サンフランチェスコ聖堂と関連遺跡群 (観光情報) (観光情報) | フィレンツェ観光 VELTRA(ベルトラ)
観光情報

サンフランチェスコ聖堂と関連遺跡群

サン・フランチェスコ聖堂と関連遺跡群は、イタリアのアッシジにあるユネスコの世界遺産です。アッシジはイタリアの中部、スバジオ山の斜面に広がる小さな街ですが、キリスト教の聖人であり、フランシスコ会の創始者である聖フランチェスコ生誕の地であるため、カトリック教会の巡礼地として訪れる人が絶えません。サン・フランチェスコ聖堂は、死後聖人として列せられたフランチェスコのため、教皇グレゴリウス9世が建築しました。周辺にはサンタ・キアーラ修道院があり、ピンクと白の縞模様が特徴的な建物です。
歴史
アッシジはローマ帝国の時代からあった古い街で、美しい自然と、聖人が説いた平和への教え、そして宗教建築群が一体となった精神的にも芸術的にも大変美しい街です。11世紀から12世紀にかけて、商人達がアッシジの渓谷を開拓し、貴族達の手によって教会などの建築が行われました。サン・フランチェスコ大聖堂やサンタ・キアーラ修道院もこの頃、建てられました。1228年、教皇グレゴリウス9世によって建築が始まった大聖堂は、1253年に一応の完成を見ます。1997年のウンブリア・マルケ地震によって聖堂の建物は大きく損壊してしまいましたが、ボランティアなどの修復工事により、2000年には元の姿をほぼ取り戻しています。

見どころ
ウンブリア様式の建造物群も見所ですが、聖堂内にある巨匠ジョットの作品である28枚の壁画「聖フランチェスコの生涯」や、ロレンツェッティの「夕日の聖母」などの名画も大きな見所の1つです。これらは、斜面を有効的に利用するため上部と下部に別れた聖堂の、上堂部にあります。下堂部にはチマーブエの「聖母と天使と聖フランチェスコ」があります。聖堂の上堂部はゴシック様式、下堂部はロマネスク様式と建築様式が異なっているのが、とても珍しい建物です。

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サン・フランチェスコ聖堂と関連遺跡群は、イタリアのアッシジにあるユネスコの世界遺産です。アッシジはイタリアの中部、スバジオ山の斜面に広がる小さな街ですが、キリスト教の聖人であり、フランシスコ会の創始者である聖フランチェスコ生誕の地であるため、カトリック教会の巡礼地として訪れる人が絶えません。サン・フランチェスコ聖堂は、死後聖人として列せられたフランチェスコのため、教皇グレゴリウス9世が建築しました。周辺にはサンタ・キアーラ修道院があり、ピンクと白の縞模様が特徴的な建物です。