【初心者向け家庭菜園】野菜の栄養素から育てる野菜を決めてみよう
栄養を豊富に含み、家庭菜園初心者でもかんたんに栽培できる野菜を集めてみました。
栄養価、効果効能、栽培方法や特徴について詳しくみていきましょう。
3,000円以下
道具(難度) ■■
事前準備(難度) ■■
経験(難度) ■春菊（シュンギク）
春菊の栄養価、効果効能は？
カルシウムの含有量は牛乳以上＋骨の健康に影響を与えるビタミンKも多いです。
骨粗しょう症の予防が期待できる 優秀な野菜、春菊。
ほかにも、
- がんの予防
- 老化の抑制
- 貧血の予防・改善
さらには、 風邪や感染症予防、高血圧、便秘、貧血、動脈硬化の予防効果 があるとのこと。
（「春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典/X-Knowledge」吉田企世子 著 参照）
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これだけ栄養が豊富で、自宅でかんたんに栽培できる野菜なので、育ててみませんか？
春菊の栽培方法
春菊はおよそ1ヶ月で収穫できるため、初心者向けの家庭菜園野菜です。
プランターでももちろん栽培可能。
年に2回、春まき、秋まきできます。（春菊の栽培は、 春撒きなら3月中旬～4月中旬、秋撒きなら9月～10月頃に種まき します。）
秋まきの場合、霜対策をしないと葉が黒くなり、枯れてしまう可能性がありますが、栽培はかんたんです。
春菊の植え方
春菊のタネは発芽率が悪いため、種は多めに撒いてください。（発芽後は間引き作業が必要です。）
初心者は苗で購入して育ててもよいと思います。
タネまき（もしくは苗の植え付け）は上の写真の間隔を目安にしてください。
春菊栽培の注意点としては、
- 土の乾燥を嫌うため、水やりを欠かさない
- 秋まきの場合、12月以降は霜対策を忘れない
くらいなので、難しくありません。
バジル
シソ科のハーブ「バジル」。
イタリア語では「バジリコ」、日本では「目箒（めぼうき）」と呼ばれている香りが高い野菜です。
バジルの栄養価、効果効能は？
消化促進、抗菌作用、神経を鎮める作用 があるといわれています。
- 解毒作用
- 骨粗しょう症の予防
- 高血圧の予防・改善
にも効果があることも有名です。
（「春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典/X-Knowledge」吉田企世子 著 参照）
バジルも初心者向けの家庭菜園野菜です。
プランターでも元気に育ちますのでぜひ育ててみてください。
バジルの栽培方法
栽培から 1ヶ月半程度 で収穫できます。
中間地では5月～7月中旬くらいまで種まき＆植え付け可能。
タネからでも、苗からでもOKですが、まったくの初心者の場合は 苗を購入してスタートするのがおすすめ です。
植え付けて2週間後から化成肥料で追肥しましょう。
バジルの植え方
上の写真の間隔を目安に、タネまきor植え付けをしてください。
結球しないレタス類
レタス類の栄養価、効果効能は？
レタス類のなかでも、リーフレタスはトップクラスの栄養があります。
- 美肌効果
- 感染症予防
- 活性酸素を抑える
- 細胞の老化予防
- 骨粗しょう症の予防
- 老化の抑制
- がん予防
- 高血圧の予防・改善
（「春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典/X-Knowledge」吉田企世子 著 参照）
これだけの効果があることはあまり知られていないかもしれません。
リーフレタスと同じ育て方の葉野菜は、
- サンチュ
- サラダ菜（サラダナ）
- フリンジグリーン
- リーフレタスグリーン
- グリーンウエーブ
- ダンシング
- マザーグリーン
- アーリーインパルス
- レッドファイヤー
- マザーレッド
- サマールージュ
- サニーレタス レッドウェーブ
- レッドインパルス
などがあります。
春まき、秋まき年に2回できます。
タネと苗どちらからスタートでもOKですが、まったくの初心者の場合は苗からの栽培がおすすめです。
タネから栽培する場合
タネから育てる場合は「 ポット植え 」（ポリポット・エコポット・セルトレイなどに種をまき、苗になるまで育てます。）で種まきをしましょう。
ポリポットはホームセンターや100均でも購入できます。
発芽させやすい土で育ててください。
セルトレイもさまざまな種類がありますのでお好みのものを使ってください。
レタス類の種子は好光性なので、覆土（タネに被せる土）は薄めにしてください。
レタス類の植え方
タネまき＆苗植えどちらでも上の写真の間隔を目安にしてください。
タネ付き栽培シートが便利！
今はとても便利なタネが発売されています。
タネがついているシートを、日当たりのよい場所に敷き、土を被せます。
（タネ付きシートは2枚セットで、全長およそ43～45cm程度です。真ん中から半分に切って使用することもできます。）
水やりだけで発芽する便利なシートなので、初心者の方はこのタネ付きシートで栽培を始めてみるのもおすすめです。
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