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東京都庭園美術館で芸術に触れる休日を!カフェや建築などの魅力を紹介

数々の芸術作品を楽しめる美術館。東京都内にもさまざまなジャンルの美術館があります。

館内の芸術作品もいいですが、日に照らされた庭園が美しい美術館もおすすめ。

そこで今回は、芸術作品を鑑賞できる「東京都庭園美術館」と併設しているカフェについて紹介します。

東京都庭園美術館とは

白金台駅より徒歩6分の場所にある「東京都庭園美術館」。1933年に朝香宮夫妻の邸宅として誕生。その後、吉田茂が首相公邸などとして使用していました。1983年に「東京庭園美術館」がオープン。現在では、本館が貴重な歴史的建造物として国の需要文化財と東京都指定有形文化財に指定されています。

旧朝香宮邸は、建設当時に全盛期を迎えていた「アール・デコ」様式で統一されています。アール・デコとは、1910年~1930年頃にヨーロッパやアメリカを中心に流行した装飾様式のこと。職人や日本とフランスのデザイナーなど高度な技術により作られました。保存状態が良く、現在でも当時の職人技を見られる貴重な建築物です。

開園時間は?

開園時間は、10時~18時。入館は17時30までです。本館のほかに、新館や庭園などを回ると時間がかかるので、なるべく早く来るとよいでしょう。

入場料・展示内容

入場料は、展示会によって異なるので事前に公式ホームページでチェックしましょう。展示会と合わせて庭園も見たい人は、別途料金が発生します。大人は200円で入場可能です。

購入したチケットには、本館にあるアンリ・ラパンがデザインした「香水塔」と「ガラスレリーフの扉」の写真が。

本館の玄関に飾られているガラスレリーフの扉。ガラス工芸家のラリックが制作した作品です。写真の羽を広げた女性は、型押しガラスという製法で作成。

2つの作品は、実際に本館で見られます。想像以上に大きく、繊細な作品でしたよ。作品から当時の文化や技術を知れるのも美術館ならではですよね。

東京都庭園美術館では、常設展示がありません。時期によって変わる企画展示を年に4回のみ開催しています。何度来ても違った作品があり、新しい発見があるはず。ぜひ行ってみてくださいね。

2014年11月には、本館のリニューアルと同時に新館が建設されました。新館には、おしゃれなカフェやミュージアムショップなどが入っています。ガラス張りの館内は、明るくとても開放的な印象。本館と雰囲気がガラッと変わるのも特徴の1つです。

ショップのほかに、休憩可能な椅子もいくつかあります。本館と新館は繋がっているので、鑑賞後は休憩するのもいいでしょう。館内はもちろん、外にも休憩スペースがあるので利用してみてくださいね。

テラスでのんびりカフェタイム

おしゃれなカフェでランチやティータイムを楽しみたい人には、「café TEIEN」もおすすめです。若者を中心に人気を集め、カフェ目当てで来る人もいるほど。人気店なので、並ぶ可能性もあるので時間に余裕をもって行きましょう。

白で統一された椅子やテーブル。光がたっぷり差し込む癒やしの時間が過ごせます。

庭園を見ながら食事ができるテラス席も完備。外の空気を感じられるのは、気持ちがいいですよね。

ケーキや紅茶、和スイーツなどのメニューを堪能できます。写真は、2種類のアイスとカフェラテ、ぶどうジュース。庭園を見ながら食べると、心地よく癒やされましたよ。

人気商品は売り切れる場合があるので注意しましょう。平日15時頃に訪れた際には、ケーキがすでに完売していました。お目当ての商品がある人は、早めに行くことをおすすめします。

カフェの営業時間は、美術館と同じ10時~18時。入店は、17時30分までです。

展示会の話をしたり、これからの予定の話をしたり。庭園を見ながらゆっくり過ごしてみてくださいね。

まとめ

東京都庭園美術館は、日常では出会えないような作品や庭園などに出会える場所です。好みの絵を発見してみたり、1つの絵から想像してみたり。季節ごとに変わる展示会をはじめ、四季を楽しめる日本庭園や西洋庭園なども鑑賞できます。新しい自分を見つけに行ってみてくださいね。

出典・参考

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