フォード劇場が通りの向かいにあるピーターセンハウスと共に国立史跡となっているのは、この劇場内で1865年4月14日、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの暗殺事件が起こったためです。リンカーンは観劇中1人の俳優によって背後から銃撃を受け、致命傷を負って直ちに向かい側にあったピーターセンハウスに運ばれましたが、翌朝亡くなりました。
現在フォード劇場及びピーターセンハウスはフォード劇場国立史跡に登録され、公開されています。見学は無料ですが入場券が必要です。劇場の地下はリンカーン博物館となっていて、彼のオフィスが再現されている他、暗殺に使われた銃、当日着用していたリンカーンの衣服、劇のチケットなどが展示されています。劇場内ではパークレンジャーによる解説がありますが、現在も劇場として利用されているため、舞台上演中の見学はできません。ピータセンハウスは内部がそのまま保存されており、リンカーンの亡くなった部屋などが見学できます。
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