雑草は野菜づくりを助ける!雑草の活用方法

家庭菜園を行っていると、畑の中に雑草が生えてきませんか?気温の上昇に合わせて、どんどん増え伸びてくるため、どのように対処すべきか困る方もいるかと思います。

仮に全く雑草の対処を行わなかったら、野菜の生長を阻害するかもしれません。ただ、雑草をうまく活用することで、野菜づくりの助けにもなります。

この記事では、雑草の活用方法を紹介します。

雑草と野菜の生長

私の庭は砂質の固めの土ですが、毎年のように雑草が生え、抜いても抜いても生えてきます。あなたのお庭でも同じように生えてきませんか?

どこにでも生え、育つ雑草ですが、 生命力 繁殖力 が高いため、 野菜の生長を阻害する と言われています。特に生育初期の野菜近くに雑草が一緒に生えていると、野菜が吸収する栄養を奪ってしまいます。雑草の生長が早いが故に、野菜が雑草に負けてしまうのです。

ただ、野菜の生育初期はしっかり除草しつつ、雑草をうまく活用することで、 野菜づくりを助けてくれる味方 にもなってくれます。なるべくお金をかけずに家庭菜園を行いたい方は、参考にしてみてください。

次項より、雑草の具体的な活用方法を紹介します。

雑草の活用方法

雑草の活用方法を3つ紹介します。どれも簡単に実践できると思いますので、ぜひ活用してみてください。

雑草マルチ

1つ目は、刈り取った雑草を マルチ として使用できることです。個人的には、刈り取ってすぐに使用できる雑草マルチが一番おすすめです。

マルチとは、野菜の畝を覆う資材のことで、マルチングを略した言葉になります。マルチの役割としては、畝を覆うことで土の温度を調整したり、乾燥を防いだり、雑草を生えにくくさせたりと多様です。

マルチとして使用される資材の種類は、黒いビニールマルチなどが一般的ですが、刈り取った雑草も使用でき、マルチとしての役割を果たすことができます。また、 ビニールマルチの場合、取り外した後はゴミになりますが、雑草マルチはゴミになりません。

マルチとして使用した雑草は、時間の経過とともに枯れていき、いずれは 土づくりの材料 になります。そのため雑草さえあれば、お金をかけずにマルチの資材を準備でき、地球にやさしいです。

具体的な使い方としては、とても簡単で刈り取った雑草を畝の上に引き詰めるだけです。また、雑草は徐々に土の中の微生物によって分解されて減っていくため、随時雑草を追加していってください。

雑草マルチを敷いた下では、土の中にいる微生物たちが雑草を食べ動きまわることで、 土が団子状になり野菜づくりに適した土に変わっていきます。 ビニールマルチは微生物の食べ物にはならないため、雑草マルチならではのメリットです。

また、畝のマルチだけでなく、雑草が生い茂ってほしくない畝間などに刈り取った雑草を敷いても、雑草を抑えるのにも効果的です。雑草で雑草を抑制しながら、勝手に土づくりも進んでいくため一石二鳥ですね。

雑草堆肥

2つ目は、刈り取った雑草を 堆肥 として使用できることです。

庭などに一から畑をつくる場合、まずは野菜づくりに適した土にする必要があります。野菜づくりの成功には、 土づくり にかかっていると言っても過言ではありません。

そんな重要な土づくりですが、多くの資材が必要になります。私の庭では動物性堆肥の牛ふんや植物性堆肥の腐葉土、バーク堆肥などを投入してきました。元々畑ではない砂質土だったため、投入量も多く必要になり、お金もそれなりにかかりました。

ただ、雑草を活用することで、 お金をかけずに堆肥を使用できます。 作り方としては、雑草を畑の隅などに積んでおくだけです。雑草以外にも、野菜の残渣や落ち葉なども一緒に入れてみてください。

一般的には米ぬかや水を入れ、シートをかけて保温したりしますが、積み上げていくだけでも下の方から徐々に堆肥化していきます。堆肥化するまでには一年以上かかるため、すぐに使用できないというデメリットはあります。ただ、雑草の置き場所ができて、それがいずれ無料の堆肥になればいいですよね。

私の庭では畑の隅に雑草の野菜残渣を山状に積んだり、木枠を作りその中に雑草を投入し続けています。

病害虫対策

3つ目は、野菜の傍で適度に生えた雑草が 病害虫対策 になることです。これまでの活用方法は、取り除いた雑草を使用しましたが、3つ目は生えたままの雑草です。

雑草が生えていると病害虫のすみかにもなりえますが、 病害虫の天敵となる虫 も呼ぶことができます。

畑の植物の種類が多いほど、やってくる生き物の種類も増え、野菜に様々な悪影響を与える病害虫の天敵も増えるということです。ただ、雑草が栄養を奪い生育を悪くさせることもあるため、生育初期の野菜の周りはしっかり除草を行ってください。

野菜が大きく育った後は雑草の影響は少ないため、適度に残して病害虫対策として活用します。また、やがて雑草が枯れると根が張っていた箇所は空洞となり、土の通気性や水はけを向上させます。

雑草と一緒に家庭菜園を楽しもう!

この記事では、雑草の具体的な活用方法を紹介しました。雑草は野菜づくりの敵になるかもしれませんが、うまく活用することで、野菜づくりの味方にもなります。

また、家庭菜園を行っていると、堆肥や肥料、ビニールマルチなど、何かと資材が必要になりお金がかかります。ただ、そんな時に雑草を活かせれば、資材を節約できるため、手軽に家庭菜園を始めてみたい方にはおすすめです。

ぜひ雑草と一緒に家庭菜園を楽しんでみてください。

出典・参考

  • 家の光協会:やさい畑 2023年4月春号,一般社団法人 家の光協会[東京都],2023年[128ページ]
  • 西村和雄:ぐうたら農法 病害虫がなくなる土の育て方[野菜だより特別編集],株式会社学研パブリッシング[東京都],2015年[98ページ]
  • 野菜だより編集部:家庭菜園でできる自然農法[趣味の菜園],株式会社学研プラス[東京都],2019年[113ページ]

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