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ベランダガーデニング初心者には「インパチェンス」がおすすめ!すぐできるポット苗の植え付け

園芸店の店頭には、春から秋にかけて、かわいらしい花がたくさん並んでいます。ポット苗を買ってきて植え付けるにしても、どうやったらいいのか、悩んでしまいますね。

でも、ポット苗の植え付けは意外と簡単。丈夫で育てやすい苗を選べば、びっくりするほど豪華に育ちます。

はじめてのベランダガーデニングで育てるならコレ!【インパチェンス】

インパチェンスは冬以外ずっと花が咲く

インパチェンスは、寒さに弱いので一年草扱いされている草花。八重咲のものを選ぶとミニバラのような花がたわわに咲きます。しかも、最近さらに一回り大きな花を咲かせる新品種が登場しました。

春~初冬、花を途切れることなく咲かせ続けるのに、お値段はワンコイン以下でバラの1/10にもなりません。コスパ最高の花です。

インパチェンスは日差しが柔らかな場所で育てて

インパチェンスは、あまり日当たりがよくない場所の方がよく育ちますが、家の中ではちょっと暗すぎるので、北側の玄関先とか、あまり日当たりがよくないベランダで育てるのにぴったりです。

我が家のベランダは日当たりがよすぎるので、インパチェンスはバラの鉢と鉢の間に置いて、日当たりをやわらげて育てています。

インパチェンスは温かい場所で越冬させればずっと育てられる

インパチェンスは寒さに弱く、5℃を下回る環境に置くと、溶けたように透明な茎になって次第に枯れてしまいます。そうなる前に温かい場所に置き場所を変えると、越冬して、春にはまた花を咲かせてくれます。

でも、枯れてしまったら、また、春に新しいポット苗を買って栽培に挑戦しましょう。

インパチェンスのポット苗の植え方とコツ

植え付け前に準備するもの

  • ポット苗
  • 培養土
  • 腐葉土
  • 鉢底石とネット
  • 6号以上の植木鉢
  • 肥料

どんなものを用意したらいいのかわからないときは、

はじめてのベランダガーデニング|苗の植え替え・植え付けのときの必須アイテム

を参考にしてください。

植木鉢はできれば8号くらいがベストです。小さい鉢の場合は土が少ないので、根がダイレクトに暑さ寒さの影響を受け、ちょっとしたことで枯れやすくなってしまいます。失敗しないために、大き目の鉢を用意しましょう。

植え付け手順

植木鉢の底にネットに入れた鉢底石を入れる

ネットの中に一重に鉢底石が入るくらい入れておきましょう。

培養土に腐葉土を混ぜて鉢に半分くらい入れる

土を入れてみた後、ポットをつけたままのポット苗を鉢に入れてみて、苗の地際が植木鉢のふちより3cmくらい低い位置になるよう、土の量を調整します。

土に水をかけてしめらせる

あらかじめ土が湿っているときの方が、苗の根付きがよくなるので、先に下の方の土に水やりしておきます。もちろん、面倒な時ここを省略しても、即枯れるということはありません。

ポットを外した苗を鉢の真ん中に置く

左手で苗の底を持ち、茎を保護しつつ土に覆いをするつもりでポット苗の茎の付け根に右手を差し込み、ひっくり返し、左手でポットを上に引っ張って外します。

ポットを外したら左手を土の上にのせて、また、そっとひっくり返し、右手をそえたまま土の上に載せていきます。

苗の周りに腐葉土を混ぜた培養土を入れていく

水やりがしやすいよう、鉢のふち2~3cmくらいが空間になるようにします。この空間はウォータースペースと言います。

苗の元の地際が少し埋まる程度に土をかぶせます。

上から柔らかく土を押し込んで軽く固める

培養土はふわふわなので、軽く上からきゅきゅっと抑えて、苗を固定します。がちがちに固める必要はありませんが、ある程度固まっていた方が水やりしたとき土の浮きがすくなく、苗がしっかりします。

たっぷり水やりする

鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりします。 茶色い水が透明になるまで水やりするのが基本 と言われていますが、早々に透明にはならないので、ある程度きれいになるまでにしておきましょう。

インパチェンスのポット苗を植えた後の管理方法

日当たりが強くない場所に置いておく

インパチェンス以外の苗の場合、植え付け後2日くらいは日当たりがあまりよくないところに置いておき、そのあと育てるのにぴったりの日当たりに移動させます。

インパチェンスは日当たりがあまりよくない状態をこのむので、ずっと日陰に置いておきます。

水やりと肥料

天気がいいときは毎日水やりします。植え付け後2~3日して苗がしっかりしてきたら、株元に肥料を2~3粒まいておきましょう。

花数が少なくなってきたな~と思ったら、肥料をまた2~3粒まいておきましょう。すぐに蕾が付くようになります。

終わった花は手でちぎっておく

枯れた花は、手で簡単に取れるので取り除いておきます。傷んだ葉っぱも、インパチェンスは柔らかいので、手でちぎっておきます。たまに茎ごと取れることもありますが、すぐにリカバリーするので気にしなくて大丈夫です。

意外と簡単!ポット苗の植え付けはポットを外して周りに土を入れるだけ

インパチェンスのポット苗の植え付け方を紹介しましたが、ほかのポット苗でも植え付け手順は同じです。

パンジー・ビオラのように、苗のふちの部分の土を落として、苗の底を割ってから植え付けた方がいいようなものもありますが、ふちの土を落とさなくても、底を割らなくても、枯れるわけではないので、気にせずどんどんトライしてみましょう。

やってみよっか?

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