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ワット・プラケオの観光情報|三大寺院を1日で巡るスケジュール紹介

タイの首都バンコクの観光スポットのひとつである王宮周辺には、多くの寺院が立ち並んでいます。寺院の中でも、「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」「ワット・ポー(涅槃仏寺院)」「ワット・アルン(暁の寺)」の三大寺院が有名です。この記事では、タイで最も格式が高いワット・プラケオについて紹介します。また、周辺のカフェやデザイナーズホテルなども紹介しますので、バンコク観光の参考にしてみてください。

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)とは?

ワット・プラケオ(Wat Phra Kaew)の正式名称は「ワット・プラシーラッタナーサーサダーラーム」(Wat Phra Sri Rattana Satsadaram)といいます。Wat(ワット)とは寺院や王宮、宮殿のことを表し、エメラルド色のご本尊(プラ・ケオ)への敬意をこめて、ワット・プラケオと呼ばれています。タイで最も格式が高く、きらびやかな金の装飾が施された美しい寺院です。

アクセス

ホテルの位置によっては 水上バスを使うのが便利 です。バンコク中心部からだと1時間〜2時間かかりますが、ターチャン船着場で下船して15分ほど歩けば、もうワット・プラケオの入口です。

タクシーで行くこともでき、所要時間はバンコク中心部から30分~40分ほど、料金は150バーツ〜300バーツ(約543円~1,086円)ほどです。他にも、ワット・ポー最寄駅の「フアランポーン駅」まで電車で行き、タクシーを利用する方法もあります。

入場料

入場料は500バーツ(約1,811円)です。外国人は入場の際にパスポートを提示しなければなりません。

営業時間

営業時間は 8時30分〜16時30分 までですが、 チケットの販売は15時30分まで です。王室関連行事があるときには休館日となることがありますので、事前に確認が必要です。

所要時間

見学時間の目安は2時間~3時間 です。ワット・プラケオは一番の見どころですので、ゆとりを持った計画を立てましょう。

ワット・プラケオの見どころ

エメラルド寺院の通称で知られているワット・プラケオは、1782年~1784年に建設されました。タークシン王のトンブリー王朝を継いだラーマ1世が、バンコクに遷都して現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに、王朝を守ってくれる寺(護国寺)として建てたものです。

入口の門をくぐって敷地内に入ると、正面にある仙人の像や、 金色に輝く仏舎利塔 が目に入ります。この仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められ、国を守っています。ほかにも、アンコール・ワットの模型や王室御用堂、仏教経典を納めるプラ・モンドップなどの建造物があるので、時間がある場合はゆっくり見て回りましょう。

本堂では、正面にある3つの扉と カンボジア製獅子像 が、華やかでいて厳粛な雰囲気を作り出しています。その先の 本堂内部には、本尊のエメラルドブッダ(仏像) が安置されています。このエメラルドブッダは、エメラルド色の翡翠(ひすい)で作られています。季節に合わせ年3回衣替えしますので、どの季節に訪れても美しい衣を見られます。タイでは寺院の修復作業が常時行われているため、いつも新築のように輝いているのも特徴です。

バンコク三大寺院を1日で巡るおすすめルート

バンコクの三大寺院を1日で巡ることは決して難しくはありません。ワット・プラケオの隣がワット・ポーで、川を挟んだ向かい側がワット・アルン、とそれぞれが近くにあるからです。

ただし、3つの寺院はそれぞれ閉館時間が異なりますので、先に早く閉まってしまう寺院から周り、そのあとで、比較的遅くまで開館している寺院の順で回ることをおすすめします。

おすすめルート

ワット・プラケオ → ワット・ポー → ワット・アルン

まずは、ワット・プラケオへ。見どころが多いワット・プラケオでは余裕をもって2時間~3時間を確保しておきましょう。

そのあとお昼を食べて、ワット・ポーへ向かいます。ワット・ポーは、1時間~2時間あればじっくり観光できるでしょう。

そしていよいよワット・アルンです。ワット・アルンは「暁の寺」とも呼ばれ、その名のとおり、夜明けには朝日を浴びた神々しい姿を見ることができます。また夕暮れどきに川面に映る姿もとても美しく、見逃すことはできません。 ワット・アルンは18時30分頃からライトアップ されるので、夜景を眺められるレストランで夕食をとったり、ディナークルーズなどを利用したりすると、食事をしながら美しいワット・アルンの姿を楽しめますよ。

