お庭のないおうちでも楽しめるベランダガーデニング|我が家のグリーン事情を紹介
ガーデニングはお庭のあるおうちで時間が余っている人がやるものと思われがちですが、お庭がなくても、賃貸であっても、ガーデニングは楽しめます。
ガーデニング歴18年、ベランダガーデニングを再開して4年の我が家(実際は夫の下宿)のグリーン事情をご紹介します。
ベランダは私だけのバラ園
バラ
長野の自宅の庭で育てていたバラを、正月休みで帰省していた息子たちに手伝わせて堀り上げ、鉢植えに仕立て直して車に詰め込んで持ち込み、育てています。(ベランダガーデニングを再開して育て始めたバラも数鉢あります)
庭植えではノープロブレムだったコガネムシの幼虫の食害で枯れるものが出たり、鉢植えでバラを育てる難しさを実感しつつ、日々バラがそばにある暮らしを楽しんでいます。
多肉植物
多肉植物は日当たり良好な屋外栽培が最適とずっと思っていたのですが、どちらかといえば日当たりがそれほど良くない屋外栽培の方が向いているのではないかと思っています。
正直言って、長野の自宅の窓辺の方が管理は容易です。寒冷地だけでなく、暖地でも多肉植物栽培もマスターできるよう、枯れ果てる多肉植物たちに凹みながらも、日々栽培を続けています。
ベジタブルガーデン
夫の下宿はベランダの日当たりが良好でとても広いのですが、バラ栽培にスペースを最大限に使いたいので、ベランダのベジタブルガーデンはどうしても身近で育てたいもの限定です。現在育てているのは、バジル・内藤とうがらし・三つ葉・苺・長芋です。
自家栽培の野菜のみを食べて大人になったし、貸し菜園を借りて野菜作りも楽しんだことがあります。もし、”畑なし”で豊富に野菜を収穫しようと思うと、畑で育てるときの数倍の手間暇が必要になってきます。
今の私には、おまけ程度のスペースで、ちょっぴり栽培がぴったりだと考えています。
リビングの窓辺はグリーンの特等席
観葉植物
しっかり日差しの入るリビングの窓辺は、多肉植物を育てるのにぴったりの場所です。うまく育ってくると、観葉植物はぐんぐん大きくなるので、なるべく小さくて育っていない植物を購入してきますが、巨大化する一方です。
多肉植物(苗)
多肉植物を育てていると、横からどんどん新芽が伸びてくるので、いい加減いっぱいになってくると株分けが必要になってきます。
ベランダは、幼苗には日差しが強すぎるので、リビングの窓辺で管理しています。
増やすと貰い手を探す必要が出てくるので、増やさない方向にもっていきたいのですが、捨てるのがかわいそうでつい増やしてしまいます。
キッチンサイドをグリーンでいっぱいに
観葉植物
キッチンサイドにある程度日差しが入ると、植物を置かずにはいられなくなります。
洗い物をしているときや野菜の皮むきをしているときなどに、目にグリーンが映るとたのしくなるので、キッチンサイドにグリーンは欠かせません。
キッチンサイドは目が届きやすいので、水切れすると枯れやすい植物や、調子を崩しやすいハイドロボール培地で育てている植物を置いています。
水耕栽培
ネギ、三つ葉、セリ、ハーブなど、水に挿しておくだけでフレッシュな状態が長く保てる野菜を保存もかねてキッチンサイドで育てます。
芽の出たサツマイモの先っぽを水に挿して観葉植物として育てて楽しんだり、ミックスレタスの種をスポンジの上にまいて水栽培したり、空き瓶や空き容器でも楽しめます。
毎年年末にクワイを水栽培していますが、かっこいいグリーンに育ちます。
バスルームもトイレもグリーンガーデン
バスルーム
湯船にゆったり浸かったバスタイムに、見上げる先にグリーンが揺れていると、ほっこりうれしい気持ちが溢れます。
湿度の高いバスルームは、多湿を好む植物にぴったりの環境です。
北向きの窓なので、寒さに弱い植物は育ちにくく、日々のお風呂掃除のとき”鉢を外に出してまた戻す”手間はかかりますが、デメリットを上回るメリットを感じています。
トイレ
水の流れるところに植物を置くこともできますが、私は窓辺にだけ飾っています。万一、植物が原因で水がうまく流れなくなったりしたら困るからです。
トイレに入るとき、必ず窓辺に目を向けるわけではありませんが、なくてはならないグリーンの一つです。
お庭がなくてもガーデニングを楽しみたい
ガーデニングを楽しむには、お庭は必須アイテムではありません。広々とした日当たり良好なベランダでベランダガーデニングを楽しんでいますが、ベランダがない場合でもガーデニングは楽しめます。まずは一つ、気になる植物を育ててみませんか。
やってみよっか?