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北海道・ニセコの観光ガイド|スキー場におすすめスポットまで紹介!

ニセコの地名の由来はアイヌ語で「切り立った崖の下を流れる川」という意味があり、全国的にも自然豊かなリゾート地として知られています。近年はパウダースノーを求めてウィンタースポーツをしに訪れる海外からの観光客が増えていますが、実は良質な湧き水や温泉郷も有名です。この記事ではニセコの基本情報からスキー場、観光スポットや宿泊施設まで紹介します。

ニセコへの交通アクセス

北海道各所から虻田郡ニセコ町へのアクセスは車(バス)、または電車で行く方法があります。電車は本数が少なく時間帯によって所要時間が前後するため、事前にダイヤを調べておくことが必要です。車で行くのが一番所要時間が短く利用時間にも左右されませんが、レンタカー代や運転の心配がある人も多いかもしれません。バスであれば新千歳空港の場合は往復5,000円前後と安価に行くことができ、運転の不安もないので移動手段としては一番おすすめです。

新千歳空港から

車:国道276号経由、所要時間 2時間ほど

※バスの場合:北海道中央バスやホワイトライナーなどのバス会社があります。

電車(JR):所要時間 3時間~4時間30分

新千歳空港から快速エアポート号で小樽駅へ(約75分)、小樽駅からJR函館本線でニセコへ(約90分)

札幌から

車:国道230号経由、所要時間 2時間ほど

※バスの場合:北海道中央バスの高速バス 高速ニセコ号、ホワイトライナーがあります。

電車(JR):所要時間 2時間30分~4時間

札幌駅から快速エアポート号で小樽駅へ(約35分)、小樽駅からJR函館本線でニセコへ(約90分)

函館から 

車:国道5号経由、所要時間 3時間ほど

電車(JR):所要時間 3時間30分

函館駅・新函館北斗駅から特急北斗号で長万部駅へ(約80分)、長谷部駅からJR函館本線でニセコへ(約100分)

北海道・ニセコの気候

年間の気温

年間の平均気温は6.3℃。春は平均10℃前後と涼しく、夏も20℃前後と爽やかな気候です。冷涼な土地でしか見ることのできない高山植物が楽しめるのも、北海道の魅力でしょう。秋からどんどん気温が下がり、冬の1月~2月は最高気温約-5℃、最低気温-9℃まで冷え込みます。

冬の積雪時期と量

雪は例年11月下旬ごろから降り始め、2月~3月にピークを迎え5月にやむ傾向にあります。積雪の影響にもよりますが、本州ではすでに気温が上がっているゴールデンウィークの時期(4月下旬~5月初旬)でもスキー場がオープンしているため、ニセコは春にスキーができる場所としても有名です。ピーク時は最深積雪が200cmまで達することもあり、北海道の中でも特に積雪量が多く特別豪雪地域に指定されています。

雪質

ニセコといえばパウダースノーといっても過言ではないでしょう。日本海から運ばれた水分を多く含む空気が、標高1,308mのニセコアンヌプリ山を越えてくることで冷たく乾燥した空気となり、水分量の少ないふわふわで高品質な雪を大量に作り出します。ウィンタースポーツが存分に楽しめる環境として人気で、世界中からスキーヤーや観光客が訪れるほど。スキーやスノーボードの板がサラサラと雪の上を滑っていく感覚をぜひ味わってみてください。

ニセコの冬を楽しめるスキー場

ニセコアンヌプリ山の麓には4つのスキー場があり、これを総じて「ニセコユナイテッド(ニセコ全山)」とよびます。1日で全コースを滑ることはできないほど、日本でも有数の広大なスキーリゾートです。ニセコユナイテッドは2013年から開催されているワールドスキーアワードでほとんど毎年日本部門で最優秀賞を受賞しており、ワールド部門でもスキーホテル部門で最優秀賞を獲得しています。上質なパウダースノーはもちろん、初心者から上級者まで楽しめる種類豊富なコースや「北海道の富士山」ともよばれる羊蹄山、ニセコアンヌプリの壮大な景色を堪能しながら滑ることができるのはニセコの冬の醍醐味でしょう。

