ロンビエン橋は、ハノイから港町ハイフォンを繋ぐため、1899年に着工され、1902に完成しました。インドシナ総督、ポール・ドゥメールの名前をとり、ドゥメール橋と名づけられました。優美な曲線が美しく、当時、最も美しく、最も大きな橋としてその名を知らしめました。1986年以降は、チュオンズオン橋ができたため、自動車とバイクの通行は禁止されましたが、チュオンズオン橋の渋滞を解消するべく、2005年からはバイクの通行が許可されました。
ロンビエン橋の見所は、エッフェル塔を横に倒したようなフォルムで、古い鉄骨の質感が、戦争を耐え抜いてきた歴史を物語っています。激しいベトナム戦争の戦線で、唯一落ちなかった幸福の橋として、ハノイの人の心のシンボルでもあります。また、橋の上から眺めるホン川の流れは素晴らしく、特に夕暮れ時は、夕日に染まった川面が圧巻です。夜は街灯の光を浴びて、昼間とは違う輝きを放ち、ロンビエン橋の別の顔を見ることができます。
ガイドのフィンさんがとても親切で丁寧な解説で楽しめた。アオザイを来てあちこち歩き回るので今回のように気候や天気が程よい時期でないと大変だと思う。
今回は一日ツアーにしたが、内容的には半日ツアーで充分かと思う。