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国際通りで沖縄を遊びつくそう!おすすめグルメと過ごし方を紹介

沖縄本島にある国際通りは、沖縄一の繁華街です。夜遅くまで活気あふれるこの通りには、デパートやお土産ショップ、飲食店、雑貨屋などが立ち並んでいます。那覇空港にも近いので最終日に散策するのもおすすめです。この記事ではあまり知られていない国際通りの歴史から、見どころ、おすすめのお土産までまとめて紹介していきます。

※2022年11月1日に公開済みの記事を更新しました

沖縄・国際通りの基本情報

沖縄最大級のショッピングストリートとして賑わう国際通り。まずはその名前の由来や歴史、アクセス方法などを見ていきましょう。

那覇市のメインストリート

沖縄の県庁所在地である那覇市の中心に国際通りはあります。その長さは 約1.6km で、なんでも揃ってしまう見どころ満載の野外商店街です。

国際通りが誕生したのは第二次世界大戦後。 もともとは新県道として旧那覇市中心部と首里市を結んでいましたが、終戦直後に焼け野原となり、何もない土地に娯楽施設を造ったといわれています。 少しでも戦後の人々に楽しんでもらおうと米軍と琉球の政府が計画しました。

国際通りはそのとき、 「アーニーパイル国際劇場」という映画館 が建てられた通りでした。 名前の由来は、この「国際劇場」がある通り、というところから来たといわれています。 ちなみに「アーニーパイル」とは第二次世界大戦中に沖縄で亡くなったアメリカの従軍記者の名前です。

戦後、旧那覇市中心部が米軍によって接収されてしまったことにより行き場を失った人々が、もともと旧那覇市中心部と首里市を結ぶ新県道の近くに集まり、闇市が広がっていきました。

当時は著しい変貌と発展を遂げたことにより、国際通りの約1.6kmをマイルに換算し、 「奇跡の1マイル」 とも呼ばれました。1953年から1954年にかけては改修工事が行われ、徐々にお店が建てられていきます。

位置情報&アクセス

国際通りは那覇市の中心部にあり、 パレットくもじという複合商業施設前の交差点から安里三叉路にかけて続いています。 那覇空港からは「ゆいレール」と呼ばれるモノレールが主要な交通手段です。最寄り駅は、国際通りのどのお店を目的地にするかによっても変わってきます。

他にはタクシーやレンタカー、バスでのアクセス方法もあります。

■ゆいレール

那覇空港からゆいレールの駅まで屋根付きの歩道が続いているので、雨に濡れずに簡単に行くことができます。国際通りの端、 パレットくもじ方面なら「県庁前駅」、安里方面なら「牧志駅」、中心部なら「美栄橋駅」 が最寄り駅になります。

所要時間は約15分 で、運賃の目安は「県庁前駅」が大人270円、小人140円、「美栄橋駅」と「牧志駅」であれば大人300円、小人150円です。SUICAやPASMO、ICOCAなどのICカードでの乗車も可能です。

■タクシー、レンタカー

持ち物が多いときなどは特に便利な交通手段です。所要時間は交通状況にも左右されますが、 パレットくもじ方面だと那覇空港から約15分 です。タクシーの料金の目安は、 おおよそ1,500円前後 かかります。

沖縄にはレンタカーの店舗も点在していて便利なので、旅の交通手段として利用する人も多いかと思います。繁忙期には満車になることもあるので、事前に予約していくことをおすすめします。

車のレンタルで気になるのは、駐車場の数と値段ですよね。 国際通り周辺には民間の駐車場が設置されています。 料金の目安はおおよそ 1時間300円 となっています。

■バス

バスを利用する場合は、 「国内線旅客ターミナル前(那覇バスターミナル方面)」から乗車 します。モノレールの「県庁前」駅近くである、 「県庁北口」 で下車すれば国際通りはすぐそこです。 所要時間は約15分、料金は240円ほどです。

国際通りで食べたい人気グルメ&スイーツ

ショッピングだけでなく、グルメ街としても人気の国際通り。メインの通りを抜けた裏にもおしゃれなお店があふれています。国際通りで食べたい人気グルメとスイーツを紹介します。

ソーキそば

ソーキとは沖縄の方言で「豚のあばら肉」という意味で、 甘辛く味付けされた骨付きの豚肉が乗ったそばをソーキそば といいます。そばといってもそば粉を使った、本土のそばとは異なるのが特徴です。県民のソウルフードとして親しまれてきたソーキそばは沖縄観光に欠かせない存在です。