ワット・プラケオ周辺のレストラン、カフェ

ワット・プラケオ周辺で食事や休憩をするのにおすすめのレストランやカフェを紹介します。ワット・アルンのライトアップを見たい方は立ち寄ってみてください。

ザ・デッキ(The Deck)

チャオプラヤー川の川辺にある有名レストランで、夕暮れどきには、窓からライトアップされたワット・アルンを見ながら、タイ料理や洋食を楽しむことができます。カフェメニューも充実しているので、寺院巡りの間の休憩にもおすすめです。

ロティ・マタバ(Karim Roti Mataba)

バンコクにはタイ料理のほか世界各国の味を味わえる多国籍料理が集まっています。イスラム料理の「ロティ」をメインにしたレストランです。焼きたてのロティにハーブたっぷりのカレー、鶏肉料理などが楽しめます。

バーン・プラアーティット(Baan Phra Arthit)

本格コーヒーと手作りケーキのカフェ。カオサン通りに近いエリアの、ラーマ7世の時代に建てられた官邸の一角にあります。

ワット・プラケオ周辺のホテル

ワット・プラケオ周辺には、都会の中心に位置するシティホテルや川沿いのリゾートホテル、お部屋の内装や配色にこだわったブティックホテルなどが増えています。王宮から近い、バンコクを楽しめるホテルを紹介します。

イン・ア・デイ(Inn a day)

窓からワット・アルンが見えるホテル。レストランを併設したエアコン付きの快適な宿泊施設で、館内のどこでも無料Wi-Fiを利用できます。王宮から約600mと好アクセスな上にバス停「ワット・ポー」も近いため、 市内へ出るのが楽 なのもうれしいポイント。パブやクラブ、ブティックなどが立ち並ぶ、カオサン通りに遊びに行きやすいホテルです。

リヴァ・アルン(Riva Arun)

こちらも王宮から約600mとアクセスのよいホテル。部屋によってはチャオプラヤー川に面する窓から、ワット・アルンの美しさを堪能できます。 屋外レストランが併設 されており、川を見下ろしながら食事を楽しめるのもポイント。スタイリッシュな客室で、共用エリアでは無料Wi-Fiが利用できるなど最先端の設備が整っています。

1905 ヘリテージコーナー(1905 Heritage Corner)

古いお店を活用した レトロ感あふれる建物 で、まさに1900年代にタイムスリップしたような雰囲気に包まれます。バンコク旧市街の中心部にあり、市街から少し離れていて静かに過ごせます。館内全域で無料Wi-Fiに接続可能。このホテルも王宮から約600mの好立地ですよ。

ワット・プラケオ観光に適した服装

ワット・プラケオは、タイで最も格式のある寺院のため、入場者の服装に制限があります。

肩や膝、腹部などの肌を露出する服装、肌を覆っていてもシースルーの服装やダメージジーンズのようにところどころ肌が見えるもの、スパッツのように体のラインが見えるぴったりした服も規制されます。ほんの一部ですが、女性はスカートでないと入れないという場所もあります。 女性は長い巻きスカートやパレオなどを1つ持っていくと安心 です。

ワット・プラケオ以外でも、タイでは軍人以外が 迷彩柄の服を着ることは禁止 されていますので、注意が必要です。また 政治色の強い赤や黄色のTシャツなども避けましょう

なお、入口付近の看板には、規制される服装の例がイラストで示されているので、入る前に確認しておくと安心です。制限にひっかかりそうな場合は、周辺のお店で羽織れるものを購入するか、寺院で貸し出している上着をレンタルしましょう。

三大寺院はガイド付きツアーで巡るのが効率的!

バンコクの三大寺院を巡れば、タイの文化や歴史、信仰心の強いタイ人への理解が深まり、その後のタイ観光がより楽しいものになるでしょう。タイ旅行が初めてという方は、三大寺院を効率よく回れるか不安かもしれません。そのような場合は現地オプショナルツアーを利用するのがおすすめです。ベルトラでは三大寺院を巡る現地オプショナルツアーを用意しているので、ぜひチェックしてみてください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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