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クリスマスが終わっても育てたい!ポインセチア・プリンセチア&ゴールドクレストのケア方法

園芸店の店頭に赤やピンクのポインセチア・プリンセチア、小さなツリーにぴったりのゴールドクレストの鉢植えが並び始めると、クリスマス気分が盛り上がってきます。

しかし、クリスマスが終わった後、枯れて処分されることが多いもの。本当はどれも何年も育てることができます。

クリスマス気分満載で毎年買いたくなる鉢植え

ポインセチア・プリンセチア

ポインセチアの鉢植えは樹高が高くないので草花だと思っている方が多いのですが、ポインセチアは樹高が60cmほどにしかならないものの、樹木です。

鮮やかな赤や白に彩られた部分は苞と呼ばれる葉っぱの一種で、中央の黄色い実のような部分が本当の花になります。

プリンセチアはSuntoryが開発したポインセチアの園芸新品種です。

ゴールドクレスト

ゴールドクレストは品種名ではなく、常緑針葉樹コニファーの一種で、モントレー糸杉の園芸品種の名前です。小さい苗の時は柔らかな葉っぱと優しい緑色が魅力です。

ゴールドクレストは根っこがあまり広がらないため、小さめの鉢でも育てられ、成長も穏やかなので、育てるクリスマスツリーとしてもぴったりです。特別に手入れが上手でなくても樹形がきれいなまま育ちます。

丈夫で育てやすく寒さにも強いので、雪が降るところでも外に置くことができ、ずっと室内に置いていても簡単には枯れません。

クリスマスが終わっても処分しないで!何年も育てられます

クリスマスが終わった後、どんどん弱っていって、気が付いたら枯れていた!なんてことが多いのがポインセチア・プリンセチア。ゴールドクレストは、クリスマスが終わったから邪魔だしと処分されてしまうことも。

しかし、ちゃんと管理すれば長年育てることができるので、次の冬にも活躍できるように育ててみましょう。虫もほとんど寄ってこないので、虫が嫌いな人にもぴったりです。

ポインセチアは明るくあたたかい場所で育てる

ポインセチアは 寒さに弱く日陰も嫌い なので、八重桜が咲く頃までは、温かい室内の明るい窓辺において管理し、それ以外の季節は最低気温が10℃を下回るまでずっと屋外の日当たりのよい場所で育てます。

10℃を下回ると枯れる可能性が高く、日当たりが悪い場所でも葉が落ちやすくなります。ポインセチアよりも、若干プリンセチアの方がより寒さに弱くなります。

春に、葉っぱが落ちてお寂しい状態になることも。そんな時は、枝の長さを10cmくらいに刈り込んで育てると、リカバリーすることもあるので、そのまま処分する前に試してみましょう。

ポインセチアは水切れしても水が多すぎても枯れる

ポインセチアは土が湿っている状態が長く続くと枯れやすい上、水切れしても枯れやすいので、水やりを成功させるのが上手に長く育てるための最重要ポイントになります。

表面の土が乾いてからたっぷり水やりし、鉢皿に水が残らないように 注意が必要です。

夏場、2週間程度留守にするとき、そのままでは水切れして枯れてしまいます。ずっと水につけていても、やはり枯れてしまいます。

私の経験では、帰宅3日前くらいに水が切れるくらいの量の水をためた鉢皿に入れておけば、ぎりぎりお留守番させられますが、根腐れしやすいのでお留守番が難しい植物です。シビアな水量調整が枯らさないポイントになってきます。

ポインセチアは短日処理しなくても屋外に置いていれば赤くなる

ポインセチアは、昼間の時間が短くなるってくる期間を2か月以上続けると鮮やかな色を付ける、 短日性植物 です。夕方箱をかぶせて、朝箱を外すことを2か月ほど続けると真っ赤に色づきます。白やピンクの場合も同じです。この箱をかぶせる処置を短日処理と言います。

短日処理しないままにしていると、冬になったとき、赤くなっていない葉っぱが短日処理したものより相対的に増えますが、夜暗くなるベランダに置きっぱなしにしているだけでも赤くなってきます。

夫の下宿の隣はコンビニなので、夜も灯りがもれていますが、きれいな赤色になり、なぜか夏至のころにも赤くなることもありました。ずっとスポットライトを当てていれば全部が緑になることもあるでしょうが、キチキチやらなくても十分鮮やかな葉色を楽しめます。

ゴールドクレストはほったらかしでもきれいに育つ

ゴールドクレストは糸杉なので、庭に植えれば基本は水やりしないで自然任せで十分ですが、鉢植えで育てる場合、それなりに水やりは必要になってきます。水切れするとまず葉先が枯れこんできます。全体に枯れてしまわないようにすぐ水やりしましょう。

ゴールドクレストは 樹木にしては水を好む ため、水切れには注意が必要です。表面の土が乾いていたらたっぷり水やりをしましょう。

樹高を低めに抑えるには、てっぺんの枝を切り取る摘芯を行います。好きな形に刈り込むこともできますが、まったく刈り込まずに、枯れた枝を抜くだけでもきれいな樹形が保てます。

アフターケアを考えずに本物の植物でクリスマスを彩ることも

クリスマス気分を満載できるポインセチア・プリンセチアやゴールドクレストをクリスマスだけで終わらせないで長く育てるコツをご紹介しました。しかし、アフターケアを考えずに本物を楽しむ方法もあります。

IKEAで本物のもみの木が販売され、クリスマス後、期間内に返却するとほぼ半額がキャッシュバックされる素敵なシステムがあります。プラスチックじゃない本物のもみの木です。子供が小さい頃あったら!!と思ったものです。

クリスマス前に買ってきて、クリスマス後に返却できるので、置き場所にも困らないし、お財布に優しいし、アフターケアも必要ないのでいいこと尽くしです。

人気があり販売開始直後に売り切れることと、IKEAが近所にある人ばかりではないのが最大の欠点ですね。

出典・参考

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