鹿児島県の離島・奄美大島近海には毎年12月~3月にかけて、ザトウクジラがやってきます。冬~春の時期にかけて体験できるホエールウォッチングでぜひザトウクジラを間近で見てみましょう!運が良ければクジラのパフォーマンスする姿に遭遇できるかも。子供から参加できるので家族での参加もおすすめです。出港場所は当日の海況に合わせて、古仁屋港・小湊港・名瀬長浜港からベストの港を選定して出発します。ご予約はこちら。
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<ザトウクジラ>
冬になると子育てや繁殖のために奄美大島近海にやってきます。体長は大きくて約13メートル、体重は約30トンにもなる大きなクジラです。奄美大島だけでなく、沖縄の座間味や小笠原諸島でも見らます。一時は絶滅が心配されていましたが、北太平洋で捕獲が禁止されて以降は徐々に数が増えています。2020年12月から2021年5月は前季を上回る1097頭が確認され、調査を開始した2014年以降で最も多かった数字となりました。(奄美クジラ・イルカ協会より)夏にはベーリング海周辺で栄養を蓄えるために魚を捕食し、また冬になると戻ってくる、というサイクルを繰り返しています。
<クジラのパフォーマンス>
せっかくクジラを見に行くのであれば、事前にクジラがする代表的なパフォーマンスをおさらい!
運が良ければパフォーマンスする姿に遭遇できるかも!
・ブロー(潮吹き):呼吸をするために頭上から水しぶきを上げること
・ブリーチング:からだを水面から宙へと持ち上げて、胸びれを側面に突き出し、空中で回転して背中から海へ落ちること
・テールスラップ:空中に突き出した尾びれを海面に力強く振り下ろすこと
・ペックスラップ:横向きで、胸びれを水面に打ちつけること
・フルークアップ:深く潜るために尾びれをまっすぐ水面に持ち上げて潜水するときに腹側の模様を見せること