ニセコビレッジスキーリゾート

ニセコユナイテッドの中心に位置し、広大な敷地には「ザ・グリーンリーフ」と「ヒルトンニセコビレッジ」などの宿泊施設やダイニングエリア、温泉、スパが併設されています。スキー場では正面に羊蹄山を見ることができ、頂上付近は森林限界で真っ白な斜面、下がるにつれて白樺林を駆け抜ける自然豊かなコースとなっています。初心者向けから上級者向けまで27種類のコースがありますが、特に上級者向けのコースは斜面が急な部分が比較的多いといわれており、難しいコースにチャレンジしたい方におすすめのスキー場です。その他にもスノーモービルやクロスカントリースキー、トナカイぞりなど体験できるアクティビティが豊富。インターナショナルスキースクールでのレッスンやキッズレッスンも充実しています。ショッピング&ダイニングエリア「ザ・ビレッジ」には7つの店舗があり、和のデザインを意識した外観は海外からの観光客にも人気です。北海道産の野菜や海鮮を利用した和洋折衷の絶品グルメやデザイナーグッズまで取り揃えていて、スキーの合間も充実した時間を過ごすことができます。

ニセコアンヌプリ国際スキー場

13のコースがありますが、コースの幅が広く傾斜が緩いコースが比較的多いため滑りやすいのが特徴です。そのため上級者のスキーヤーが少ない傾向にあるといわれており、混雑しにくい利点があります。併設されている「いこいの湯宿いろは」で日帰り露天風呂やバーベキューを楽しむこともでき、「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」にはビュッフェレストランやバーもあります。ファミリーや初心者に人気があるスキー場です。

ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ

ニセコユナイテッドの中でも最も大きなエリアを所有し、コース数も隣接する「ニセコHANAZONOリゾート」と合わせてなんと約30種類と圧倒的です。50年以上の歴史を誇るスキー場ですが、8人乗りの最新式のゴンドラや、2019年には大規模なレンタル施設マウンテンセンターアネックスもオープン。さらに園内にはレストランやショップ、周辺には宿泊施設も充実しており、人気が高いスキー場です。様々なコースを試したい方、充実した1日を過ごしたい方に特におすすめです。

割引リフト券

せっかくニセコまで来たら、ニセコユナイテッドの4つのスキー場を制覇してみたいという方、1つだけではなく複数のスキー場を自由に楽しみたい方も多いのではないでしょうか。実はニセコユナイテッドでは「全山共通リフト券」があり、このリフト券で4つのスキー場のリフト・ゴンドラ、そして各山麓をつなぐバスを利用することができます。共通券はKEYカード式で、リフト乗り場では自動改札となっているため利用もスムーズ。北海道の各スキー場では、大人1日券の相場は6,000円前後ですが、全山共通リフト券は8,000円で4つのスキー場を利用できてしまうので、ぜひチェックしましょう。(※2019年~2020年の料金。料金は毎年変動する場合があるため、購入する際は公式サイトで実際の価格をご確認ください。)

ニセコでおすすめの観光スポット

羊蹄山

日本百名山にも数えられ、北海道を代表する標高1,898mの山です。特に雪をかぶった姿は富士山そっくりで「蝦夷富士」とも呼ばれます。登山は往復10時間を超えるため中~上級者向けですが、標高1,700m以上には100種類以上の高山植物と130種類もの野鳥が生息していて自然豊かな風景が広がっています。

尻別川を挟んだ向かいにはニセコユナイテッドスキー場があるニセコアンヌプリ山があり、山から見る羊蹄山も絶景です。夏に行く場合はニセコグラン・ヒラフが営業するサマーゴンドラがおすすめです。満開に花が咲くじゃがいも畑が麓に広がり、さらにゴンドラの終着地点であるニセコアンヌプリ山の中腹にはラグジュアリー感のあるソファーやベッドが設置してある「丘の上の展望ベッドーニセコシエスタ」があります。羊蹄山を背景にフォトジェニックな写真を取ることができる人気スポットなので、気になる方はぜひ訪れてみてください。

ふきだし公園

羊蹄山の東側にあたる京極町にある公園。羊蹄山の雪解け水が火山灰や地層を数十年かけて濾過されて湧き水となって出てくる場所として有名です。湧き水口からそのまま飲んだり、水を汲むこともできます。日本の名水百選に選ばれており、湧き出てくる水はなんと1日に約8万トン。柔らかな味わいで美味しく、水温は6℃に保たれるため夏の時期でも冷たいと評判です。園内にある名水プラザでは湧き水を使った「名水珈琲」を味わうことができ、他にも道の駅「名水の郷きょうごく」やレストラン、売店もあります。

