100均グッズですぐできる!ハンドメイドの小物入れで温かみのある空間づくりを
クラフトバンドは紙製ならではの加工しやすさから、初心者でも扱いやすいと人気の素材です。
今回は筆者が実際に製作した、100円ショップのクラフトバンドキットで作る小物入れを紹介します。
どれも1、2時間で簡単に作ることができますよ。100均キットのクラフトバンド小物を作って、インテリアにハンドメイドの温もりをプラスしましょう。
- 2〜3時間
- 1,000円以下
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
100円ショップのクラフトバンドキットとは?
100円ショップでも簡単に手に入れられるクラフトバンド。100円ショップのハンドクラフトコーナーでは、クラフトバンドがさまざまなレシピ付きのキットとして販売されています。
今回は100円ショップの中でもクラフトバンドの品揃えが豊富なダイソーを取り上げました。
ダイソーのクラフトバンドキット
クラフトバンドキットの種類が豊富な100円ショップは、ダイソーです。
現在ダイソーでは9種類のキットが販売されています(DAISOネットストア調べ)。
ベーシックな丸型バスケットや収納ボックス、中に仕切りがついたマルチスタンドに加え、お出かけにも使えるカゴバックやトランクなど、完成後すぐに使える便利なものばかりです。製作レベルや所要時間も書かれているので、自分のできそうなレベルのキットから始められます。
現在販売しているカラー
DAISOネットストアで調べてみたところ、現在ダイソーでは17色のクラフトバンドが販売されていました。スモーキーカラーやナチュラルカラーといった自然素材に近い色合いのものから、ローズカラーやオーシャンカラーなどの色鮮やかなものまで豊富に揃っています。
店舗によって品揃えが異なるため、目当てのものが手に入れられないことがある点はご注意を。
小物入れを作ってみよう
お好みのクラフトバンドキットを手に入れたら、早速製作してみましょう。今回は、リーフカラーの丸型バスケットをレシピに沿って製作してみました。
ねじり編みで作る丸型カゴ
レシピには、用意するもの、クラフトバンドの切り方/裂き方、編み方の説明、作り方が詳しく書かれています。初めてでもわかりやすいように写真や図を使っているのも嬉しいポイントですね。レシピに沿って材料を揃えたら、いざ製作開始です。
①軸となる縦ひもを張り合わせて放射状にする
②2本の編みひもでねじり編みし、底を作る
ここが一番手こずりました。1周目を綺麗な円にするのとひも同士の隙間と向きを揃えるのがコツです。綺麗にできていないなと感じたら容赦なく解体してやり直しましょう。時間はかかりますが、その分満足のいく出来上がりになります。
③縦ひもを内側に折って立ち上げ、3本の編みひもでねじり編みする
底の部分とは編みひもの本数やねじり編みのやり方が違うので注意しましょう。編むときに力を入れすぎるとギュッとすぼまる原因になります。全体のバランスを見て力加減を調節しながら編み進めると良いです。
編み終わりはこんな感じになりました。
丸みを帯びた形になっていますが、これは縦ひもの曲がり方が原因です。クラフトバンドは円形の束でまとまっているので、あらかじめクセがついています。そのクセが内側に向くようにするとこのような丸型、外側に向くようにすると上部に向けて反ったような形ができます。これは好みの問題なので、好きな方で作るといいでしょう。
④縦ひもを内側に折り曲げて編みひもにしまい込んだら、完成!
内側はこんな感じ。
途中苦戦することもありましたが、準備から完成まで1時間半ほどでした!編み方になれたらあとはひたすら編んでいくだけなので、初めてでも簡単につくれますよ。
いろいろな編み方にチャレンジ
慣れてきたらレシピ以外の作品にも挑戦していきましょう。今回は、2本組のクラフトバンドを籐(ラタン)に見立て、ラタン編みの小物入れを作ってみました。
籐(ラタン)編み
一見難しそうなラタン編みですが、要領はバスケット作りと同じです。軸部分を作ってから周りをぐるぐると編んでいくイメージでやってみましょう。
中心の底部分は十字編み、周辺はざる編み、縁部分は外返しどめで製作しています。台に押し付けるようにして平らに編んでいくとコースターや鍋敷き、力を入れて引き締めながら編むと丸いカゴのような形ができあがります。十分な深さが編めたら、縁の部分を作りましょう。端を編みひもに差し込んでボンドでとめたら完成です。
物を載せるとこんな感じ。平皿のような小物入れなので、玄関の貴重品受けに合いそうですね。
クラフトバンドキットで簡単にハンドメイドしよう
クラフトバンド製作の一歩目としておすすめなクラフトバンドキット。
今回紹介したのは一部ですが、どのレシピも初心者が簡単に作れるようになっています。工夫すれば一つのキットで複数の作品を作ることもできますよ。自分で作った作品は愛着が湧いて、飾って見るのも楽しくなります。
ハンドメイドを始めるきっかけとして、こうしたキットも活用してみるといいですね。
やってみよっか?