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【ゴールデンウィークにおすすめ】バルト三国とは?|基本情報とおすすめ観光スポット紹介

もうすぐやってくるゴールデンウイーク。2024年は、長ければ10連休となる人もいるでしょう。

「長いGW休みは海外旅行に行きたい!」

「せっかくだから、みんなが行かない穴場の国へ行ってみたい」

バルト三国と呼ばれる、エストニア・ラトビア・リトアニアは5月頃からがベストシーズンで、長期で旅行ができるGWにぴったり。

今回は、エストニア・ラトビア・リトアニアのおすすめ観光地を紹介します。GWの旅行プランを決める際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

バルト三国って?

バルト三国は、バルト海の南に位置するエストニア・ラトビア・リトアニアからなる地域です。20世紀の終わりまではソ連に属していましたが、三国が協力して独立デモを行ったことなどにより、それぞれの国として独立しました。

各国の面積は、日本の北海道よりも小さく、人口は三国合わせて約600万人。また、ヨーロッパの中でも治安がかなり良く、女性の一人旅でも安心できるようなエリアです。

三国には共通点があり、 それぞれの首都である「ヴィリニュス」「リガ」「タリン」の旧市街は全て世界遺産に指定 されています。中背の美しい町並みと北欧を感じる雰囲気は旅行者をとりこにしてしまうこと間違いありません。

日本からの旅行先としては、マイナーなバルト三国ですが、数えきれないほどの魅力にあふれていますよ。

エストニアでおすすめの観光地

まずは、エストニアでおすすめの観光地を紹介します。

エストニアは、バルト三国の中でも一番北にある国です。人口は約130万人しかいない小さな国ですが、世界的なIT先進国として知られています。有名な会話ツールである「Skype」を生み出したのもエストニアであることはご存知ですか。

最先端技術にあふれている一方で、歴史あるものを大切にしている国でもあります。 首都タリンの旧市街は、世界遺産に指定 されており、新旧のデザインが混合した建物や、13世紀に建てられた建物、博物館などが並びます。

雰囲気としては、 中世ドイツと北欧の街並みが混ざったような感じ で、まるで絵本の世界に迷い込んだような気分になれるでしょう。

ヴィル門(タリン)

ヴィル門は、首都タリンの中心部に位置し、タリンのメインストリートであるヴィル通りの入口にある門です。

2つの塔から成るヴィル門では、その塔にツタが絡み合っています。紅葉のシーズンには、葉のきれいな色を楽しめるため、写真スポットとして有名です。周辺は、ショップやレストランも多いため、さまざまな時間の過ごし方ができますよ。

ラエコヤ広場(タリン)

ラエコヤ広場は、旧市街の中心にある広場です。

市庁舎や美術館、観光案内所、カフェなどが並び現地の人や観光客で常ににぎわいを見せています。また、年間を通してさまざまなイベントが行われています。

広場からは市街の美しい風景が見えるので、タリンを訪れたら外せないスポットですよ。

カタリーナ通り(タリン)

カタリーナ通りは、石積みの壁に囲まれた中世の雰囲気のある通りです。

昔の聖カタリーナ教会の裏手に作られた通りで、当時の雰囲気を残しています。その中世の建物に囲まれた路地には、小さなアトリエがいくつも並び、伝統工芸品が売られています。

赤レンガや石造りの壁は趣があり、写真スポットとしても人気です。

ラトビアでおすすめの観光地

ラトビアは、バルト三国の真ん中にある国です。エストニアと似た雰囲気があり、 中世ドイツの街並みと、北欧の雰囲気 を感じられます。ただ、言語や民族構成は大きく異なります。

ラトビアは近年、 「世界で最も美しい国」 とも言われています。豊かな森や湖をはじめとした自然や、中世の雰囲気を残す街並みなどがあるため、世界中の旅行者を魅了しているのです。