甘露水

ニセコグランドホテルのすぐ向かいにある湧き水。甘露水の由来は、太平洋戦争後の昭和29年8月に昭和天皇が北海道を訪れ、ニセコグランドホテルに滞在した際にこの湧き水を召し上がり「甘露である」とのお言葉があったからといわれています。今も湧き水は出続けていて多くの人が水を汲みにきています。またニセコグランドホテルではフロント、客室にて甘露水を用意しているとのことなので、宿泊する際はぜひ味わってみましょう。

道の駅ニセコビュープラザ

ニセコのお土産や特産品を購入でき、さらに観光案内所としても役割を果たしている人気スポットです。羊蹄山を見ながら濃厚なソフトクリームや北海道産の豚肉を使用したホットドッグ、ニセコ名水わらび餅や自家農園のじゃがいもを使ったコロッケなど、北海道の贅沢な名産品を味わうことができます。他にも倶知安町のじゃがいもなどの無農薬野菜が並ぶ直営所、お土産にもぴったりなお菓子やスイーツもあるので、ニセコに来たらぜひ立ち寄りたいスポットです。

神仙沼

ニセコには複数の沼や湖がありますが、中でも綺麗と評判なのは神仙沼です。神秘的な光景から神々や仙人が住むようだといわれ、「神仙沼」と名付けられました。特に秋は沼を囲む赤蝦夷松など木々の紅葉が美しく、多くの観光客が集まります。園内には田園風景や日本海を見ることができる展望台、駐車場近くにはトイレがある、軽食を取ることができるレストハウスがあるので安心です。

ニセコ高橋牧場 ミルク工房

ニセコから車で10分の距離にある牧場。品質と安全性に強いこだわりがあり、ソフトクリームやシュークリーム、ロールケーキなどの乳製品は添加物をできるだけ使わず、その日の朝にとったしぼりたての牛乳を使用しています。実は酪農を専業とした当初は、牧草に使った肥料が中毒を引き起こしてしまい、牛が早く亡くなってしまう悲しいことが起こってしまったとのこと。そこから土、草、牛づくりには強い想いがあり、今はのびのびと牛が過ごす牧草地で、自信を持って良質な牛乳の生産を続けています。

牧場にはバームクーヘンやロールケーキ、パフェなどのスイーツが楽しめる「カフェest」、羊蹄山を眺めながら新鮮な野菜と牛乳を使用したバイキングを楽しめるレストラン「プラティーヴォ(PRATIVO)」があり、その場で良質な料理やスイーツを味わうことができます。さらに新鮮な野菜を直売している「ニセコ野菜耕房's」では野菜以外にもジャムを購入できたり、お土産屋さん「ニセコの森」では木材の雑貨やアロマキャンドルも販売。さらに工房の東側は羊蹄山をバックにのどかな牧草やトラクターが設置してある、絶好の写真スポットとなっています。北海道の新鮮なローカルグルメを味わいながら心身ともに満たしてくれる素敵な牧場なので、ぜひニセコに来たら立ち寄ってみてください。

ニセコ積丹小樽海岸国定公園

ニセコを含む自然豊かな19,000ヘクタールに広がる地域を「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」といい、北海道で唯一海域公園地区に指定されています。スキーリゾートで有名なニセコアンヌプリ山など1,000m級の山が連なり、神仙沼などの湿原や湖沼、温泉が点在する地区は「ニセコ地区」、キャンプや釣り、海水浴で知られる積丹岬や神威岬などがある積丹半島や奇岩や岩礁がある地域は「積丹・小樽海岸地区」とよばれ、大きく2つのエリアに分かれています。

温泉

ニセコ五色温泉

標高750mと山間にある温泉。「通常の温泉では2種類くらいの泉質が5種類もある」「硫黄が混じって湯の色が日によって五色に見える」ことから五色温泉と名付けられました。地層から湧き出る源泉100%のお湯は硫黄やマグネシウムなどのミネラルが含まれ、肌に優しく、湯冷めしにくいといわれています。ニセコアンヌプリ山やイワオヌプリ山など美しい景色が目の前に広がり、心身ともにリフレッシュできる、まさに秘境の名湯です。

ホテル甘露の森

ニセコアンベツ川から湧く源泉を引き、ほのかに硫黄が香るニセコ昆布温泉郷の温泉。コラーゲン生成を促すメタケイ酸が多く含まれており、「美人の湯」として知られています。「森の天空露天風呂」では木々に囲まれ、まるで森の中で浮かびながら温泉に入っているような感覚に。温泉に入りながらも森林浴までできてしまう、最高にリラックスできる温泉です。

