【6月30日まで・京都編】上半期の悪い運気を全部リセットする「夏越の祓」神社7選 image

【6月30日まで・京都編】上半期の悪い運気を全部リセットする「夏越の祓」神社7選

千年の都・京都は、夏越の祓の聖地と呼んでも過言ではありません。

世界遺産に登録された社から飛鳥時代創建の古社まで、個性豊かな神社が集まっていて、観光を楽しみながら、複数の神社を巡ることもできるのが京都の魅力です。

そんな京都で夏越の祓を迎えたい人のために、おすすめの神社7社をご紹介します。

夏越の祓とは? 京都と大祓の深い関係

「夏越の祓(なごしのはらえ)」は一年の折り返しである6月30日、上半期の穢れを祓い、下半期の無病息災を祈願する神道の伝統行事です。宮中において大祓が古くから行われており、千年以上にわたって都であった京都は、この行事と最も深く結びついた場所といえます。

平安時代に編まれた『拾遺和歌集』にもすでに「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり」と詠まれており、茅の輪くぐりは都人の暮らしに深く根付いていました。現代の京都でも、多くの神社が6月1日ごろから茅の輪を設置しており、6月丸ごとを「祓いの月」として迎える社もあります。

茅の輪をくぐる作法は、左回り→右回り→左回りと8の字を描くように3回くぐるのが基本。各神社で異なる場合もあるため、境内の案内板を確認しながら丁寧に行いましょう。

京都エリア厳選!「夏越の祓」神社7選

上賀茂神社(かみがもじんじゃ)

正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)」といい、ユネスコ世界文化遺産にも登録された京都最古の神社の一つです。御祭神の賀茂別雷大神は雷を司る神様で、魔除け・厄除け・縁結びのご利益があるとされています。

夏越の祓では6月10日から茅の輪が設置され、6月30日に「夏越神事」と「夏越大祓式」が執り行われます。百人一首にも収められている「風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」という和歌は、上賀茂神社の夏越の祓の情景を詠んだもので、伝統を肌で感じながら穢れを祓うことができます。

北野天満宮(きたのてんまんぐう)

全国に約12,000社ある天満宮・天神社の総本社の一つであり、「天神さん」の愛称で、古くから愛されてきた神社です。御祭神は菅原道真公で、学業成就はもちろん、厄除け・招福のご利益でも篤く信仰されています。

毎年6月25日に、京都最大級の「大茅の輪」が設置され、6月30日には「夏越の大祓」が行われます。さらにミニサイズの茅の輪守の授与も行われ、北野天満宮ならではの体験ができます。梅の名所としても知られる境内は夏でも緑が豊か。上半期の運気をすべて手放す場所として、多くの参拝者が訪れます。

八坂神社(やさかじんじゃ)

京都・祇園の象徴として知られ、全国約2,300社の八坂神社・祇園社の総本社です。御祭神は茅の輪くぐりの発祥と深く結びつく須佐之男命で、疫病退散・厄除けのご利益が名高く、多くの参拝者が訪れます。

毎年6月1日から茅の輪が設置され、6月30日の「大祓式」、さらに7月31日にも「疫神社夏越祭」が行われるため、2度の祓いの機会があります。24時間いつでも参拝できるため、忙しいスケジュールでも訪れやすいパワースポットです。

平安神宮(へいあんじんぐう)

平安遷都1,100年を記念して明治28年に創建された神社で、桓武天皇と孝明天皇を御祭神として祀ります。大内裏の朝堂院を約8分の5の規模で再現した朱塗りの社殿群と、高さ約24メートルの大鳥居が京都を代表する景観を形成しています。

夏越の大祓では重要文化財の楼門「応天門」に茅の輪が設置されます。茅の輪をくぐったあとに振り返ると、京都市内最大級の大鳥居が茅の輪のフレーム越しに望める光景は、ここだけの絶景です。6月24日ごろから茅の輪が常設され、6月30日に「夏越の大祓式」が16時から行われます。

松尾大社(まつのおたいしゃ)

飛鳥時代に創建された京都最古の神社の一つで、大山咋神・市杵島姫命を御祭神として祀ります。大山咋神は「お酒の神様」として、全国の醸造家からも信仰を集め、境内には日本各地の酒造から奉納された酒樽が並ぶ風景が有名です。

毎年6月30日に「大袚式」と茅の輪くぐりが行われます。6月28日には先行して「茅の輪祓・くぐり初め」の神事があり、28日〜30日の間で茅の輪くぐりの機会が設けられています。嵐山観光とあわせて参拝できる立地も魅力です。

車折神社(くるまざきじんじゃ)

平安時代末期に創建され、平安時代の儒学者・清原頼業公を御祭神として祀ります。「約束を必ず守る神様」として知られ、学業成就のほか、商売繁盛や縁結びなどのご利益があるとされています。境内社の「芸能神社」は芸能人や著名人が祈願する社としても知られ、奉納された約4,000枚以上の玉垣が立ち並びます。

夏越の祓では6月1日から30日まで1ヵ月にわたって茅の輪が設置されるため、都合のよい日を選んでゆっくり参拝できるのが嬉しいポイント 。また、嵯峨・嵐山エリアに位置し、京都の奥座敷で上半期を振り返りながら茅の輪をくぐれます。

伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)

全国に約30,000社ある稲荷神社の総本社として、五穀豊穣・商売繁盛・開運招福のご利益で知られています。創建は711年と伝えられ、朱塗りの千本鳥居が連なる参道は世界的な観光名所となっています。

毎年6月になると境内に茅の輪が設置され、6月30日の「大祓式」には多くの参拝者が訪れます。24時間いつでも参拝できるので、忙しい方にとっても訪れやすい神社の一つです。京都随一の知名度を誇る神社で穢れを祓い、下半期の新たな運気を引き込みましょう。

京都ならではの夏越の祓 参拝の心得

水無月を食べて厄除けを完成させる

京都では夏越の祓の日に「水無月(みなづき)」という和菓子を食べる風習が根付いています。外郎の生地の上に小豆をのせて三角形に切ったこの菓子は、邪気を祓う力があるとされています。茅の輪をくぐったあとに京都の老舗で水無月を購入し、家に帰って食べることで、夏越の祓が完結するとも伝えられています。

※当日は売り切れや行列必至のため、事前予約が安心です

複数の神社を「はしご参拝」する際の注意

京都の神社は距離が近いため、1日で複数社を参拝するプランを立てる方も多くいます。その場合は、一社一社で丁寧に茅の輪をくぐり、人形の納め先を混在させないよう注意しましょう。各神社の人形は、授与された神社に納めることが基本です。各社のマナーを守った参拝を心がけましょう。また、6月30日当日の夕方は大変な混雑が予想されるため、公共交通機関の利用や、時間に余裕を持った行動がおすすめです。

おわりに:古都で下半期を迎える準備を

古くからの歴史が受け継がれてきた京都で夏越の祓を行えば、きっと清らかな気持ちになれるはず。下半期も運気良く過ごすために、ぜひ京都で祓い清めてみませんか。

「関東編」も合わせてお楽しみください!

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