【上海発・プライベートツアー】山西省大同市を巡る1泊2日間☆世界遺産「雲崗石窟」＋断崖絶壁に建てられた寺院「懸空寺」＜火木土曜出発可能＋往復航空券込＞

翠屏峰の断崖絶壁にへばりつくように建てられた、仏教と道教、儒教を一体化にした唯一の寺院。玄空寺とも呼ばれています。寺内には多くの塑像が置かれていますが、三教殿には儒教・道教・仏教の三開祖の孔子・老子・釈迦の塑像が一堂に並んでおり、中国では稀有な眺めとなっています。地震多発地帯にありながらも良好な保存状態を誇るこの古代のお寺は、依然として謎のベールに包まれています。

昼食は本場ならではの山西刀削麺。パフォーマンスもお楽しみください！

山西省応県にある仏宮寺は後晋時代（936～946年）の創建と伝えられています。寺内にそびえ立つ釈迦塔は、高さ66.67m、八角五層の木造塔です。八角屋根の重なりが、たいへん重厚なシルエットを見せ、塔内各層に安置される釈迦，観音，四方仏，文殊などの塑像や壁画，近年発見された経典，書籍，絵画なども美術史･仏教史上価値が高いです。この釈迦塔は、現存する木造仏塔として、中国では最古となる点でとても貴重です。

大同市で最も有名な歴史的な遺跡で、2001年に世界文化遺産に登録されています。北魏時代に約30年かけて造営された53の石窟からなる石窟寺院群で、敦煌の「莫高窟」、洛陽の「龍門石窟」と並ぶ、中国三大石窟に数えられます。すでに1500年以上の歴史があり、中国古代の仏像彫刻芸術早期の代表作として知られています。

善化寺は、唐時代に建てられ、玄宗時代は「開元寺」と呼ばれていましたが、その後「大普恩寺」と改名。大修理の後、現在の善化寺になり、通称「南寺」と呼ばれています。大殿以外に鐘楼と鼓楼があり、殿内の西側、南側の壁には清朝の康熙25年～47年に描かれた仏教の壁画が残されています。

大同ご当地グルメ、もち米焼麦（シュウマイ）をご賞味ください。

華厳寺は遼の時代の寺院でその荘厳さは圧巻です。上華厳寺、下華厳寺の二つの建物に分かれており、上華厳寺の大雄宝殿は、中国でも有数の大規模な伽藍の一つ。殿内では明代の仏像や、清代の壁画などが見られます。下華厳寺の主殿である薄伽教蔵殿には、遼代の塑像が31体も安置されていますが、特におすすめなのが脇侍菩薩像です。とても美しく穏やかな面立ちで、「東洋のビーナス」とも呼ばれているんです。

明太祖（朱元璋）の第13子、朱桂の屋敷にある影壁（大門の外に建てられる壁）。邸宅は戦火で焼失し、この九龍壁だけが残っています。九龍屏風とも呼ばれ、壁一面に9匹の龍のレリーフが描かれた目隠し用の塀で、幅45.5m、高さ8m、厚さ2mあり、426枚の彩色瑠璃タイルを龍の形に組み合わせて作られています。中国に現存する最大かつ最古の九龍壁とされます。