海ぶどう

別名グリーンキャビアといわれることもある宮古島名産の海藻 です。球状の葉がぶどうの房のような形になっていることが名前の由来とされ、プチプチとした食感がくせになります。 栄養が豊富なことから女性に特に人気の食材 です。そのまま生で三杯酢につけて食べるもよし、サラダに入れたり、天ぷらにするもよし。お酒のおつまみにもよく合います。

ステーキ

アメリカ文化の影響を受け、ステーキも有名な沖縄。夜ご飯にがっつり食べたいときにおすすめです。なんと食事のシメがステーキという文化も沖縄にはあるのだそう! 国際通りには気軽に入れるカジュアルなお店から老舗店まで多く立ち並んでいます。

ファストフード①タコス

タコスとはメキシコの代表的料理で、とうもろこしまたは小麦粉から作られた薄焼きのパンにひき肉や野菜、チーズなどを挟んだものです。沖縄ではタコライスと呼ばれるタコスの中身をライスに乗せて食べる名物もありますが、それ以前にあったタコスも忘れてはいけません。 「Tacosya」というタコス専門店が国際通りにもあります。 地元の人からも観光客からも人気があり、行列を作っています。

ファストフード②ハンバーガー

ステーキに続き、アメリカ文化の影響を受けたグルメといえばハンバーガーです。アメリカンサイズの大きいハンバーガーを提供しているお店が多く展開している沖縄には、沖縄だけにあるチェーン店もあるほど。 「A&W」 アメリカで誕生したハンバーガーのお店 で、沖縄には1963年に上陸しました。 ルートビアというノンアルコールビールも名物 です。国際通りも展開していて、他店舗の中には24時間営業のところもあります。

サーターアンダギー

沖縄の定番スイーツとして有名なサーターアンダギーは、 砂糖、小麦粉、卵を混ぜ合わせて揚げたドーナツのようなお菓子 です。牧志公設市場2階にある 「歩」 というお店はメディアでも多く紹介された有名店。「歩」の自慢の サーターアンダギー は冷めてもおいしく食べられるのでお土産としても人気です。

ソフトクリーム

どこでも買えるだろう、と思って見逃してしまうともったいないので要チェックです。沖縄には特産物を生かした贅沢なソフトクリームがたくさんあります。 宮古島名産の雪塩ソフトクリーム 濃厚なマンゴーソフトクリーム など、沖縄ならではの味が楽しめます。沖縄のアイスクリーム店として有名な 「ブルーシール」 も国際通りにあります。

ケーキ

沖縄ならではの、ココナッツを使用した 「ジャーマンケーキ」 が売られています。国際通りにもケーキ屋やカフェなどが立ち並んでいるので、ぜひ探してみてください。その他にもパンケーキなど、様々なスイーツが楽しめます。買い物の休憩に立ち寄って、コーヒーと一緒にゆっくりするのもおすすめです。

国際通りでのおすすめの過ごし方

グルメもショッピングも満喫できる国際通りでは、楽しみ方もそれぞれです。観光の選択肢が広がる、国際通りでのおすすめの過ごし方を紹介します。

イベント

■トランジットモール

毎週日曜日 は道路が全てモール化し、ストリートパフォーマンスやクラフトビール祭りなどが行われるため、 歩行者天国 になります。一般車両を通行止めにし、道路が歩行者限定に開放されるほど人々の活気で賑わいます。念のため、訪れる前には公式ホームページも確認しましょう。

■エイサー踊り隊

毎年8月の第1日曜日に、県内最大級のエイサーのお祭りが国際通りで行われます。 エイサーとは 沖縄で古くから伝わる伝統芸能 です。沖縄で運動会やお祝いごと、披露宴の際にも用いられる演舞です。県内各地の青年会や子供会、一般公募から集められたパフォーマーが通りを埋め尽くし、エイサーを披露してくれます。

■那覇大綱挽まつり

毎年10月、体育の日を含んだ土曜、日曜、月曜の3日間 で行われます。 発祥が1450年ごろとされている、伝統的な催事のひとつです。 初日は地域団体やサークルなどがパレードを開催し、2日目はギネスにも認定された巨大な大綱が引かれ、旗頭が勇壮な姿を見せてくれます。市民、県民だけでなく国内外を魅了する圧巻のお祭りなので、ぜひ機会があれば参加してみてください。

占い

国際通りにはよく当たる占いスポットが多いといわれています。 500円 で占ってくれる場所もあるので、ショッピングの途中に気軽に立ち寄ることもできます。全国から集まる人気の占い師は事前予約が必要な場合もあるほど。お土産話にもなるので、ぜひ試してみてください。

