ハンドメイド初心者におすすめ!基本のラタン編みで鍋敷きを作る方法 image

ハンドメイド初心者におすすめ!基本のラタン編みで鍋敷きを作る方法

ナチュラルな風合いが魅力のラタン(籐)を使った家具や雑貨は、幅広い世代から人気の高いおしゃれグッズ。

今回は、そんなラタン雑貨を簡単に手作りする方法をご紹介します。

難しそうに見えるラタン編みも、基本の編み方をマスターすれば簡単に編むことができるようになりますよ。

基本のラタン編みで作る鍋敷き

ラタンの編み方は、堅芯を中心に組んでそれを軸に編みひもを組んでいくのが基本です。

慣れないうちは難しいところもあるかもしれませんが、何回か作れば綺麗に編むコツが掴めてきますよ。

今回は、 Urban Villege ラタンクラフトさんの「ラタンで作るお花コースター」 を参考にしながら作ってみました。

動画はコースターの作り方ですが、そのまま編み進めれば鍋敷きができるということで、今回は鍋敷きのサイズで作っています。編みひもと堅芯の長ささえあればサイズ調整ができるので、お好みのサイズで作ってみてくださいね。

製作に必要な道具

ラタン製作は基本的に身近な道具だけで簡単に作ることができますが、ここでは特にあると便利な道具を紹介します。

  • 霧吹き
  • 目打ち(ドライバーなど先端の尖ったものでも可)
  • 剪定バサミ(先が尖った切れ味の鋭いハサミ)
  • 大きなボウル、またはバケツ

これらの道具があると、ラタン製作はとてもやりやすくなります。

ラタンは水に浸して柔らかくしてから編んでいくのですが、編んでいるとだんだん乾いてきて折れやすくなります。 適度に霧吹きで水を足してあげる ことで、ラタンを痛めることなく綺麗に編むことができますよ。

目打ちは編み目にラタンを通すときに重宝します。足し芯をするときや縁の処理をするときには、これが欠かせません。

ラタンは普通のハサミでも切れないことはないのですが、ある程度太さがあるととても切りづらくなるので、剪定バサミのような切れ味の鋭いもの、また小さな隙間にも対応できる先の尖ったものがあると便利です。

作り方

ラタンの下準備

堅芯35cm 13本、編みひも10gを用意します。

堅芯は水に濡らさずそのまま使いますが、編みひもは30分ほど水につけて柔らかくしておきましょう。

30分経っても曲げたらすぐに折れてしまうような状態であれば、もう少し長く浸しておきます。曲げてもグニャッとなって折れないくらいがよいです。

堅芯を下6本・上7本に分けて十字に組む

下に堅芯6本を縦に置き、その上に堅芯7本を横に置きます。

大体中心が交わるように左右の長さを調整してください。

上の芯を親指と人差し指で挟み、下の芯を手のひらと他の指で掴むようにして片手で持ちます。親指と人差し指だけで芯を持てたらより編みやすいです。

編みひもを使って十字の中心を固定するように交互に2周編む

十字の右側・横に置いた7本の芯の下に編みひもをそわせ、上から下に折り曲げます。

ここで編みひもが折れてしまう場合は、もう少し水に浸して柔らかくしましょう。

次に縦に置いた6本の芯の下を通るように左に曲げます。その次は7本の芯の上を通してください。

このように上下交互に編みひもを通すことで、十字に組んだ軸を固定していきます。編みひもは なるべく隙間ができないように引き締めながら編む のがコツです。

2周できたら表面が完成です。

裏返してもう2周編む

次に裏返して、Uターンするように通ってきた道すじを同じように編んでいきます。

ここも編みひもに隙間ができないよう引き締めながら丁寧に編みます。

堅芯を2本ずつに分けて編む

表裏2周ずつ編めたら、堅芯を2本セットに分けながら同じように上下交互に編んでいきます。

7本のところは1本余るので、隣の軸から1本持ってきて合わせて編みます。

6本軸のところから分けて編み始めると綺麗に上下交互にできるのですが、始まりの場所を間違えるとうまくいかないので 表裏の2周ずつがきっちり同じ場所で終わっているか を確認してください。

最初の1周がとても固く、隙間が埋まらなくて大変ですが、芯が太めの場合はそんなものだと割り切って編み進めましょう。芯が細くて柔らかめだとスムーズに編めると思います。

それぞれの芯の角度を整えながら綺麗な放射線状になるように編む

13本の軸が綺麗な放射線状になるように角度を整えます。

最初の1、2周で大体軸が固定されるので、後の仕上がりのためにも慎重に編んでいきましょう。

軸が固まって編みひもの余裕ができると、一気に綺麗な編み地になっていきます。

力いっぱい編むと平面でなくなってしまうので、 テーブルの縁などを利用して編み地を平面にしながら編んでいくやり方がおすすめ です。時折前後に曲げたりすると編みひもにゆとりができますよ。

編みひもを替えるときには、裏側で端が交差するようにして編み替えます。

編んでいくうちに自然と固定されるので、特別な処理は必要ありません。

堅芯を編み目に差し込んで処理する

十分な大きさに編めたら、堅芯で縁を作ります。

動画では花びらのように丸みをつけた縁の作り方が紹介されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

縁の種類はたくさんあるのですが、このやり方をマスターすればいろんな作り方に応用できるのでおすすめです。

今回は鍋敷きの方が芯の長さが足りなかったので、シンプルに編み地に差し込む形で仕上げました。

完成!

最初の方で手こずりましたが、2時間ほどで完成しました!

全くの初心者でも意外と短時間で編めたので、慣れていけばもっと早く編めるようになれそうです。

今回参考にしたやり方以外にも、中心の軸が4つになっているものなどいろんな種類があるので、余ったラタンを使って作ってみたいと思います。

ラタン編みでいろんな雑貨を作って楽しもう

ラタンは扱いも簡単で比較的安価で手に入る素材です。いろんな形に対応できるので、花瓶のカバーやランプシェードなども作れますよ。

自然素材を使った雑貨や家具が好きな人は、ぜひ一度自分の好きなものをハンドメイドしてみてはいかがでしょうか。

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

特集連載

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります