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混雑を避けて運気アップ!夏の新しい参拝スタイル「夏詣」の魅力

「神社は初詣に行くもの」と思っていませんか?実は一年のちょうど真ん中、7月に神社やお寺を訪れる「夏詣(なつもうで)」という習慣が、全国に広まりつつあります。初詣と違って混雑が少なく、境内には夏らしい特別な飾りつけや限定御朱印があることも。

知る人ぞ知る夏の参拝習慣、ぜひあなたも体験してみませんか。この記事では、夏詣の意味やおすすめの社寺、楽しみ方のポイントまでご紹介します。

夏詣とは?いつ行くの?

夏詣(なつもうで)とは、7月1日以降に神社や仏閣に参拝し、過ぎた半年への感謝と、これからの半年の平穏を祈る習慣のことです。

私たち日本人には、大晦日の「年越しの大祓(としこしのおおはらえ)」で一年の穢れを祓い、翌日の元日から初詣をして新年の平穏を願う文化が根付いています。夏詣はそれと対になる存在です。6月30日に各地の神社で行われる「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」で上半期の穢れを落とし、リセットされた翌日の7月から神社仏閣へお参りします。初詣が「年のはじまり」を祝うお参りなら、夏詣は「年の折り返し」を意識するお参りというイメージです。

夏詣が始まったのは2014年。東京都台東区の浅草神社が「ニッポンの新しい習慣づくり」として提唱したことがきっかけです。その後、全国の神社仏閣に広がり、2026年6月時点で全国651社寺が参画。7月1日から7月7日の期間を中心に、各地でさまざまな夏詣イベントが展開されています(参画社寺によって開催期間や内容が異なります)。

初詣のときのような混雑が少なく、ゆったりと参拝できること、そして風鈴・七夕・花手水など夏ならではの境内の美しさを楽しめることが、夏詣の大きな魅力です。

夏詣におすすめの神社仏閣5選

【東京】浅草神社(あさくさじんじゃ)

夏詣の発祥地として外せない一社です。東京・浅草の浅草寺に隣接するこの神社は、628年の創建と伝わり、地域の人々から「三社様」として親しまれています。社殿は国の重要文化財に指定されており、5月の「三社祭」でも全国的に名が知れた名社です。

浅草神社の夏詣は、毎年6月30日〜7月7日頃に開催。期間中は、境内の「竹参道」や「天の川」がライトアップされ、浅草の夏を彩る幻想的な雰囲気を楽しめます。その他にも、夏詣期間中には「夏詣盆踊り」や「夏詣茶屋」といったイベントやワークショップなど、見どころが目白押し。夏詣発祥の地として、まず一度は訪れてほしい場所です。

【東京】根津神社(ねづじんじゃ)

東京十社のひとつに数えられる格式ある古社で、約1900年前に日本武尊によって千駄木の地に創建されたと伝わります。徳川幕府の庇護を受けて造営された本殿・楼門などは現在も国の重要文化財として残り、千本鳥居で知られる「乙女稲荷神社」など見どころも豊富です。

根津神社の夏詣は毎年7月~8月頃に開催。期間中は、境内社の「駒込稲荷神社」の参道脇で「夏詣かざぐるま祭り」を開催しています。駒込稲荷の御祭神が風の神様であることにちなみ、色とりどりの風車が飾られ、夏の境内に涼やかな風景が広がります。期間中は数量限定の「夏詣かざぐるま祭り限定御朱印」も授与されます。

【福島】土津神社(はにつじんじゃ)

会津磐梯山の麓、猪苗代湖を望む場所に鎮座する土津神社は、1675年に会津藩祖・保科正之公を祀るために創建された神社です。「こどもと出世の神さま」として親しまれています。創建当時は「東北の日光」と称されたほどの荘厳さを誇り、境内には春の高遠小彼岸桜、夏の青もみじ、秋のイロハモミジと、四季折々の美しい景色が広がり、磐梯山や猪苗代湖を訪れる旅の途中に、立ち寄る参拝客も多くいます。

土津神社の夏詣は6月1日~8月31日と、早い時期から始まります。期間中は夏の時期ならではの多彩な御朱印が魅力です。「夏」と夏の聖獣・朱雀をテーマにした切り絵御朱印や、境内に広がる天の川と七夕飾りをモチーフにした涼やかなクリア御朱印など、アート性の高い季節限定の御朱印が揃います。色とりどりの傘や花手水が夏の境内を彩り、写真映えする空間としても人気が高い神社です。

【宮城】金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)

脱皮することから再生の象徴とされる「蛇」の姿をご神体として祀る、東北を代表する金運・商売繁盛のパワースポットです。境内には蛇の模様が浮き出る「蛇紋石」があり、撫でると金運アップのご利益があると言われています。春には東北最大級の牡丹園や樹齢300年の「九龍の藤」で知られる、花の社としても名高い神社です。

金蛇水神社の夏詣は、毎年6月中旬~8月中旬の期間で開催。期間中には、色鮮やかな和傘が飾られる「水神雨傘展」や、境内がライトアップされる「宵詣」などのイベントが開催されます。また、ご朱印ファン必見の美しい切り絵朱印もお見逃しなく。

【静岡】富士山東口本宮 冨士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)

富士山の東側・須走口登山道の起点に鎮座し、807年の創建から1200年余りの歴史を持つ古社です。御祭神は縁結び・子授け・安産のご利益で知られる木花咲耶姫命をはじめとする三柱。境内はユネスコ世界文化遺産「富士山」の構成資産のひとつにも登録されており、富士山への崇敬と信仰の深さを今に伝えています。

毎年7月1日~8月31日の期間には、夏詣と合わせて「富士山須走口開山祭」が開催され、夏詣と富士山の開山を同時に祝われます。夏詣の期間は開山期間限定の御朱印帳も授与されるなど、1年の中でも人気の参拝シーズンです。富士山を仰ぎながらの参拝は格別で、唯一無二の夏詣の体験ができます。

夏詣をもっと楽しむポイント

夏詣限定の御朱印を集めよう

夏詣の期間中は、風鈴・金魚・七夕の短冊など夏モチーフの限定御朱印を授与する社寺が多くあります。切り絵御朱印やクリア御朱印などアート性の高いものも増えており、複数の神社を巡って集めるのも夏のお楽しみのひとつです。種類や授与時期は社寺によって異なるため、訪問前に公式ウェブサイトやSNSで確認しておくと安心です。

夏まつりや夏のイベントと合わせて楽しむ

夏詣の参画社寺では、神社ならではの夏のイベントが同時期に開催されることも多いです。浅草神社の七夕神事や竹参道ライトアップ、根津神社のかざぐるま祭り、金蛇水神社の宵詣ライトアップ、冨士浅間神社の富士山開山祭など、夏詣とセットで楽しめる見どころが各地に揃っています。夏詣を今年の新習慣にしてみてください。

おわりに:新たな習慣「夏詣」

今年の夏は、夏詣を新しい習慣に加えてみませんか。

初詣のような混雑もなく、夏ならではの鮮やかで涼やかな境内の風景とともに、半年無事に過ごせたお礼と、もう半年の無事をお祈りしましょう。

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