また、首都のリガはバルト三国の中でも最大の都市で、中世の街並みが世界遺産に指定されています。建造物はさまざまな装飾がほどこされていることから、 「バルトのパリ」 とも呼ばれることも。観光スポットもたくさんありますよ。

ブラックヘッドハウス(リガ)

リガにあるブラックヘッドハウスは、14世紀にギルド(職業別組合)のために立てられた、ゴシック様式の建物です。第二次世界大戦で破壊されましたが、2000年に再建されました。

細かい装飾のされた建物は、現在ではコンサートや展示会、フェスティバル会場として使われており、観光客も中に入って見学できます。

リガ大聖堂(リガ)

リガ大聖堂は、バルト三国の中でも最大規模の教会です。13世紀に建てられてから、18世紀まで増改築が続いたため、ロマネスク・ゴシック・バロックなどのさまざまな建築様式が見られます。

また、大聖堂内には、世界で4番目の大きさとなるパイプオルガンがあり、毎日12時にはパイプオルガンによるコンサートが行われています。

トゥライダ城(スィグルダ)

トゥライダ城は、赤レンガでできた美しい城です。

トゥライダ城の周りは、「トゥライダ博物館保護区」となっており、白鳥のいる湖があったり、中世の家が並んでいたりと素晴らしい風景が広がるエリアとなっています。

城内は博物館となっており、歴史を学べる展示がされていますよ。また、塔からは美しい景色が楽しめるでしょう。

リトアニアでおすすめの観光地

リトアニアは、バルト三国の中でも一番南にあり、三国の中で一番大きい国です。

エストニアとラトビアとは大きな違いがあります。それは、 ヨーロッパの中でも有数のカトリックの国 であることです。首都であるヴィリニュスをはじめ国中にカトリック教会があります。

首都であるヴィリニュスは、世界遺産に指定されており、ヨーロッパ最大の旧市街として知られています。 「小さなローマ」 と言われるくらい、美しい中世の街並みが広がっていますよ。

リトアニアは、自然豊かな国であることでも有名。国土のほとんどが農地や森林に覆われ、約4,000の湖があることから、 「森と湖の国」 とも呼ばれています。

ヴィリニュス旧市街(ヴィリニュス)

ヴィリニュス旧市街は、ヨーロッパの中でも最大規模を誇る旧市街で、世界遺産に登録されています。

レンガ色の建物が並ぶ、石畳の道が入り組んだ旧市街には、リトアニア料理店や民芸品のショップなどが並び、歩いているだけで、ワクワクするような空間です。

ヴィリニュスでは、気球に乗って街の風景を楽しめる珍しいツアーもあります。実は、世界遺産で気球に乗れるのはヴィリニュスだけなのですよ。

聖ペテロ・パウロ教会(ヴィリニュス)

聖ペテロ・パウロ教会は、ヴィリニュスの数ある教会の中でも代表的な教会です。

30年以上かけて造られた内装は、壁や天井をすべて覆うような美しい漆喰(しっくい)の彫刻がなされ、聖人や植物、戦いの歴史などさまざまなものが描かれています。建築にはイタリア人の職人や数百人の地元の職人も関わったとされており、ヴィリニュスの記念碑のような建物として知られています。

トラカイ城(トラカイ)

トラカイ城は、ヴィリニュス郊外のトラカイ地方にある城です。15世紀に建築され、17世紀に戦争にて破壊された後は、一時廃墟となりましたが、20世紀に見事に再建されました。

周りは森や湖に囲まれた優雅な雰囲気で、湖畔を散歩したり、クルージングをしたりとゆったりした空間を楽しめますよ。

バルト三国で特別なゴールデンウィークを過ごそう!

今回は、バルト三国の概要や、エストニア・ラトビア・リトアニアの観光スポットについて紹介しました。

共通点がありつつも、それぞれの国だけの魅力的なポイントもたくさんあります。

穴場の海外旅行先を探している方や、バルト三国への旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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