【4月12日はパンの日】パン消費量日本一で激戦区・京都で絶対に食べておきたいパンは？
4月12日はパンの記念日。1842年4月12日に日本で初めて本格的なパンの製造が行われたことから、パン発祥を記念して定められた記念日だそうです。
今回は全国でもパン激戦区で有名な京都のパン屋さんにスポットを当てて、パンの魅力を紹介したいと思います。
1,000円以下
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■京都はパン激戦区
京都といえば日本文化の中心地として発展してきた街で、どちらかというと「和」のイメージがあるかもしれません。
しかし、実は京都人はパンが大好き。
総務省の家計調査によれば、最近5年間で1世帯当たりのパンの消費支出額の都道府県県庁所在地別ランキングで 京都市が全国1位 。日本で随一のパン好きな街なんです。
それに伴いパン屋さんの数も多く、かなりの パン激戦区 となっており、レベルも高くなっています。
京都の老舗パン屋さんを紹介
京都のパン屋さんといえば、 「進々堂」「志津屋」 のふたつを思い浮かべる人が多いはずです。
どちらも京都創業の老舗店で、京都市内・京都府内に複数店舗を持っている有名店です。各店の名物パンや特徴などをご紹介します。
フランス仕込みの「進々堂」
進々堂は1913年、京都市左京区創業のお店です。
創業者が日本人初のパン留学生としてフランスに留学し、 本格的なフランスパン を初めて日本でつくったという歴史があります。
そのため今でも進々堂のフランスパンは大人気商品で、本格的なバゲットなどおしゃれな海外風のパンがたくさん並んでいます。
京都にあるというと、大阪や神戸にもあるんじゃ…？と思う方もいるかもしれませんが、実際に京都府にしか店舗がないため、京都に行く際にはぜひ押さえておきたいお店です。
進々堂のおすすめはパン食べ放題！
進々堂にいくなら、 パン食べ放題のついたモーニングやランチ が圧倒的におすすめです！
開催している店舗は、ベーカリーレストラン店舗の寺町店・北山店・府庁前店・三条河原町店（2022年3月情報）。
今回は三条河原町店に訪れてみました。土曜の朝9時半ごろに到着して、待ち時間5分ほどで案内してもらえました。開店時間に様子を見た時はかなり人が並んでいたこともあるので、時間には注意した方がよさそうです。
私は スープブレックファーストセット を注文し、 ブレッドサービス・ドリンク付で 1,000円 という言うまでもなくお得なモーニングです。
選ぶことができたのは、ブリオッシュや明太バゲット、クロワッサンなど6種類ほど。 お代わり自由 で自席まで持ってきていただけるため、思いっきり食べられます。
モーニングを食べると、とっても贅沢で充実した一日に感じるのでおすすめです。
店内は地元民だけでなく観光客もたくさん。京都観光の際にはぜひチェックしてみてください！
京都市民に愛されるベーカリー「志津屋」
志津屋は1948年に創業したお店で、「京都市民に愛されるベーカリー」と称されるお店。
特に カルネ は大人気商品で、京都市民なら誰もが知っているソウルフード的存在です。他にサンドイッチも人気で、 ビーフカツサンド も定番商品です。
志津屋はぎりぎり大阪府内にも店舗があります（京阪くずは店）。
また、新大阪の新幹線改札内のキオスクでも志津屋のパンが販売されていることがあります。主にサンドイッチや菓子パンなどが中心でしたが、名物のビーフカツサンドも見かけたことがあるので、もし見つけた際には旅のお供に購入もおすすめです。
志津屋で絶対食べてほしいカルネ
志津屋で絶対に抑えておきたいのがカルネ です。
カルネは創業者がドイツへ行った際に影響を受けて開発されたサンドイッチだそうで、志津屋で最も人気があり、全店で1日に5,000個から6,000個販売されるという情報も。
トースターかオーブンで 温めてから食べる ことが公式からも推奨されています。私はいつもトースターで少し温めて食べています（あまり焼きすぎるとちょっと違う食感のパンになってしまうため、加減が重要）。
イートインできる店舗では、温めて提供していただくことができます。
カルネの特徴はフランスパンの生地のようなカリッとしたパンと、間に挟まれている具と特別なマーガリンの味わい。
実はこの マーガリンが大人気 で、商品化もされているほどです。
こういった工夫も志津屋の人気の秘密かもしれません。
他にも老舗のパン屋さんがたくさん！
進々堂や志津屋は複数店舗を展開していますが、京都には他にも昔ながらのパン屋さんも点在しており、根強い人気があります。
まるき製パン所
まるき製パン所は松原京極商店街にある老舗のパン屋さん。町屋が並ぶ通りにあり、店構えもレトロで素敵です。カレー味の揚げパン・ ニューバード や、 コッペパン が人気の懐かしい雰囲気のお店です。
ササキパン本店
市内から少し離れますが伏見桃山にあるこちらも老舗店舗。
楕円型の京都メロンパンやサンライズを中心に、シンプルながら変わらない味を提供し続けてくれるお店です。 昔ながらのパッケージ もレトロで人気があります。
最近人気の京都の人気パン屋さんは？
老舗だけでなく、トレンドを抑えた新しい業態のパン屋さんも人気となっています。
グランマーブル
グランマーブルは京都で生まれた デニッシュ専門店 。
ギフトとしても人気 で、特別感のある味わいと包装がおしゃれなお店です。私も友人の結婚式の引き出物としていただいたことがあり、嬉しかったです！
通販で全国に配送可能で認知度もあるため、京都発祥だったの？と思う方もいるかもしれません。店舗限定商品もあるので必見です。
Le Petit Mec
東京をはじめ他府県にも店舗があるため、購入できる機会は多そうです。
ここも京都が創業のパン屋さんで、フレンチスタイルのブーランジェリー。特に 焼きたてのクロワッサン は大人気で、幅広いラインアップのパンが味わえます。
お取り寄せ情報も紹介！
進々堂・志津屋では冷凍パンやあんパンなどを通販で購入することができます！
進々堂では冷凍パン購入可能
冷凍パン を中心に、普段食べるものからギフトまで幅広く購入できます。冷凍なら食べたいときに食べられるようにストックもしておけるので便利ですよね。
志津屋のあんパンはギフトにも
志津屋のショップでは あんパン を購入することができます。あんがぎっしりつまったパンで、それぞれ個包装でギフトにも使える商品になっています。
京都では、パン屋さんも要チェック！
京都には歴史のある老舗から最新のトレンドを抑えたお店までレベルの高いパン屋さんがたくさん。
普段の生活に欠かせないパンからちょっと贅沢な気分になりたい時までシチュエーションも様々にパンを選ぶことができます。
観光で京都に来ると観光名所巡りに忙しくなりそうですが、色々なパンを食べてお気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません。
今は通販で手に入るものもあるので、パンの日にはそれぞれ好きなパンを食べて楽しんでみてくださいね。
出典・参考
やってみよっか？
