【吸い込まれるような緑の世界へ】新緑が映える京都の絶景スポット4選 image

【吸い込まれるような緑の世界へ】新緑が映える京都の絶景スポット4選

お花見や紅葉の季節は、京都は観光客で大混雑。遊びに行こうと思っても人が多くてなかなか行くことができないという方もいたかもしれません。

しかし時期を少しずらすと、ほどよくゆったりと観光できるように。

桜は散っていても、新緑の季節がやってきます。青々とした葉を眺めながら、緑に癒されて京都の風情を楽しめますよ。

今回は春から夏に訪れたい、京都で新緑がおすすめのスポットをご紹介していきます。

おすすめの新緑スポットってどんな場所?

京都は紅葉の名所といわれますが、その紅葉は カエデの葉 。春には青々とした緑色の 「青もみじ」 として生い茂ります。そして花見の時期に私たちを楽しませてくれた桜も、花が散った後ははつらつとした葉が成長し、緑が美しい風景をつくります。

そんな新緑の風景は、季節限定の絶景スポット。

見ごろはどこも4月~6月頃。梅雨に入ってから、雨が降っていても楽しむことができるのも特徴です。雨露を受けてあおあおと輝くように生い茂る新緑も、また趣があっておすすめです。

【1】琴坂(興聖寺)

宇治川を渡ったところにある絶景

京都、 宇治の名勝として知られる琴坂 。琴坂は、 興聖寺(こうしょうじ)というお寺の参道 にあたる場所です。

宇治といえば観光で 平等院 を訪れる方は多いと思いますが、そこから駅の方に引き返してしまうというパターンがほとんどかもしれません。宇治にはまだまだ素敵なスポットがあるので、宇治川の上流や宇治川を渡って楽しんでみるのもおすすめです。

興聖寺はそんな宇治の少し奥まった場所にある曹洞宗のお寺。宇治川を渡って少し歩いたところにあり、現役の修行道場としても使われている歴史あるお寺です。中でお参りをしたり御朱印をいただくこともできるので、 琴坂と一緒に訪れるのもおすすめ です。

「琴坂」にかかる、新緑のトンネル

宇治川沿いに興聖寺の総門があり、そこから山門までのゆるやかな上り坂が 「琴坂」 です。

細長い坂の形と、その両端を流れる川のせせらぎが琴のように響くことから「琴坂」という名がついたのだとか。両端から木々が坂を覆うように生い茂り、一面が緑に覆われた風景を作り出しています。

新緑の頃に訪れると、まさに 緑のトンネルを潜り抜けるような体験 ができます。秋には紅葉のトンネルになるのですが、こちらは大変混雑するのでやはり新緑の頃がおすすめです。

夏になると緑の色も少し変わってきて、その緑のグラデーションも楽しむことができます。 静かに琴のような川のせせらぎを聞きながら散歩したい場所 です。

【2】瑠璃光院

"京の奥座敷"八瀬の緑

瑠璃光院では、春から夏にかけては青もみじ、秋は紅葉と季節ごとに色づく美しい景色を見ることができます。

瑠璃光院は比叡山の麓にある浄土真宗のお寺。叡山電車「八瀬比叡山口」駅が最寄りとなっていて、繁華街からは少し離れた立地。移動に時間がかかるので、瑠璃光院を目当てに訪れるのがおすすめです。

八瀬というエリアは天武天皇が壬仁の乱で負傷したときに治療し静養した場所でもあるそう。歴史を感じながら、ゆっくりと新緑に癒される時間を過ごしてみましょう。

通年の一般公開はしておらず、 春・夏・秋の一部時期のみ季節限定で特別拝観 を行っています。コロナ禍では予約制でしたが、春の特別拝観では当日でも順番を待つことで入ることができるそう。訪れる際には 公式ウェブサイト をチェックしてみて下さいね。

瑠璃光院では、特に 書机のリフレクション写真がSNSでも大人気 。こちらは順路ではまず訪れる場所・ 書院の二階 にあります。多くの方が写真を撮っているので、順番を守ってベストショットを狙ってみて下さいね。

他にも、一階から見られる「 瑠璃の庭 」も必見スポット。庭にあるカエデが目の前に迫ってくるような迫力と、一面緑のグラデーションが楽しめます。雨の日はより緑が深く、濃く映りそれもまた素敵な光景。

お天気が悪くてもじっくり楽しむことができるので、雨だからと諦めずに訪れてみるのも良いかもしれません。晴れの日以上に美しい光景が見られるかもしれませんよ。

2023年の拝観期間を要チェック!

青もみじが見られる2023年の拝観は、

春季

  • 拝観期間:2023年4月15日(土)~5月31日(月)
  • 拝観時間:10時~17時(16時30分閉門)

夏季

  • 拝観期間:2023年7月1日(土)~8月17日(木)
  • 拝観時間:10時~17時(16時30分閉門)

となっています。公式ウェブサイトに参拝の注意点などがあるのでぜひチェックしてみて下さい。

【3】二尊院

嵐山散策を楽しみながら訪れたい寺院

二尊院は嵐山にある寺院。紅葉の名所として知られていて、春~初夏にかけては、 絶好の青もみじの撮影スポット になります。

駅からは少し離れているので、散策しながら楽しんでみて下さい。人力車で案内してもらうことも可能ですよ。

「二尊院」は、平安時代に嵯峨天皇の勅願により建立されたという歴史のある寺院。境内には京都の発展に尽力した角倉了以の銅像や墓、小倉百人一首が選定された時雨亭跡(諸説あります)などがあり、みどころがたくさんあります。

青もみじの撮影スポットを紹介

総門を入ってすぐの参道は「 紅葉の馬場 」と言われています。馬が駆け抜けられるほど広くいということから名付けられたそう。こちらの両脇には もみじと桜が交互に植えられているというので、青もみじがとっても美しく映えます。

参道を抜けた後の 「黒門」「勅使門(唐門)」 そしてさらなる奥へと向かう階段付近も新緑が美しく、おすすめの撮影スポットです。

桜や紅葉の頃は二尊院も大混雑し、どうしても人の映り込みが気になってしまうので新緑の頃が一番おすすめ。

ぜひ美しい緑をカメラにおさめてみてください。

【4】常寂光寺

紅葉の名所・常寂光寺は春もおすすめ!

嵐山にあり、 二尊院とあわせて訪れたいスポット が常寂光寺。二尊院からは徒歩でアクセスできます。

常寂光寺も、紅葉の名所として知られるお寺で、新緑の頃には青もみじを堪能することができます。

秋は多くの人でにぎわうので、こちらも混雑をさけて訪れてみては?

境内には撮影スポットがたくさん

入口の山門から「仁王門」までの参道 は、緑のトンネルのよう。まずはここで写真を撮ってみて下さい。

そして仁王門の右手を進んだ 「末吉坂」 も絶好の撮影スポット。キャンペーンの表紙になったこともあるという美しい新緑を見ることができますよ。

また常寂光寺で必見なのが 境内の苔 。青々とした新緑と呼応するように、深い緑が映えます。一面の緑をぜひ堪能してみて下さい。

新緑の季節は春から夏だけ!季節限定の風景を楽しんで

新緑が美しいスポットを紹介してきました。

桜の名所や紅葉の名所は、もちろん新緑の名所 でもあります。

紅葉やピンクの桜とはまた違った緑のコントラストが美しい新緑の風景を、季節限定で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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