市場散策

沖縄の台所とも呼ばれる 「第一牧志公設市場」 の散策もおすすめの過ごし方のひとつです。 60年以上の歴史がある市場 で、県産の野菜やお酒、珍しい魚介類やお肉、島豆腐や調味料などが並んでいるので、見ているだけで沖縄の食文化を感じることができます。 2階には食事ができるレストラン もあり、新鮮な食材を使った沖縄料理が楽しめます。 1階で購入した食材を調理してもらえることも。 市場の建て替えにより、2019年7月から仮設市場での営業となっています。店舗の概要や営業時間などの最新情報は、下記の公式サイトで確認しましょう。

国際通りから分岐している「平和通り」や「市場通り」も、衣料品を中心としたお店が並びます。地元の人で賑わう沖縄の代表的なアーケード商店街なので、ぜひチェックしてみてください。

居酒屋めぐり

カフェや食堂、レストランが立ち並ぶ国際通りは夜も大賑わい。 飲み屋が集まる屋台村や飲み放題が安いお店、島唄ライブでもてなしてくれる居酒屋など、現地ならではの雰囲気をじっくりと味わうことができます。 お店をはしごしているとあっという間に時間が過ぎるので、事前に帰りのルートや方法を確認して、安全に沖縄の夜を楽しみましょう。

話題スポットめぐり

国際通りは沖縄の旬が集まる場所です。日本全国で人気が衰えない韓国ブームは沖縄にももちろん流れてきています。 「hana」というお店はK-POPグッズやコスメ、韓国雑貨などを販売しています。 女子旅の寄り道にもおすすめです。

その他にも2019年9月には 国際通りのドン・キホーテ屋上7階に写真映えを狙ったスポット が登場しました。 「STEM RESORT-Happy Beach-」 は、日中はかわいいタピオカやかき氷などを提供する カフェ となっています。夜9時からは雰囲気ががらっと変わり、ライトアップが行なわれ、音楽を駆使した ルーフトップバー となるので、気になる人はぜひ立ち寄ってみてください。

お土産探し

何でも揃ってしまう国際通りにはお土産屋もいっぱいあります。定番商品は国際通りで一気に集めちゃいましょう!

まず、 紅芋タルト は沖縄を代表する必ずゲットしたいお土産ですね。ちなみに話題となっていた紅芋チーズタルト、「ちゅら恋紅芋」は、パブロ国際通り店で販売されていましたが、2020年2月29日に閉店となってしまいました。

その他ちんすこうや黒糖も定番のお土産ですが、特におすすめしたいのが石鹸です。

ハーブや果物など沖縄の素材を生かしたハンドメイドの石鹸 、スキンケア商品が販売されているお店も国際通りにあります。自分へのご褒美土産にもぴったりです。

ベルトラの現地オプションツアーでは地元ガイドが案内する裏道ツアーも用意しています。初心者からリピーターまで、どんな方でも楽しめるのでぜひチェックしてみてください。

国際通り周辺のおすすめホテル

国際通りの周辺に泊まれば、朝から夜まで時間を気にせず楽しめるので便利です。空港からも近く、初めての沖縄旅行でも滞在しやすいスポットとしてチェックしておきましょう。

ハイアット・リージェンシー・那覇 沖縄

那覇中心部に位置し、 リゾート気分を味わえる高層ホテル です。 国際通りまで徒歩約3分 と、好立地な点も魅力です。工芸品も多く飾られていて、優雅な空間を作り出しています。リラックスして過ごしたい人に特におすすめです。

JR九州ホテル ブラッサム那覇

国際通りから徒歩約2分の場所にあるファミリー向けホテル。 客室の大きな窓が評判で、那覇の町並みを一望できる部屋もあります。沖縄にまつわる本などが並ぶライブラリーラウンジやリラクゼーションサロンなど、館内施設やサービスも充実していて、快適な滞在を演出してくれます。

ホテル・パーム・ロイヤルNAHA 国際通り

2018年にリニューアルした、 国際通り沿いに位置する人気ホテル です。館内に スパやアートギャラリー があり、 2019年には国際通り初の屋外ウォールスループールとプールサイドバーがオープン しました。ホテル滞在中も、国際通りでのショッピングや食べ歩きもたっぷりと満喫できます。

那覇は沖縄の中心地!那覇発のバスツアーで見どころを制覇しよう

午前発でも午後発でも気軽に参加できるバスツアーは、沖縄旅行の強い味方。旅行時間を無駄にせず、効率よく定番スポットを回ることができます。ベルトラの現地オプショナルツアーでは、那覇の中心地から美ら海水族館、首里城、古宇利島などに行けるプランがそろっています。国際通り散策と組み合わせて、那覇発のバスツアーをぜひ活用してください。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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