頭痛の中で最も多い緊張型頭痛って?簡単にできるほぐし方を紹介
日本人に最も多い頭痛の「緊張型頭痛」。
首周りや背中の筋肉が緊張することで起こるので、実はほぐすことで痛みの緩和が期待できるんです。
座ったまま簡単にほぐして、辛い頭痛から解放されましょう。
その痛み…緊張型頭痛かも?
慢性的な頭痛に悩みを抱えている方は多いですよね。
痛みを感じた時のために薬を持ち歩いているという方も多いのでは無いでしょうか?
しかし、一時的に薬で痛みが緩和されても、そもそもその痛みの原因はなんなのでしょうか?
日本人に最も多い頭痛は「緊張型頭痛」と言われています。
首周りや背中の筋肉が緊張することで起こる緊張型頭痛。
あなたが悩んでいる頭痛も、ほぐすことで痛みが緩和されるかもしれません。
緊張型頭痛の原因は?
首周りや背中の筋肉が緊張することで、頭痛が起こる緊張型頭痛。
- 普段の歪んだ姿勢
- 枕が合わない
- 冷え
- ストレス
などなど、筋肉が緊張する原因は様々。
肉体的な負荷はもちろん、精神的な原因も当てはまります。
緊張した時を思い出してみましょう。
つい肩が上がったり、顔が強ばったりしてしまいますよね。
緊張を感じると、意図せずとも筋肉は収縮してしまいます。
ストレスを感じると、このように筋肉が収縮している時間が長くなり、結果精神的なストレスが肉体的なストレスにも繋がってしまいます。
筋肉が緊張した状態になると、血液やリンパ液が滞ってしまいます。
逆を返せば、ほぐして血液やリンパ液の巡りを良くすることで頭痛の改善が十分に期待できます。
深い呼吸を意識し、たっぷりと酸素を行き渡らせながら実践してみましょう。
座ったままでも簡単にできる!頭痛が楽になるほぐし方
主に首の後ろの筋肉や背中の筋肉が緊張することで頭痛が起こります。
しかし、だからと言って首をぐるぐると回してほぐすのはNG!
関節の特性上、首は回すことを得意としていません。
重い頭を支えているにも関わらず細い首は、実はとても複雑な構造をしています。
回したからといって緊張による凝りの改善には繋がらず、リスクばかりが大きいんです。
その周りの筋肉をほぐし、頭痛の改善に導きましょう!
肩を大きくゆっくりと回す
肩甲骨周りをほぐしていきます。
深く呼吸をしながら、じっくりとほぐし回していきましょう。
内回しと外回し、どちらも均等に行ってくださいね。
肩甲骨を意識しにくいという方は、肘で大きな円を描くように回してみましょう。
慣れてきたら、さらに肘を少しずつ遠くに伸ばすようにイメージ。
首後ろをつまんでほぐす
首の後ろの皮膚をつまんでみましょう。
凝り固まってしまうと、皮膚が硬くなり痛みを感じやすいです。
無理の無いよう、少しずつつまんでほぐしていきましょう。
こめかみをほぐす
こめかみのあたりには、側頭筋という大きな筋肉があります。
咀嚼筋とも言われ、グッと噛んだ時に動く部分が側頭筋です。
手首の少し上の手根部でほぐしていきましょう。
【自宅の時に】ヨガのポーズをプラス
自宅にいる時には、ヨガのポーズをプラスしてみましょう。
血液やリンパ液が滞ることで起こる緊張型頭痛。
第二の心臓と言われるふくらはぎにアプローチし、流れを良くしましょう。
立位の開脚前屈
- 足幅を大きく広げて、つま先をまっすぐ前に向ける
- 両手は足の付け根に添える
- 鼻からたっぷり吸って、鼻から吐きながら体を前に倒す
- 呼吸を繰り返しながらキープ point!体をたくさん倒すのではなく、腰から倒すことを意識しましょう
- 吸いながらゆっくりと体を起こす
柔軟性に余裕がある方は、両手をマットにつけてみてくださいね。
まとめ|緊張をほぐして痛みから解放されよう
頭痛が起こる原因と痛みを緩和するほぐし方を紹介しました。
痛みを感じた時の実践はもちろん、日常的にほぐすことで筋肉の緊張状態を避け、頭痛の予防に繋がります。
鋭い頭の痛みは、何をしても集中できず特に外出先ではとても辛いですよね。
皆さんのお悩みが少しでも改善され、快適になったら嬉しいです。
ぜひ、実践してみてくださいね。
やってみよっか?