ニセコには他にも良質な温泉が多数あります。温泉好きの方は「ニセコ湯巡りパス」を利用すると加盟施設でお得に複数の温泉に入ることもできるので、ぜひチェックしてみてください。

ニセコでおすすめの宿泊施設

ニセコは他県、または海外からの観光客が集まる景勝地。宿泊施設など「アフタースキー」も充実しているスキーリゾートが多くあります。ゲレンデに直結している宿泊施設もあるため、極寒の冬でも安心快適。スキーを楽しんだ後は温泉に入って疲れた体を癒やし、さらに北海道のグルメもたくさん味わいましょう。

ホテル

木 ニセコ

2014年にオープンした比較的新しいブティック・ホテルですが、2019年ワールドスキーアワーズで見事小規模スキーホテル部門1位に輝いた注目のホテルです。グラン・ヒラフスキー場のメインリフトに直結しており立地も良く、ミネラル豊富な木ニセコ温泉やマッサージもあり、疲れた体を癒やしてくれます。さらに世界的に有名な前田伸一シェフが提供するホテル内のレストラン「杏ダイニング」では、北海道の新鮮な食材を使用した上質なグルメを堪能できます。

ヒルトンニセコビレッジ【Hilton Niseko Village】

羊蹄山を望むニセコビレッジスキーリゾートに直結している、ロケーション抜群のホテル。ホテルに入ると暖炉のある落ち着いたロビーが迎えてくれて、モダンな客室でゆったりとくつろぐことができます。ダイニングもルックアウトカフェから鉄板焼きなどの日本食レストラン、バーも充実していて、複合施設「ザ・ビレッジ」も隣接。さらに温泉は国内に4名しかいない4つ星温泉ソムリエがおすすめした源泉かけ流しの温泉があり、露天風呂で羊蹄山を眺めながらリラックスできます。

ペンション

コットンファーム

リーズナブルに宿泊できる上、なんとオーナーシェフが振る舞うニセコの旬の食材を使ったフレンチ料理も味わえてしまうペンション。「まるで宿泊代がそのまま食事代みたい」という感想が多いのも納得です。さらにニセコアンヌプリ国際スキー場まで徒歩1分と好立地。アットホームなペンションで、贅沢なフレンチ料理はいかがでしょうか。

コテージ

泉郷レンタルコテージ

人数が多いグループや家族の場合は、コテージやコンドミニアムもおすすめです。泉郷レンタルコテージには複数のコテージがあり、一部ペット同伴が可能なコテージも朝食や夕食を届けてくれるサービス(予約が必要)や、バーベキュープランもあります。友人、家族だけのプライベート空間で充実した時間を過ごしましょう。

温泉旅館

湯心亭

ニセコアンヌプリ国際スキー場から車で3分の距離にある温泉旅館です。湧き出る54℃の温泉は差し水などを使わず100%使用し、内湯も源泉かけ流し。温泉ソムリエも常駐しているので、温泉の知識を聞くことができるなど、温泉に特にこだわりがあります。料理も北海道の野菜やお肉を使用したしゃぶしゃぶなどを味わえます。宿泊しない方にも、ランチ限定のロースカツ定食を注文すると日帰り入浴が無料になるお得なキャンペーンも実施中。ぜひチェックしてみてください。

ニセコで日本の美しい自然を満喫しよう!

例年11月から5月まで、1年のうち約半年間雪が降るといわれているニセコ。近年は海外からの観光客が特に多く、ニセコのスキーリゾートが世界的にも評価されています。蝦夷富士など絶景を眺めながら北海道のグルメに舌鼓を打ち、さらに良質な温泉で心身ともにリフレッシュができる最高のリゾート地です。初めて行く方、さまざまな楽しみ方を知りたい方は、ぜひ現地オプショナルツアーも活用してみてください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

やってみよっか?


VELTRA

余暇プランナー

「心揺さぶる」旅の体験を届けるというミッションのもと、日本国内・海外のツアーやアクティビティの催行会社と共に日々活動を行っています。日本国内や世界各地の旅に関する便利な情報やアイディア、現地からお届けするホットな話題、さらに おうちで体験できるオンラインツアーの情報などをまとめ、発信していきます。次の旅行のヒントとなる情報を探してみてください。


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