信州善光寺、GWならできるプロ参拝で超開運アップする方法
「遠くても 一度は詣でよ 善光寺」
ほとんど知られていませんが、長野の善光寺には通常よりご利益を倍増する参拝方法があります。信州縦断するため時間はかかりますが、GWなどの連休を利用してぜひ超開運の旅をご検討ください。
ハイグレード参拝で開運アドベンチャーへ
発祥の地~元善光寺~
善光寺の本尊、阿弥陀如来はもともと
1400年近く前
に、
本田善光
という人物が難波で拾ったものを自宅に祀ったのがはじまりです。
その最初の地が現在「
元善光寺
」として長野の飯田にあります。阿弥陀如来はその後長野市の善光寺へ移りましたが、ここには本田善光が作ったという仏像が
絶対秘仏
として本堂の最奥に安置されています。寺の者も誰も見たことがない、絶対秘仏です。その前の厨子には7年に一度開帳される秘仏が、さらにその前には一般公開されている御前立ち像があります。
ここは、「 3段階本尊」 になっているのです。スリーステップ、3段飛び参拝を表しているともいえます。つまりここが善光寺ファースト参拝、というわけです。
ここ元善光寺は、今年2022年、本堂の全面的な大規模改修工事を終えました。特に屋根は、古かった瓦をすべて銅板に葺き変わり、ぴかぴかに光っています。銅のぴかぴかに輝くのははじめの数ヶ月だけです。
元善光寺
- 住所:長野県飯田市座光寺2638
- 境内無料
- 駐車場無料
指折りパワースポット~善光寺~
「 遠くとも 一度は詣でよ 善光寺 」というのは善光寺御詠歌7番に出てくる歌詞ですが、なかなかよくできていると思います。伊勢神宮と同じくらいの感覚です。
善光寺の阿弥陀如来は飯田の元善光寺から移ってのち、戦国時代には武田信玄によって甲斐の国へ、その後織田信長によって美濃、尾張へ、さらに徳川家康によって浜松、さらに豊臣秀吉によって京都へ移され、40年後に戻りました。
甲斐や岐阜など〇〇善光寺と名の付いているところは多くありますが、ほとんどが本堂の地下へ入って冥界めぐりをする、戒壇めぐりといわれるものが作られています。善光寺以外にも時折みかけます。
しかし
本場の善光寺の戒壇めぐり
は近年になって客寄せのために作られたものではなく、真っ暗闇を抜けて
仏と結縁
して現実世界に戻ってくるというプロセスは、
浄土への往生を約束
する善光寺と阿弥陀如来の下で輪廻、往相と環相とを擬似的に体験することで今までの業、行いの罪をいったん流して
一度生まれ変わる儀式
みたいなものです。
参道の仲見世通りではやはり
名物の「おやき」
をいただきたいところです。
善光寺
- 住所:長野県長野市大字長野元善町491-イ
- 電話: 026-234-3591 窓口時間 9:00~16:30
- JR長野駅から善光寺までは、善光寺口バスロータリー、1番のりば善光寺方面行きの路線バスをご利用ください。長野駅→善光寺大門、所要時間約15分、運賃190円 善光寺大門のバス停から善光寺本堂までは、徒歩5分程度。
- 拝観料:本堂内陣+山門拝観+経蔵拝観と史料館+お戒壇巡りがセットで一般1000円 ※学生、子供割り引きあり、未就学児は無料です。・本堂のみの場合、一般500円 ・山門の楼上への登楼は一般500円・経蔵の入場のみの場合、一般300円 ※すべて学生、子供割り引きあり、未就学児は無料です。
- 開館時間 山門・経蔵・史料館 9:00~16:00
- 本堂、山門などは季節や行事等により時間が異なります。ホームページ等を確認してください。
- 駐車場は、境内北側に第1から第5駐車場まであり、普通車は2時間まで600円など。
信州縦断開運アドベンチャー
飯田の元善光寺から長野の善光寺まで、車で行っても200キロ近く、2時間以上はかかります。
実はもうひとつ、 上田市に北向き観音 と呼ばれるところがあり、3段階の2つ目なのですが、時間が許せば寄ってみてください。途中には諏訪湖、松本城、安曇野などもありますので、連休を利用して泊まりでのお出かけがおススメです。もちろん温泉もあります。信州そばもお忘れなく。
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