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はじめてのベランダガーデニング|植木鉢の選び方&苗の植え付け必須アイテム

ポリポットに入った小さなポット苗を購入したら、なるべく早くに大きな鉢に植え替えて育てます。ハイビスカスのように、根っこがぐんぐん伸びる植物も、小さな鉢に植えられているので、なるべく早く植え替えます。

ベランダガーデニングで苗を植え替えたり植え付けたりするとき、どんなものを揃えたらいいのか、詳しく紹介していきましょう。

ベランダガーデニングにぴったりの植木鉢選びの3つのポイント

軽さが重要!テラコッタよりプラスチック製を選ぶ

かっこいいテラコッタ製の鉢も好きですが、重いので、大量にベランダガーデニングに使うのはおすすめではありません。重い鉢は、配置換えの時にも大変苦労します。

自分以外が見ない場所の植木鉢には、コスパと軽さを兼ね添えたプラスチック製の植木鉢をえらぶようにしましょう。

元の植木鉢が余裕をもってすっぽり入る大きさを選ぶ

植え替えるとき、“一回りか二回り大きな鉢に“と言うのは、4号鉢なら5~6号鉢に、という意味ですが、いろんな形の鉢があるので、号数だけではちょっとわかりにくいですね。

ハイビスカスを例にすると、根を大きく広げるので、買ってきた鉢ごと余裕をもってすっぽり入るくらいの大きな鉢に植え替えるのが最適です。

私は、ダイソーのプラスチック鉢が使いやすく大きいので気に入って使っています。草花の小さなポット苗を植え付けるときにも、大体ダイソーの8号鉢を使っています。

深さがしっかりあるものを選ぶ

中には横へ横へと根を広げる植物もありますが、大部分の植物は横方向よりも下方向への伸びの方が大きくなるので、広がっている底の浅い鉢よりも、細くても深さがしっかりある鉢の方がおすすめです。

ベランダガーデニングの培養土は使い終わりも考える

ガーデニングに使う土は、草花用の培養土であればなんでも使えますが、問題になるのは、使い終わった土です。庭や畑があれば、隅に積んでおけばいずれ土に還りますが、ベランダガーデニングではそうはいきません。東京23区など、土を処分できない自治体もあるので、使い終わりを考えた土選びも大切です。

培養土は軽くて捨てられるものを選ぶ

ベランダガーデニングでは、燃えるゴミに出すことができる「軽く」「捨てられる」と表記のある植物繊維でできた培養土を使うのがおすすめです。非常に軽いので、鉢を動かすときの負担も軽くなります。肥料の入っていない植物繊維単体のものも販売されていますが、あらかじめ肥料が配分されている培養土の方が初心者向きです。

水持ちの悪さは腐葉土を混ぜて改良する

燃えるゴミに出せる軽い培養土は、水含みが非常に悪いので、腐葉土を混ぜて使うのがおすすめです。培養土と腐葉土の混ぜ方は、使うとき、鉢皿などに培養土と腐葉土を取り出し、文字通り「混ぜ混ぜ」するだけです。

ただし、腐葉土は熟成度合いがメーカーによってまちまち。しっかり熟成された腐葉土を入手しましょう。おすすめは、「十万年腐葉土」です。他社製品と一線を画した熟成度合いのサラサラ感が絶品です。

植木鉢の水はけと虫対策に手に入れたい2つのアイテム

水はけを改良する【鉢底石】

水はけをよくするために、鉢底に入れる石が鉢底石です。100均でも購入でき、砕いた発泡スチロールなどを鉢底石の代わりに使うこともできます。もちろん、鉢底石を使わないでも植物栽培に問題はありませんが、根の通気性を維持するために使うのをおすすめしています。

虫の侵入を防ぐ【鉢底ネット】

鉢穴の上に敷いて虫の侵入を防ぐのが本来の鉢底ネットの使い方ですが、袋状のネットに鉢底石を入れて鉢穴を防ぐようにセッティングして使う方法がおすすめです。

鉢底石をネットに入れておくと、植え替えの時に土と鉢底石が簡単に分離できます。

画像のネットは排水溝ネットですが、排水溝ネットはすぐボロボロになります。おすすめはオクラの入っているオクラネットです。オクラネットは丈夫で2年くらいでは朽ち果てません。

あると便利な植え替えアイテム

土入れ

苗の植え付けに使うのは金属製の移植ごてを使うものと思われがちですが、ベランダガーデニングではそんなにカチカチの土を使うことはないので、プラスチック製でも十分に対応でき、移植ごてよりもむしろ、ずっと柔らかな土入れの方が使い勝手があります。

ダイソーで買った土入れは、移植ごてとセットになったプラスチック製ですが、移植ごての方はほとんど使っていません。土入れは、土を入れるのも肥料をまくのも、植穴を掘るのにも使いやすく、これだけで十分でした。

ガーデンシート

土をベランダにこぼさないように、ガーデンシートの上で作業をすると片付けも簡単です。鉢のお留守番に鉢植えを入れて水をはっておくのにも使えますが、柔らかいので水漏れしないよう、広がりやすい部分を外から押さえておく必要があります。

高価なものや、頑丈なものもありますが、破れたり汚くなったらポイ捨てできる100均のものが使いやすいです。

ベランダガーデニングにぴったりの材料を揃えよう

ベランダガーデニングで植え替えや苗の植え付けに使いたい植木鉢や培養土をご紹介しました。残土処理にはリサイクル材を使って土をリサイクルする方法もあります。栽培に慣れたら挑戦してみてくださいね。

やってみよっか?

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