718~1492年にかけて行われたレコンキスタと呼ばれる、キリスト教国家がイスラム教国家からイベリア半島を取り返すこの活動の終焉の地となったのがここグラナダのアルハンブラ宮殿。時代を遡り、ナスル朝初代王朝ムハンマド1世の時代に建造が開始され、それは7代王ムハンマド5世の時代まで続けられました。都を望む丘の上に建造されたこの城内にはかつて市場やモスク住宅街などがつくられるほど広大な敷地が広がっています。レコンキスタによって、1492年に城をキリスト教国家に引き渡してからは重なる戦争の中一次衰退してしまいましたが、その後有名な「アルハンブラ物語」の登場で再び世界中で注目される場所となりました。
【メスアールの宮殿(裁きの間)】その名の通り裁判所として機能していたメスアール宮殿。宮殿内に現存する中で最も古い部分となり、幻想的な内装の美しさが魅力的です。 【ヘネラリフェ】別名「水の宮殿」とも呼ばれる夏の間の王の別荘。シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を使用した水路や噴水が名前の由来となり、アセキアの中庭は細長い池を囲んで花が咲き、人気の撮影スポットとなっています。
アルハンブラ、ナスル宮殿の見学はとても魅力的で素晴らしかった。音声ガイドに関しては、私たちアナログ世代にはやや使いにくく苦労をしました。個人旅行には、ベルトラは心強い味方です。
細部に隠された彫刻やヘネラリフェの植物など、音声ガイドでは聞かないであろうガイドを体験できた。
途中休憩はあるものの歩行量は多いので、足の悪い方は参加しない方が良い。